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チャールズ・ミハヨ (オーストラリア)
【 1978 ~      】



チャールズ・アモン・ミハヨは、タンザニアで生まれた。

ミハヨは中国で働いていたのだが、そこで後の妻となる女性と出会う。

2人は結婚し、オーストラリアに移住した。

ミハヨはオーストラリアの永住権を獲得し、その後、夫妻にはサバンナとインディアナという2人の娘が生まれた。


だが、2人は2011年に離婚した。


2014年4月19日、ミハヨは元妻に、最後にもう1度娘たちの姿を見せてくれるようテキストメッセージを送った。

元妻は会わせる事は出来ないとミハヨに言うと、

「勝った」

とミハヨはメッセージを送った。


翌日の20日、ミハヨは娘たちの為に新しい服を買うと、ビクトリア州メルボルン北東部ワトソニアにある娘たちがいる祖母の家を訪ねた。

ミハヨはサバンナとインディアナにバレリーナのドレスを着て、映画「Frozen」の主題歌「Let It Go」を歌うよう頼んだ。

その様子をビデオテープに録画し、その後、ミハヨは娘たちとかくれんぼを行った。

ミハヨは娘らを寝室へ連れて行くと、枕を顔に押し当て次々と窒息させ殺害した。

殺害後、ミハヨは警察に通報し、娘たちを入浴させ、衣服を着させた。

ミハヨは駆けつけた警察官に逮捕されるが、その場には元妻もいた。

ミハヨはすぐに子供達の殺害を告白し、警察官に動機を尋ねられると、ミハヨは元妻を見て、

「彼女に尋ねる必要がある」

と警察官に述べた。

動機は元妻に対する復讐だと述べた。

検察官はミハヨは元妻が離婚後に新たなパートナーを見つけて以来、精神的に動揺していたと述べた。


同年12月18日、ミハヨは最低31年は仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。

最高裁判所判はミハヨの犯行について、
「41年間、刑法に携わったキャリアの中で最も恐ろしい犯罪の1つ」
と述べ、
「私は1973年から刑法に関わっています。この恐ろしい犯罪を理解するのに途方に暮れている」
と付け加えた。

判決の際、元妻は法廷に出席してなかったが、後に「決して忘れないだろう」とコメントを発表している。

また、遺族も
「彼に対する適切な刑罰に刑務所刑はない」
と述べた。


最後に駆けつけた警察官に言ったミハヨの言葉で終わりたいと思います。

「私は彼らを殺しました。子供を殺しました」



《殺人数》
2人

《犯行期間》
2014年4月20日



∽ 総評 ∽

実の娘2人を無惨に殺害したミハヨ。

これまで同様の事件をいくつも紹介してきたたが、動機は元妻 (夫) に対する嫉妬や親権を奪われる為など、様々である。

このミハヨの犯行も復讐らしいが、いまいち何に対する復讐なのか詳細がなくわからない。

ただ、元妻に新しいパートナーが出来たら精神的におかしくなったようなので、嫉妬だと思われる。

ミハヨはアフリカのタンザニアで生まれ、元妻とは中国で出会ったようだが、どのような経緯で中国に移り、どのような経緯でオーストラリアに移住する事になったのかよくわからない。

ここからは想像でしかないが、元妻というのはおそらくオーストラリア人で、その為、オーストラリアに移住したと思われる。

ただ、アフリカ→中国→オーストラリアという近くもない全く異なる文化の国々での生活は大変だったのは想像に難くない。

移住した事でその国に馴染めず、精神的に追い詰められ凶行に至る場合も多く、もしかしたらミハヨもそうだったのかもしれない。