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ロイド・バグトン (フィリピン)
【 1998 ~ 2019 】



2019年12月5日、フィリピン南部ミンダナオ島タリサヤンで1人の男性が逮捕される。

逮捕されたのはロイド・バグトンという21歳の失業中の男性であった。

バグトンは女性をストーカーし、墓地の近くで襲い掛かった。

女性はバグトンに英語で命乞いするが、鉄の棒で滅多打ちにして殺害した。

そして、上着を脱がし手を縛ると、マチェーテで首を切断しバッグに詰めて持ち帰った。

この時、バグトンは酔っ払っていた。

自宅に戻ったバグトンは、女性の頭部から脳を取り出し、炒めた米の上に脳を置いて食べた。

バグトンは近所からの通報により逮捕されたのだが、女性の頭蓋骨が家の近くの穴の中で見つかった。

バグトンは英語で話された事にイライラしたと語った。

バグトンには精神病の病歴があるとされていた。


翌日の6日、バグトンは護送車で運ばれている途中、放尿したいと申し出る。

バグトンは手錠を掛けられるが、その最中に護衛の銃を掴んだ。

すると、すかさず護衛がバグトンに発砲し、4発の銃弾を浴びる。

バグトンは病院に搬送されるが、間もなく死亡した。


最後に食人行為について語ったバグトンの発言で終わりたいと思います。

「酔って空腹だった」



《殺人数》
1人

《犯行期間》
2019年12月5日



∽ 総評 ∽

女性を殺害し、脳を食べたバグトン。

バグトンがどんな人物か詳細がなくわからない。

ただ、突然「脳を食べたい!」とは普通は思わないので、もっと若い子供の頃から願望があったのだろう。

バグトンは英語で話されて腹が立って殺害に至ったと述べたが、おそらく初めから殺すつもりだったと思われる。

とりあえず射殺されたのは本当に良かったと思う。