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ジェームズ・ムーア (アメリカ)
【 1934 ~      】



ジェームズ・R・ムーアは、アメリカ・ニューヨーク州バッファローで造園家として働く4人の子供の父親であった。


1960年11月、ムーアはバッファロー郊外で2人の少女を性的虐待した。

逮捕されたムーアは有罪判決となるが、無期限保護観察処分となり数ヶ月で釈放された。


1962年9月6日、ムーアは家の近くでパメラ・モス (14歳♀) を見掛けると、一目見て気に入り連れ去った。

そして、首を絞めて殺害すると死姦した。

その後、死体を水で満たされた砂利ピットに遺体を捨てた。


1963年7月16日、コブスヒルパークの遊び場で遊んでいた9歳の少女を強姦した。

その後、ムーアは逮捕されるが、モスの殺害を含むこれまで17人の少女に対する性的虐待を認めた。

ムーアは唯一殺害したモスについての詳細を語り、首を絞めた時「お願い…」と言ったのが最後の言葉だと話した。

裁判でムーアには死刑が言い渡される可能性があったが、モス殺害を認めた事で死刑を免れた。

モスの両親は死刑回避に納得がいかなかったが、仮釈放の可能性がない事を条件に終身刑という判決を渋々受け入れた。


しかし、1970年代、州法が改正され、20年間務めた後、仮釈放の資格を得る事が可能となる。


1982年、ムーアは仮釈放の申請が可能となると、早速申請する。

しかし、ムーアの仮釈放申請は却下された。

その後、2年毎に毎回申請を行うがその都度却下された。

結局、2019年10月まで合計20回の申請が悉く却下された。

現在、ムーアは57年以上服役しているが、これはニューヨーク州の受刑者の中で最長で、また、85歳という年齢も最年長であった。

ただ、ムーアは腎臓病や股関節骨折等により病院で寝たきりの状態であり、スタッフの助けがなければベッドから車椅子に移動する事さえ出来ない状態であった。



《殺人数》
1人 (他17人の少女に性的虐待)

《犯行期間》
1962年9月6日



∽ 総評 ∽

14歳の少女を殺害し死姦するという鬼畜だが、ムーアは他にも17人の少女を襲った。

少女ばかりを狙っている事からムーアは典型的なペドフィリアといえるだろう。

ただ、ムーアは10人以上の少女を狙ったが殺害したのはモスだけであった。

しかも、モスは死姦はされたが生きている時に強姦はされていなかった。

おそらく激しく抵抗された為、勢い余って強姦する前に殺害に至ったのだと思われる。

モスの両親は死刑を望んだが、ムーアは罪を認める事で死刑を回避した。

それでも仮釈放がない事で両親は渋々判決を受け入れたが、州法改正で仮釈放が申請出来るようになってしまった。

この時、モスの両親はどう思ったのだろうか。

結局、現在まで釈放される事はなかったが、仮釈放が申請される度に怒りが募り、緊張しなければならないその感情は察するに余りある。