ニコライ・ダディン (ロシア)
【 1973 ~ 】
ニコライ・アルカジエビッチ・ダディンは、1973年12月22日、ロシア (ソ連) ・イヴァノヴォ州ミハルコヴォで生まれた。
幼少期、ダディンは父アルカジーに暴行された。
また、アルカジーはダディンに狩猟を教え、死んでまだ暖かい動物の解体方法等を教えた。
しかし、ダディンはそれらアルカジーからの教えを嫌っており、その事に悩まされた。
1987年12月2日、ダディンは銃身を切断した散弾銃でアルカジーを撃って射殺した。
この時、ダディンはまだ13歳であった。
1年後、ダディンは強姦で逮捕され、その時、父親殺害を告白した。
裁判が行われるが、ダディンは父親を殺害した時14歳未満であった為、死刑になる事はなく7年間の懲役刑となった。
だが、ダディンは政権への反抗、暴動を組織し、脱獄、囚人への殺人未遂等、数々の違反を繰り返した為、釈放されたのは12年後の2000年であった。
2002年2月15日、ダディンはフールマノフ通信会社の従業員 (♀) を殺害する。
ダディンはアルコール中毒であり、酔った状態で従業員の頭部を硬い鈍器で殴った。
従業員の女性は頭蓋骨を粉砕され死亡した。
同日、ダディンは地元の縫製工場の従業員2人を殺害した。
ダディンは女性を誘う事に決め、2人に声を掛けるが無視された為、ナイフで刺し殺したのだった。
1人目は28ヶ所、2人目は32ヶ所刺されていた。
ダディンは休暇中の同年5月1日から2日にかけて女性を誘拐し、殺害した (この女性はダディンが逮捕されるまで発見されなかった) 。
同年5月8日、酔った状態のダディンは、通りにある適当な家を襲い、家主のアンドレイ・ポロゾフ (♂) をノコギリで切りつけその後発砲して射殺した。
続いてポロゾフの妻を射殺し、最後は夫妻の娘 (11歳) をナイフで滅多刺しにして殺害した。
同年5月10日、ダディンは同じように家を襲い、3人を殺害した。
同年6月4日、ダディンが更に2人を殺害すると、すでに市内はパニックとなり混乱をきたしていた。
同年7月17日、ダディンは新たな殺人を犯そうとした所を逮捕された。
同年8月6日、ダディンは殺人の動機について、
「自身の尊厳を傷付けた人々を殺す事だ」
と語った。
2003年12月、ダディンはイヴァノヴォ地方裁判所で特別政権下の植民地での終身刑が言い渡された。
ロシアの最高裁判所も判決を支持した。
現在、ダディンはホワイトスワン刑務所で刑期を務めている。
《殺人数》
13人
《犯行期間》
1987年12月2日~2002年6月4日
∽ 総評 ∽
『The Grim Maniac (残忍な狂人) 』と呼ばれ、実の父親を含む13人を殺害したダディン。
ダディンは父親からの教育を嫌いまた暴力を振るわれた事で怒りが蓄積され殺害に至った。
殺害時、まだ13歳という若さであった (20日後に14歳になるが) 。
ただ、1年後、父親殺害がダディンの告白で判明したという事は事件が解決していなかった事になる。
捜査が杜撰だったのかまさか13歳の子供に殺されたとは想像もしなかったのかよくわからない。
ダディンの異常性は父親の影響もあると思われるが、遺伝的に元々備わっていた可能性も高い。
ダディンは父親殺害では若過ぎるという事で軽微な罪となり、釈放後は殺人をこれでもかと繰り返した。
しかも、家族を襲ったり会社の従業員を襲ったり特に標的を定めず無差別に殺害した。
当然、街もパニックとなる惨劇であった。
ダディンは最初に逮捕された際、本来7年で釈放される所を刑務所で数々の暴挙を繰り返した為、12年刑務所に収監される事となった。
問題は刑期が延びた事ではなく、これ程危ない人間だとアピールしているにも拘わらず結局釈放してしまっている所だ。
釈放しなければその後の被害を防げたと思うと悔しくてならない。
コメント
コメント一覧 (20)
日本でも未成年が殺人を犯した場合は逃がす場合も少なくないのがひとごとじゃない!
長崎の4歳を殺したクソガキ、コンクリの数匹なんか釈放しちゃいけないのに何で逃がしちゃったのかな?
先日の父親殺しをした娘さんはまだ理解できるしまともだったこともあるから早期の釈放もある程度理解できます。
ただし、今回のクソガキはもろもろ考えて釈放しちゃいけないでしょう。
釈放したら13人も殺される始末。
結局釈放したのが後の犯行に繋がったというのは非常に残念ですね。
日本で同じ事件が起きた場合、13歳なので間違いなく裁かれる事はないです。
仰る通り危険な未成年は容赦なく処分すべきですよね。
と言うより、幼少時に凶悪犯罪をする方が恐ろしい結末を迎える事が多いです。
幼少時に殺人をすると性的興奮とすり替えられて記憶に残るそうです。
そして快楽は最初の殺人が最も興奮するらしく、その時の快楽に満たない事から満たそうとして数をこなしていくらしいです。
つまり、全く反省もしないだけで無く、万が一外に出れば凄惨な事件を起こす可能性が高い。
そんな、社会的脅威となる危険な凶悪クソムシを税金で養うのは愚かとしか思えません。
今回の凶悪クソムシは無差別で自分勝手な理由で犯行に及んでいるクセに「自身の尊厳を傷付けた人々を殺す」とかホザいているのは虫酸が走りますね。
凶悪な殺人鬼は大概幼少の頃から破綻してますからね。
私も聞いた事がありますね。
だから何度も繰り返す。
子供の頃にゲームにはまると大人になってもやり続けるのと同じ感覚なのでしょうかね。
こういった鬼畜はわけのわからない理由で犯行に及びますからね。
動機も意味不明ですね尊厳を傷つけた相手への復讐らしいですが父親殺害とムショでの悪さはその動機でわからんでもないですがショバでの殺人は単なる無差別殺人ですよね。
まぁ狂った殺人鬼の口からマトモな言葉が出ると期待するほうが間違ってるとは思いますが。
13歳ですからね。
尊厳を傷付けたって言っている意味わかってるんですかね。
まあまともな思考ではないので何を言っても無駄ですが。
北海道のように、再び流行する不安もありますが、治療薬も検査薬も進歩してるので、
後は経済活動の再会時期が念頭でしょう。
PCR検査を批判していたワイドショー等も、そちらの方の話題にチェンジする事でしょう。
1か月前の記事を見ると面白いです。
英紙は「通勤者が電車に缶詰になったままでは、日本はコロナウイルス感染源になるだろう」
カナダのネットニュースは「日本がとうとう緊急事態宣言をしたが、手遅れだ」と報じています。
正直、イギリスに関しては島国であり、欧州本土からの伝播も遅かったのに、
何かやる事がなかったのでしょうか。
現在も新規感染者が数千人で、感染拡大が続いています。
自分らの「失敗」は仕方ないのか、聞いてみたいですね。
流石に落ち着いてきましたね。
ただ、中国や韓国みたいに油断してまた流行する可能性はありますが、もうそれは諦めるしかないですね。
薬も100%ではないですがそれなりに有効な物も出てきましたし、再び流行するのを恐れてたら何も出来ないので、ある程度は許容して経済を再開すべきです。
ただ、問題は重症化する前に陽性と判断して薬を処方してもらえるかどうかですね。
すいません。
確かにそうですね。
写真が見つからないので今回は無しにします。
コロナ関係、欧米の調査機関で、千人単位での調査で5%程度の抗体持ってる人が居たそうだ。感染者以外での結果だから、気付かぬ内に既に感染して既に治った人が居たって結果が出てた。統計的に今の感染者の50-100倍程度になると考えられ、致死率はめちゃ下がる。インフルエンザなんかより雑魚って話にもなって、何でそんなに怯えてるんだ?って事にもなる。社会的にはそんな事は言えんが、数値の結果からは、特に気にするものでも無いウイルスだったと言える。
ドイツだと、緊急時以外の手術は停めた様で、アホな事をするなぁって事やってるよ。医療機関が経済を軽視しての行動で、医療が衰退してくのを理解出来ないらしい。
新型コロナ・ウィルスは不明な部分が多過ぎるので安易に推測でしかない情報を鵜呑みにするのは危険です。
他のウィルス感染症にも言える事ですが、抗体を持っていても感染しますし、時には重症化もするんですよ。
しかも、コロナ・ウィルスは元々は風邪ウィルスなのですが、新型コロナ・ウィルスは合併症を引き起こし易いようです。
重症化して亡くなられる方は多臓器不全を起こしています。
ウィルスが血管に対して影響を及ぼす事を示しています。
エボラ・ウィルス用の薬剤が効果が出たと云う事も、従来のウィルスで無いのが明らかでしょう。
アメリカでの感染者規模が大きいのは、馬鹿な女歌手が感染したのを抗体を得たと喧伝した為、早めにウィルス感染すれば抗体を獲得できると踏んで各地で「コロナ・パーティー」が行われた結果、死者が無惨な数字になったのです。
必要以上に怖れるのも駄目ですが、安易に軽視するのは完治する薬剤が開発されてからにしましょう。
インフルエンザは致死率0.1%で日本で合併症入れると年間10000人の死者。子供も20人死んでいる
コロナは神戸の抗体検査では推測患者数50000人で死者5人だから致死率0.01%。いまの死者数643人。無症状99%くらいなので罹ってもなぁという感じです。
確かに持病がある人や高齢者はリスクの高いウィルスかもしれないですがデータをきちんと把握すればそこまで恐れるようなウイルスではないことが分かりますよ。
テレビ見ないで厚労省見て。
欧米での致死率が異常に高いのですよ。
PCR検査は日本に比べて圧倒的な数をこなしてでの数値なので厚生労働省が出している数字より、信頼性があると考えます。
日本での致死率は現在、低いので楽観視する気持ちは分かりますが医療現場は限界に近いのです。
熱中症の季節が重なっていますので、軽率な行動だけはしないよう注意が必要です。
欧米での死者数が多いのは高齢者のクラスターが発生してしまったからです。肥満率が高く糖尿などの持病が日本に比べて圧倒的に高いのも原因のひとつです。それでもコロナによる死亡者は60歳以上の高齢者が92%を占めてるので、高齢者と持病持ちの人には警戒しつつ経済は普通通りに戻すべきですね。
死亡者が五万人以上の欧米ですら、徐々に経済を復活していってるし自粛も緩和していってます。
なるほど、わかり易い説明ですね。
怯えてるのは間違いなく無駄に恐怖を煽ったマスコミのせいですね。
仰る通り正直インフルエンザの方が怖いです。
有効なワクチンがないから怖いのでしょう。
ただ、それなりに効くとされる薬も出てきましたし、それほど恐れなくていいと私は思いますね。
確かにそれもいいですね。
そうします。
事件の主犯のチャットルーム開設者の名前が公開されました。
24歳の青年でムン・ヒョンウクと言います。
事件の詳細が分かり次第掲載してほしいです
今度調べてみます。