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コンラッド・シェーファー (アメリカ)
【 1998 ~      】



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デビッド・ダマス (アメリカ)
【 1993 ~      】



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フアン・ムリエル (アメリカ)
【 1993 ~      】



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ビクトリア・リオス (アメリカ)
【 1996 ~      】



アメリカ・フロリダ州オセオラ郡キシミーで、コンラッド・シェーファー、デビッド・ダマス、フアン・セバスチャン・ムリエル、ビクトリア・リオスの4人は、2013年6月26日午前6時30分頃、職場に向かって歩いていたデビッド・ゲレーロ (17歳♂) を撃って射殺する。

撃ったのはシェーファーで、銃は .45口径のハイポイントのカービン銃であったが、それは犯行の前日にシェーファーの父親が購入した物であった。

また、この時、シェーファーはわずか15歳であった。

当初、4人は強盗目的の為に銃を使用しようと思っていたが、すぐに生きた人間を標的にしようと考え実行した。

そして、ゲレーロを殺害した4人は殺人に目覚め、すぐに次の行動に移る。


同年7月3日夜、4人の中で唯一の女性リオスが売春婦を装い客引きを行うと、クラブ・プロモーターで大学生のエリック・ループナリン (22歳♂) から300ドル (約3万円) で誘われる。

ループナリンはフロリダ州ポインシアーナにある自宅にリオスを連れ込み、ドアを開けた瞬間、シェーファーら残り3人が家に押し入った。

4人でループナリンに暴行を加え、ダマスがループナリンに銃を向けた。

ループナリンは命乞いするが、ダマスは顔面を撃ち、シェーファーが喉をナイフで切り裂いて殺害した。

その後、4人はループナリンの家から物を盗みその場を去った。

しかし、4人はその月の内に逮捕された。

4人はゲレーロとループナリンを殺害する1週間の間、オセオラ郡でいくつかの住居を襲撃していた事がわかった。

4人は2件の殺人といつくかの強盗等多くの罪で起訴された。

シェーファーが犯行に使用した銃は、前日に父親が購入した物だが、実はシェーファーが合法的に入手するには若過ぎて不可能だった為、父親に買わせていた事がわかった。

また、銃の他に100発もの銃弾も買い与えていた事がわかった。

シェーファーを診察した専門家はソシオパスだと診断した。

裁判でシェーファーは傍聴席にいる遺族に向かい、

「あなたが私を決して許す事がない事を知っています。あなたが許してくれる事を期待していません。もし、私があなたの立場なら私もそうしません」

と語りうなだれた。


2014年3月28日、ムリエルは懲役10年と5年間の保護観察処分が下された。

この程度の罪で済んだのは事件の時の役割と、司法取引により事件の詳細を語った為だった。


2016年3月9日、ダマスは仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。


同年4月15日、シェーファーにも仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。


2018年4月20日、リオスは懲役30年が言い渡された。

リオスが終身刑とならなかったのは、ループナリンを撃たなかったからであった。


最後に警察官に語ったシェーファーの発言で終わりたいと思います。

「人を撃つ事は楽しい」



《殺人数》
2人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
2013年6月26日、同年7月3日



∽ 総評 ∽

結託して立て続けに2人の若者を殺害したシェーファーたち。

シェーファーは犯行時わずか15歳であり、そんな年齢で殺人を楽しいと語る生粋の異常振りであった。

犯行自体はアメリカの複数によるよくある事件ではあるが、シェーファーが15歳、リオスも17歳という異質さである。

ダマスとムリエルは同い年で犯行時20歳であったが、リオスは17歳、シェーファーは15歳と年齢もバラバラで、この4人がどのように出会い犯行に至ったのか詳細がなくわからない。

そもそもシェーファーは銃を欲したが年齢的に自ら買う事が出来ず、父親に買わせているが、買い与える父親もかなりの人物である。

15歳に普通に終身刑を言い渡すアメリカ司法に日本も少しは見習って欲しいものである (毎回同じ事を言っているが) 。