ケニエル・ブラウン (アメリカ)
【 1979 ~ 2020 】
1997年7月、ケニエル・ウィリアム・ブラウンは武器の不法所持や使用により逮捕された。
1年間刑期を務めた後、1998年に釈放された。
1999年3月、警察から尋問されると抵抗して逃走し、しかも再び武器の不法所持により逮捕された。
ブラウンは武器所持については不起訴となったが、警察から逃走した事で4年間の保護観察処分となった。
同年10月、ブラウンはテイザー銃の所持と販売で逮捕された。
ブラウンは販売の罪を認めた為、所持については不起訴となり、4年間の保護観察処分が言い渡された。
2001年2月、ブラウンは麻薬の配達及び製造により逮捕されるが、告訴は却下された。
その後、ブラウンは13年間逮捕された記録がなかったが、2014年6月、銃による犯罪で逮捕されると、事件は連邦裁判所へ移される事となった。
ブラウンは連邦刑務所に2015年3月から15ヶ月間服役し、釈放された。
2019年12月7日、ミシガン州ウェイン郡リバー・ルージュで、ブラウンはローレン・ハリントン (31歳♀) を射殺する。
これがブラウンによる最初の殺人であった。
ブラウンはウェイン郡のデトロイトへ逃亡した。
2020年1月30日、ブラウンはデトロイトでドリアン・パターソン (48歳♀) とキンバリー・グリーン (52歳♀) を殺害する。
2人共複数の銃創が見つかった。
同年2月6日、44歳の男性が銃撃に遭うが助かり、警察に駆け込む。
これにより翌日、警察は連続射殺事件の犯人をブラウンだと断定し、捜査を開始した。
また、ブラウン逮捕に繋がる有力な情報提供者には報奨金を与える事を発表した。
同年2月18日、ハイランドパークで殴られたガルシウス・ウッドヤード (49歳♂) の遺体が発見される。
ウッドヤードはトラック運転手で、仕事に行くはずが車がまだ駐車場にあり、車内を確認すると助手席で死亡していた。
同年2月20日、デトロイトでアミール・タクストン (41歳♂) の遺体が発見される。
翌日の21日、ブラウンはデトロイトで19分以内に2つのカージャック事件を起こした。
同年2月22日、ブラウンは薬物による論争でユージン・ジェニングス (36歳♂) を射殺する。
同年2月24日、書店の店員が不審な男を目撃し、911に連絡する。
警察官が現場に駆けつけるが、男はすでに去った後だった。
警察官は周辺の捜査を行うと、1時間半以内に男を見つける。
男は警察官を見るとフェンスを飛び越え逃走した。
警察官が男を追いかけ、オークパークのリッジデールに追い詰めると、男は家の裏庭で自らの頭を撃った。
警察官はすぐに救急車を呼び、男を病院に搬送した。
この男性がブラウンであった。
ブラウンは危篤で非常に危険な状態であった。
警察はブラウンを容易に拘束できなかった理由として、手助けし隠した人物がいると判断し、捜査を続けた。
そして、ガールフレンドがブラウンを助けたとして拘束したと発表した。
また、警察は2020年1月8日に1人、2月2日に2人射殺された事件もブラウンによるものだと判断した。
警察はブラウンの動機は強盗であった可能性が高いと述べた。
同年2月28日、ブラウンは脳死状態であると発表され、家族はプロビデンス病院で臓器提供する意向を固めた。
《殺人数》
6人 (9人の可能性あり)
《犯行期間》
2019年12月7日~2020年2月22日
∽ 総評 ∽
ブラウンは若い頃から犯罪まみれの人生を送り、何度も逮捕されては釈放されていた。
しかし、立て続けの犯罪の後に裁判所の記録では13年間、逮捕された形跡がなかった。
記録がないので逮捕は実際にされてなかったのだろうが、おそらく犯罪は行っていたのは間違いない。
もしかしたらその時にすでに殺人を犯している可能性もある。
ブラウンは最後、追い詰められ自らを撃った。
危篤状態が続き脳死となり、家族は臓器提供する事に決めた。
自らを撃った犯罪者をそもそも救おうとする事自体間違えており、そのまま放置すれば何の問題もない。
コメント
コメント一覧 (18)
特にシリアルキラーなどの事例において
今日の犯罪者も常習的犯罪者の凶悪犯罪者なのに釈放は甘い。
で結局6人も殺してる始末。
累犯者の凶悪犯罪は逮捕なんてせず射殺すればいいでしょう。
刑務所も島に作って収容すればいい。
刑務作業も手作業で穴掘りして埋めるなどの生産性の全くない作業をさせればいいんですよ
再犯は仰る通り射殺や裁判なしの極刑でいいと思います。
そもそも1度道を踏み外し、温情でチャンスを与えられたのにそれを踏みにじったわけですから。
パキスタンでメイドの7歳の少女が雇用主夫婦から暴行受け死亡しました。
7歳でメイドとして雇用されていることに驚きでした。
アメリカは特に多いですね。
同じような事例は当然当人らも知っていると思いますが、司法ややれ人権だ等で見てみぬ振りでもするのでしょう。
とんでもない夫婦ですね。
7歳でメイドってパキスタンでは当たり前の事なんですかね。
逮捕されても直ぐに出所出来るし、逃げても大した事にならず挙げ句に一部の罪を認めたので片方の罪を放免・・・・・・
警察の対応が杜撰であった為に凶悪クソムシに仕上げたと言っても過言では無いでしょう。
自分勝手な犯罪者風情を甘やかせば、付け上がるのは当然!
特に武器所持は絶対、使用するに決まっているんです。
それを軽微な罪状で済ますから、後に凶悪化していくんです。
アメリカ司法が厳しいと言っても、チンケな犯罪者から凶悪クソムシに育ててしまう制度なのが問題です!
必要以上の「犯罪者の人権を擁護し過ぎ」が原因!
死刑制度の正しさが、浮き彫りになりますね。
この鬼畜の例が犯罪者の模範となる例だと思います。
釈放される度にどんどん凶悪になっていき最後は連続殺人に発展する。
確かに司法や警察が凶悪犯に仕上げたともいえます。
日本よりも厳罰なアメリカですが、仰る通り犯罪が多いだけに軽微な罪 (日本ならとても軽微とはいえないが) で容易に釈放してしまうのは問題ですね。
軽微な罪(米国基準)ばかりだったから大した罪に問われず全く反省せず逆に調子こいて大暴れしたようにしか思えません。
何の役にも立たないクズ野郎でしたが最期に臓器移植で人様の役に立てて良かったなと言っておきましょうかまぁ本人の意志じゃないけど。
気のせいじゃないです。
逮捕され釈放される度にパワーアップするのはよくある事です。
臓器提供は確かに唯一良い事ですね。
朝鮮民主主義人民共和国の工作員に拉致された横田めぐみ氏のお父さんの滋氏が亡くなりました。
14歳の少女まで拉致して人生を奪い、自分たちの手駒にしようとしてきた朝鮮民主主義人民共和国の卑怯さ加減には腹が立ちました。
亡くなりましたね。
結局、小泉元首相以外誰も北朝鮮に行ってないし、お偉いさんたちは拉致被害者なんてどうでもいいんでしょうね。
北朝鮮の拉致の件は仕方ないね😑小泉首相の時に一部帰ってきたけど、その見返りに数百億円(一人辺りって話ですが)あったようです。しかも北朝鮮に送り返す前提で。北に金をやる為に認めた芝居みたいな様なもので、送り返すのを止めたのが今の安倍総理。だから北は怒って拉致被害者の進展が無くなった。日本人を殺す為に核開発してるのを、日本人が金を出せと言ってる様なもので、ソレにお金を出したのが小泉。
そうなんですね。
あの膝で首をきめている場面しか扱われないですが、全てをしっかり公表すれば多少は変わりますね。
自分達が勝手に拉致してそれを返して欲しいといったら何百億ですか。
そんな思考の異常な国はもう諦めるしかないですね。
追記
🚨🚔ジョージフロイドの犯罪歴(一部)
★加重強盗罪(特に凶悪な強盗)
★女性宅に侵入、被害者の腹部に銃を向け、麻薬と金銭を脅し取る
★コカイン所持
★不法侵入
★窃盗
★偽札
🚔Harris County District Clerkのサイト、クラッシュ中
https://t.co/uThBtMurH2 https://t.co/MaPWABWZfG
だそうです。殺人未遂も起こしてるので、とてもじゃないが擁護出来ませんね。
それが父親なんですからね。
子供はまともそうに見えましたがそうじゃないのかもしれませんね。
なるほど、これじゃデモが激しくなるのも納得いくわ。
これじゃトランプも軍隊出動するぞと言いたくなりますわな。
もっと事実を公表すべきですね。
確かに膝で首を圧迫するのはやり過ぎだけどそうしたくなる輩だったんですね。
1997年(当18)から始まり、2014年(当34)までの17年間に6回逮捕、服役3回(計11年)、司法取引3回←警察が知りたい情報等を教えて減刑や免除を受けていた。
↑
この司法取引で得た情報が、正確かつ有用であった為、2015年からDEAが「インフォーマント」としてブラウンを使い始めました。DEAからの誘いがあった当時、ブラウンは幾度目かの銃火器不正所持で逮捕されており、今度こそ長期刑を覚悟しなければいけない所で「インフォーマント」として情報を流す事だけが、刑期を免れるチャンスだった。
実際、2015年6月に終身刑(仮釈放まで21年)となりましたが、2017年2月(14ヶ月後)には奇跡的に釈放されています。
釈放後も「保護観察違反」「酒酔い運転」「薬物服用」「薬物所持」などで2019年10月までに何度も逮捕されるが、その度に即日~数か月で釈放されています。
(情報を流し続ける為には、悪い人達との付き合いは切れないし、あまりにも長く拘留すると新しい情報がわからなくなるので、銃器や薬物とも、それを扱う違法者とも切れるわけがない・・・)
2019年10月にはデトロイト警察からも「インフォーマント」として動く事が釈放の条件にされて、解放されています。
2019年12月から始めた連続殺人がなぜなのかはわからないけど、通常付き合っている仲間は警察が情報を欲しがるような連中…けど、自分はそれをDEAや警察にタレこんでいる…究極の板挟みの生活が悪人を狂人にしちゃったのかもしれないですねぇ