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ウラジミール・バイエル (チェコ)
【 1975 ~       】



ウラジミール・バイエルは移民の子で、子供の頃から疎外されて育った。

学校も通常ではなく特別な学校に通い、卒業証明書を得る事が出来なかった。

バイエルは幼い頃から犯罪に手を染め、友人らと犯罪グループを形成した。


1992年、バイエルは共犯者の2人と共に退職者の男性 (67歳) を殴り盗んだ。

バイエルは当時17歳だった為、懲役7年が言い渡された。

専門家の意見によるとバイエルは狂人でもなければ逸脱者でもなく、社会復帰は十分可能だと判断した。

その為、バイエルは3年で仮釈放となった。

釈放されたバイエルだったが仕事に就く事が出来ず、母親によって養われた。

バイエルはガールフレンドが出来ると同棲を始める。

だが、バイエルはガールフレンドを殴り虐待を行った。


2000年秋、ガールフレンドはバイエルと別れた。


2001年1月、バイエルは「世界に復讐しなければならない」と考えるようになる。

バイエルは姪のモニカ (7歳) を学校の前で待った。

その後、モニカを連れアパートに行くと、モニカに元ガールフレンドに戻って来なければ殺されると手紙を書くよう強要した。

手紙を書かせた後、バイエルはモニカの口にハンカチを押し込み、首を絞めて殺害した。

死体を廃棄された小屋の中にあった冷蔵庫に隠した。

モニカの母親が警察に通報し、警察はバイエルのアパートを捜索するがモニカは見つからなかった。

翌日、バイエルは警察にモニカ殺害を告白するが、すぐに発言を撤回し無実を主張した。

裁判中、バイエルは支離滅裂な発言を繰り返した。

モニカの母親がバイエルに向かって「モンスター!」と叫んだが、バイエルは気にも留めてなかった。

裁判所はバイエルの動機について明らかに出来ず、裁判官は
「彼はガールフレンドと寄りを戻したいという思いが親族を傷つけたのかもしれない。ただ、性的動機も除外されていない」
と述べた。

専門家はバイエルの更生は不可能だと判断した。

バイエルには終身刑が言い渡されるが、バイエルはすぐに控訴した。


2002年1月17日、控訴裁判所はバイエルの控訴を棄却し、終身刑を支持した。



《殺人数》
1人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
2001年1月



∽ 総評 ∽

17歳で逮捕した際、専門家は更生は十分可能だと判断し、結果凄惨な事件へと繋がった。

おそらく本人は覚えてもいないのだろうが、そう判断した罪は重い。

「世界に復讐する」と何故思ったのかも不明だし、世界に復讐する目的で姪を殺害する理由も理解出来ない。

ガールフレンドと寄りを戻したい為に利用したのは一目瞭然だが「お前が戻らないとこの子の命はない」と脅す男の元に戻る女性なんているわけがない。

何もかも酷いがこんな生きていても何の価値もない鬼畜を死刑に出来ないチェコの司法もこのバイエル同様酷い。