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マイケル・コリンズ (アメリカ)
【 1993 ~      】



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ウィリアム・アレクサンダー (アメリカ)
【 1996 ~      】



2017年12月、アメリカ・アーカンソー州リトルロックでマイケル・アイヴォリー・コリンズとその異父兄弟ウィリアム・バーネル・アレクサンダーが、一軒のアパートに侵入する。

そして、2人はマライア・カニンガム (24歳♀) 、その娘ア=レイライ・フィッシャー (5歳) 、息子エリヤ・フィッシャー (4歳) を襲う。

2人はカニンガムにお金と貴重品を要求する。

コリンズはカニンガムが実際よりも多くのお金や貴重品を持っていると (勝手に) 思っていたが、全然無い事に怒りが頂点に達した。

コリンズはカニンガムに罰を与える事に決める。

コリンズはこれから2人の子供を殺すので、その様子を見ているようカニンガムに強要した。

手始めにコリンズはア=レイライをカニンガムが見ている前で首や顔など約20回刺して殺害した。

次にエリヤを連れ出すと同じくカニンガムの見ている前で首周辺を約14回刺して殺害する。

だが、これだけでは終わらず、コリンズとウィリアムはカニンガムの目の前で2人の子供の首を切断し、その頭部を持ち上げ示した。

最後にカニンガムを約30回刺して殺害した。

その後、2人はテレビとゲーム機 (Xbox) を盗み、カニンガムのホンダアコードに乗って逃走するが、パワーステアリングが機能していない事に気付き、犯行現場からわずか2マイル (約3km) 離れた所で捨てて逃走した。

翌日、カニンガムの祖母が電話するが出なかった為、不審に思い部屋を訪ねると3人の遺体を発見した。

カニンガムにはもう1人娘 (8歳) がいたが、犯行時、家にいなかった為、無事であった。

警察がすぐに捜査を始め、遺体が漂白剤で洗浄されており、バスタブで凶器に使用された鋸状の2本のナイフを発見した。

凶器の内、1本の刃は90度に折れ曲がっており、犯行の激しさを物語っていた。


2018年1月、犯行から約1ヶ月後、2人は逮捕された。

何の接点もないように思われたが、コリンズはカニンガムと一時期ルームメイトであった事がわかった。

カニンガムがリトルロックに無一文で来た時、カニンガムが不憫に思い1人で生活出来るまで住まわせていたのだった。

アレクサンダーは犯行の詳細を語り、2人でカニンガムのアパートで帰りを待ち、戻って来るとコリンズが突然ナイフで刺したと述べた (ただし刺した瞬間は見てなかった) 。

「突然叫び声が聞こえ、振り向くと兄がカニンガムの尻を刺していた。私は何も出来ずただそこに立っているだけだった」

と話した。

その後、カニンガムの娘ア=レイライが「ママを降ろせ!」と叫んでコリンズに向かって来たが、それを制止して子供たちを殺害したと述べた。


2019年10月17日、コリンズには終身刑が言い渡された。

以前、アレクサンダーはコリンズに対して証言する司法取引を拒否していた為、検察官はアレクサンダーの協力拒否がコリンズへの死刑判決を妨げたと述べた。


同年10月29日、アレクサンダーには最低40年は仮釈放の可能性がない懲役60年が言い渡された。


最後に親子殺害について語ったアレクサンダーの発言で終わりたいと思います。

「それは長くはかからなかった。3人全員死ぬまでおそらく30秒くらいだった」



《殺人数》
3人

《犯行期間》
2017年12月



∽ 総評 ∽

強盗目的で親子3人を無惨に殺害したコリンズとアレクサンダー。

以前、コリンズはカニンガムとルームメイトであり、カニンガムがお金を持っていた事を知ってたのだろう。

カニンガムはコリンズを不憫に思い、部屋に住まわせていたのにも拘わらず、その恩を仇で返すというとても許されない鬼畜の所業である。

しかも、コリンズはカニンガムの子供たちの事も当然よく知っていたはずである。

その子供たちを母親であるカニンガムの目の前で殺し、首を切り落として見せるという悪魔としか言い様のない行為であった。

2人は異父兄弟であったが、普段から一緒だったのかよくわからない。

また、生活環境もよくわからないが、こんな鬼畜が2人も見事に仕上がった事を考えればまともな生活を送ってはいかなかったであろう。

ただ、こんな鬼畜を死刑に出来ないというのは納得いかない。

アーカンソー州は死刑があり、比較的厳罰なアメリカにしては甘い判決としか言い様がない。