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テッド・バンディ (アメリカ)
【 1946 ~ 1989 】



1974年1月4日深夜、バンディはワシントン大学の女子学生 (18歳、名前は文献によって複数あり) のアパートに侵入し、眠っていた女子学生を鉄の棒で殴った。

そして、鉄の棒を膣の中に無理やり押し込み、その衝撃で内臓が損傷し意識不明の重体となった。

その後、意識不明が10日間続き、何とか意識を取り戻すが重篤な後遺症が残る事となった。


同年1月31日、ワシントン大学の学生リンダ・アン・ヒーリー (♀) が下宿先の部屋から姿を消す。

ベッドシーツや戸棚に吊るされたパジャマにはヒーリーの血痕が付着していた。


同年2月28日、ワシントン大学から数ブロック離れた場所で、シャロン・クラーク (♀) という若い女性がベッドで眠っていた所を襲われる。

クラークは金属の棒で頭を殴られ、頭蓋骨に裂傷を負うが一命を取り留めた。


同年3月12日、ワシントン州オリンピアのエバーグリーン州立カレッジの学生ドナ・ゲイル・マンソン (19歳♀) がコンサートへ向かう途中で行方不明となる。


同年4月17日、ワシントン州エレンバーグのセントラル・ワシントン州立カレッジの学生スーザン・ランコート (♀) が映画を観に行く途中で姿を消した。


同年5月6日、オレゴン州コーバリスのオレゴン州立大学の学生ロバータ・キャスリーン・パークス (♀) が夜に散歩に出掛けた後、行方不明となる。


同年6月1日午前2時頃、ワシントン州のシアトル空港近くのレストランで、ブレンダ・ボール (22歳♀) が男性と一緒に出て行った後、行方不明となる。


同年6月11日、ワシントン大学の学生ジョーガン・ホーキンズ (♀) がボーイフレンドと別れた後、行方不明となる。


同年7月14日、ジャニス・オット (♀) が行方不明となる。

実はオットが行方不明となる少し前、ワシントン州にあるサマミュシュ湖の畔でピクニックに来ていたドリス・グレイリング (♀) が、腕を包帯で吊った若い男性に声を掛けられていた。

男性はグレイリングに車の上にボートを上げるのを手伝って欲しいと頼んできた。

グレイリングは男性の車 (フォルクスワーゲン) が停まっている駐車場までついていくが、そこにボートはなかった。

男性は丘の上の家にボートがあると話し、家までついて来てくれないかと頼むが、グレイリングは断った。

すると、男性は微笑み礼を言ってその場を離れた。

数分後、グレイリングはその男性がブロンドの女性と歩いているのを目撃していたのだが、その女性が後にオットだと判明した。


オットが行方不明となって数時間後、湖畔近くでデニーズ・ナスランド (♀) が行方不明となる。

ナスランドも腕を包帯で吊った男性と一緒にいる所を目撃されており、実は湖畔周辺ではこの日、同じ男性に何人かの女性が声を掛けられていたが、丁寧に断っていた事がわかった。

また、男性が「テッド」と名乗っており、断られると男性は吊っていた腕を抜き車で走り去ったという。


同年9月7日、2人のハンターがサマニッシュ湖から数キロ離れた草むらの中で人骨を発見する。

遺体は野性動物に食い荒らされ、すでに腐乱しており原形を留めていなかった。

しかも、よく調べると遺体は1体ではなく3体ある事がわかり、検死の結果、それがオットとナスランドのものだとわかり、残る1体は結局わからなかった。


同年10月2日、ナンシー・スコット (♀) が行方不明となる。


同年10月12日、ワシントン州クラークでハンターが毛髪の付着した頭蓋骨を発見する。

周辺を調べるともう1体の遺体も見つかり、1人は2ヶ月前に行方不明となったキャロル・バレンスエーラだと判明したが、もう1人はわからなかった。

この頃、警察は一連の女性失踪事件の有力な容疑者を2人にしぼっていた。

1人はウォレン・フォレストという男性で、フォレストはオレゴン州ポートランドで女性を拾い、写真を撮らせて欲しいと頼むと足を縛り、口をテープで塞いだ。

そして、服を脱がすと胸にダートを撃ち込み、ディルドーで女性を強姦した。

最後に首を絞めたのだが、死んでいたと思っていた女性は生きており、犯人がフォレストだと確認された。

もう1人はゲリー・テイラーという性犯罪者で、ボニー・スタッスという女性が行方不明となった時、姉が電話でスタッスと話しており、電話中に隣人のテイラーがスタッスの家を訪ねに来ていた。

実はバンディも女性からの通報で容疑者の1人となっていたが、前者2人に比べて有力ではなく、数百人以上いた容疑者の1人に過ぎなかった。


同年10月18日、ユタ州ミッドベールで警察署長の娘メリッサ・スミス (♀) がパーティーに出掛けた後、行方不明となる。

スミスの遺体は9日後の27日、ソルトレイクシティの山の中で見つかった。


同年10月31日、ローラ・エイム (17歳♀) がハロウィーン・パーティーに出掛けた後、行方不明となった。


同年11月8日、ソルトレイクシティでキャロル・ダロンチがショッピングモールで身なりのいい男性に声を掛けられる。

男性はダロンチに自分は警察だと告げ、車のナンバーを確認した。

ダロンチがナンバーを教えると、男性は誰かが車を盗もうとしたと述べた。

車に行くと鍵はしっかりと掛かっており、男性が車に乗って本署まで来て欲しいと話した。

ダロンチはフォルクスワーゲンに乗り、車を発進させ静かな通りに出ると車を止めた。

すると、男性は突然ダロンチの手首に手錠を掛けた。

ダロンチが叫ぶと、男性はダロンチに銃口を向けた。

ダロンチが何とか車から出ようと体を出すと、男性はバールを取り出し頭に振り下ろした。

だが、ダロンチはバールを掴み、反対車線へ走り出した。

そこにたまたま夫妻が運転する車が通り掛かり、ダロンチはその車に飛び乗って事なきを得た。

また、同じ日にビューモント高校でフランス語教師が若い男性に声を掛けられるが無視した。

しかし、学生のデビー・ケント (17歳♀) が弟を迎えに行って行方不明となっていた。


③に続く