_20200603_064000
シャノン・レイナー (カナダ)
【 1979 ~      】



2017年3月21日、カナダ・ケベック州プリンスエドワード島で、警察は医療当局からレポートを受け取った。

それによると、シャノン・ドーン・レイナーが2度妊娠していたにもかかわらず、子供の姿が見当たらないというものだった。

すぐに警察は捜査を始める。


2018年7月11日、プリンスエドワード島シャーロットビルに住むレイナーは逮捕される。

レイナーはベントレー (2014年2月5日生♂) とティンリー (2015年1月21日生♀) の殺害、 死体遺棄等で起訴された。


同年9月27日、レイナーの母親がシャーウッドの自宅近所の家の地下にあるプラスチック製の容器に入れられた2人の新生児の遺体を発見する。

すぐに警察に通報し遺体を調べると、ベントレーとティンリーの遺体だと判明した。

レイナーは医師に休暇中に流産したと説明していたが、実際は自宅でベントレーを出産していた。

だが、生まれた時には息をしていなく、CPR (心肺蘇生法) を実行しようとしたが結局行わなかったと話した。

ティンリーは産むと毛布で包み、1ヶ月間自身の部屋に置いてから地下室へ運んだと述べた。


2019年4月9日、レイナーはベントレーとティンリー殺害で有罪判決となった。


同年5月3日、新たな遺体が発見される。

すると、レイナーが3人目の子を妊娠した時に医師の診察を受けていた事がわかった。

警察はレイナーを問い詰めると、3人目の子供エズラを殺害した事を認めた。

レイナーは2016年11月17日に自宅のバスルームでエズラを産み、毛布で包むと4日間家に放置した。

その後、21日に仕事に向かう前にエズラの遺体をゴミ箱に捨てたと話した。


2019年11月25日、裁判官のジョン・ダグラスは、
「裁判官として20年以上勤めてきた中で最も深刻な事件である」
と述べ、レイナーには禁錮6年を言い渡した (1人24ヶ月×3) 。



《殺人数》
3人

《犯行期間》
2014年2月5日~2016年11月21日



∽ 総評 ∽

子供を産んでは放置、または捨てたレイナーだが、こういった女性は少なからず存在する。

これまで何人か紹介してきたが、とても身勝手な事といえど理由はそれぞれ明確にあった。

だが、このレイナーの異質な所は動機が全くわからない所だ。

夫がいるわけでもなく、特定のボーイフレンドがいたわけでもなさそうである (実際はいるのかもしれないが) 。

おそらく行為に及ぶだけ及び、出来た後の事など考えてもいなかったのだろう。

本人は父親が誰なのかもわからないと思われる。

ただ、裁判官が最も深刻な事件だと言っているにもかかわらず、たった6年というのが信じられない。

1人6年、合計18年でも短いというのにカナダの司法は一体どうなってるのだろうか。