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ロバート・ジョーンズ (アメリカ)
【 1969 ~ 2013 】



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スコット・ノードストローム (アメリカ)
【 1967 ~      】



1996年5月30日、アメリカ・アリゾナ州ツーソンにあるタバコ店にロバート・グレン・ジョーンズ (1969年12月25日生) とスコット・D・ノードストローム (1967年9月28日生) 
が侵入する。

入ってすぐジョーンズが店にいた1人の客の頭部を撃った。

続けてノードストロームも従業員の頭を撃った。

他の従業員や客は銃声に驚きその場に隠れた。

2人はレジに行くと金を出すよう従業員に要求し、2つ目のレジが開いた時、ジョーンズは男性の顔と腕を撃ち、ノードストロームも奥の部屋に行くと従業員を撃った。

レジからお金を奪うと2人は外で見張り兼運転手として待機していたノードストロームの兄弟デイビッドの車に乗って逃走した。

奪ったお金は3人で分配した。

この襲撃でクラレンス・オデル (47歳♀) とトーマス・ハードマン (26歳♂) が死亡し、他2人は負傷するが助かった。


同年6月13日、ジョーンズとノードストロームはツーソンにある消防士組合ホールに侵入する。

ジョーンズが3人の客を撃って射殺し、犠牲者の1人の財布を奪った。

ノードストロームは女性従業員を密室に連れて行き金庫を開けるよう強要した。

だが、女性従業員は金庫を開ける事が出来なかった為、腹を立てたノードストロームが顔面を蹴った後、頭を撃って射殺した。

ジョーンズとノードストロームは1300ドル (約15万円) を奪って逃走するが、犠牲者の1人の友人がホールに入り4人の死体を発見する。

殺害されたのはマリベス・マン (53歳♀) 、キャロル・リン・ノエル (50歳♀) 、アーサー・ベル (54歳♂) 、ジュディ・ベル (46歳♀) であり、他3人の目撃者がジョーンズに撃たれた。

2人はノードストロームの父親の家に行き、そこで何が起こったのかデイビッドに話した。

デイビッドは犯行に使用された銃を処分した。

だが、デイビッドはこれまでの犯罪についてテレビで告白する。

これによりノードストロームは逮捕された。


同年8月23日、アリゾナ州フェニックスで、ジョーンズはリチャード・ロエルス () をダクトテープで拘束すると頭を撃って射殺した。

ジョーンズはロエルスのクレジットカードを盗み、数時間後、ジョーンズは盗んだカードでピザとカウボーイブーツを購入した。

しかし、カードを使用した事で警察の追跡を受ける事となる。

次にジョーンズは銃砲店で弾薬を購入しようとするが、不審に思った店員が警察に通報した。

警察は近隣のホテルやモーテルにジョーンズの顔写真送ると、州間高速道路17号線近くのモーテルに滞在している事が判明する。

警察のヘリコプターがモーテルに接近するとジョーンズは車で逃走する。

ジョーンズは時速80マイル (約130km) で逃走し、警察はヘリコプターと車両で追跡する。

ジョーンズはアリゾナ州テンペでガソリンを使い果たし逮捕された。


1998年5月18日、ノードストロームは有罪判決となり死刑が言い渡された。


同年12月7日、ジョーンズは有罪判決となり死刑が言い渡された。


2013年10月23日、ジョーンズの死刑が執行された。

享年43歳。

ジョーンズはスペシャル・ミール (最後の特別な食事) を断った為、他の受刑者と同じ物が提供された。

また、最後の言葉は

「私は友人や家族を愛し尊重しています。私の友人がここにいない事を願っています」

であった。

ジョーンズの死刑執行は、2013年、アメリカで執行された32人目であり、1976年に死刑が復活して以降、1352人目であった。

また、アリゾナ州としては2013年の2人目であり、1976年に死刑が復活して以降、36人目であった。



《殺人数》
7人 (他負傷者5人)

《犯行期間》
1996年5月30日~同年8月23日



∽ 総評 ∽

2人については犯行の様子についてのみでどのような人生を送ってきたのか詳細がなくわからない。

また、2人がどのように出会ったのかもわからない。

2人の犯行はアメリカにおける典型的な強盗だがかなりの被害者を出した。

納得いかないのは1人はすでに処刑されているのにもう1人が執行されていない事である。

これはアメリカではよくある事だが、日本では共犯者が執行される場合、同じ日に全員が執行される。

犯行の差によるものなのかわからないが、さっさと執行して欲しいものである。