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アーロン・シャフハウゼン (アメリカ)
【 1977 ~      】



アーロン・シャフハウゼンは、2000年5月、アメリカ・オハイオ州スプリングフィールド・聖ヨハネルーテル教会でジェシカという女性と結婚した。

その後、夫妻にはアマラ、ソフィー、セシリアという3人の娘が生まれた。

ジェシカは2009年から非営利団体で働いていたが、これは高齢者が養護施設で時間を過ごした後、自分の家で生活に適応出来るよう支援する団体であった。


2011年1月、夫妻は離婚を申請し、翌年に離婚が成立した。

シャフハウゼンはノースダコタ州マイノットに住み、ジェシカは子供たちとシャフハウゼンから借りたウィスコンシン州リバーフォールズの家に住んだ。

ジェシカが子供達の監護権を持ち教育と健康管理をし、それ以外については両当事者が共同で監護権を有するという事で決まった。

シャフハウゼンは建設作業員として働いた。


2012年7月10日、シャフハウゼンはジェシカにテキストメッセージを送り、娘に会うため訪問させてくれと頼んだ。

シャフハウゼンはジェシカの家に向かうと、家にジェシカはおらず、ベビーシッターと娘たちがいた。

しばらくしてベビーシッターが家を出ると、シャフハウゼンは家の中に侵入する。

そして、アマラ (11歳) 、ソフィー (8歳) 、セシリア (5歳) と次々とナイフで喉を切った。

最後にまだ息のあったセシリアの首を手で絞めて殺害した。

シャフハウゼンは地下室へ向かうとガソリンを注いだ (後に火を付けようとしたと述べている) 。

殺害後、ジェシカに電話し娘たちを殺害したと伝えた。

シャフハウゼンはリバーフォールズの警察署へ赴き、殺人について告白し、その場で逮捕された。

警察官が家に向かうと3人の遺体を発見し、それぞれ自分のベッドで横たわってた。

顔は血まみれで、検死の結果3人とも死因は鋭利な物で首を切られた事が原因だと述べた。

シャフハウゼンは3件の殺人で起訴された。


2013年3月29日、検察官はシャフハウゼンが離婚後、元妻が別の男性と交際する事への怒りにより犯行に及んだと述べ非難した。

シャフハウゼンは復讐を動機として認めたが、精神的な問題の為にそれが間違っているかどうか判断出来なかったと述べた。

また、放火未遂についても認めた。


同年4月、陪審員はシャフハウゼンが殺人を犯した時、正気であったと裁定し、仮釈放の可能性がない3つの終身刑を言い渡した。

また、裁判官はシャフハウゼンに1万4000ドル (約150万円) の賠償金の支払いを命じた。

余談だがジェシカは再婚し、子供を産んでいる。



《殺人数》
3人 (他放火未遂)

《犯行期間》
2012年7月10日



∽ 総評 ∽

元妻への復讐として娘3人を殺害したシャフハウゼン。

シャフハウゼンの動機は離婚した元妻が新たなパートナーが出来た事による嫉妬とされている。

元妻が結婚生活中に不倫したというのなら恨む気持ちもわかるが、そうではなく別れた後に新しい恋人が出来た事への恨みならまるで救いようがない。

恨みの対象を本人ではなく子供に向かうのは、その方が相手が苦しむと考えての事だろう。

確かに実際にお腹を痛めて子供を産んでいる女性への復讐方法としては男性よりも効果的なのかもしれない。

ただ、これまで同じような逆恨みによる無実の子供に手をかける例を何人も紹介してきたが、親の身勝手に子供を巻き込まないで欲しい。