ディー・ディー・ブランチャード (アメリカ)
【 1967 ~ 2015 】
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ジプシー・ブランチャード (アメリカ)
【 1991 ~ 】
ニコラス・ゴードジョン (アメリカ)
【 1989 ~ 】
ディー・ディー・ブランチャード (出生名クローディヌ及びクローディア・ピトレ) は、1967年5月3日、アメリカ・ルイジアナ州チャックベイで生まれた。
ディー・ディーは自分の思い通りにいかないと怒りを露にする性格で、後に窃盗を行うようになった。
ディー・ディーは看護師の補佐として働き始めた。
ディー・ディーはロッド・ブランチャードと結婚し、1991年7月27日、24歳の時にジプシー・ローズを生んだ。
ロッドはこの時わずか17歳であった。
ディー・ディーとロッドはガンズ・アンド・ローゼズのファンであり、その為、子供に「ジプシー・ローズ」と名付けたのであった。
しかし、実はロッドはジプシーを生む前からディー・ディーとの結婚が間違っていたと思っており、ジプシーを生まれる前に2人は離婚した。
ディー・ディーはロッドと復縁を望み努力するがロッドは断固として拒否し、復縁する事はなかった。
ディー・ディーは生まれたばかりのジプシーを連れ自身の家族と一緒に生活を始めた。
すると、ディー・ディーはジプシーが3ヶ月になるまでに睡眠時無呼吸症候群に苦しんでいると思い込み、病院に連れて行くと一晩中モニターに繋げ検査を受けさせた。
しかし、ジプシーは何の問題もなかった。
問題がないと診断されたにも拘わらず、ディー・ディーはジプシーには健康上様々な問題があると確信する。
ディー・ディーはジプシーの健康問題は染色体異常に起因すると思い込んでいた。
ディー・ディーは周囲の人間に対し「娘は病気だ」と言い触らすようになる。
ジプシーが7歳 (8歳とも) の時、祖父とバイクに乗って軽度の事故に巻き込まれる。
ジプシーは足に擦り傷程度の軽傷であったが、ディー・ディーは適切な治療の為にいくつかの手術が必要だと騒いだ。
以降、ジプシーを歩行器を改良した車椅子に座らせた。
もちろん、ジプシーは歩く事に何の問題もなかった。
ディー・ディーはジプシーをしばしば「スペシャルオリンピックス」に参加させ、2001年、ジプシーを8歳として登録した (実際は10歳) 。
ディー・ディーはジプシーを学校に通わせる事を止め、自宅で学習させる事にした。
ジプシーと公営住宅に住んでいたが、ジプシーに「病気だ」と言って病院に連れ回した。
特にチューレーン医療センターとニューオーリンズ小児病院を訪問した。
また、ディー・ディーはジプシーが筋ジストロフィーと白血病にかかっていると主張し治療を求め薬の投与を行った。
ディー・ディーは筋生検によって筋ジストロフィーの兆候があったと偽り治療させ、また、発作が起こるとして抗発作薬を処方してもらった。
更に「固形物は食べられない」としてチューブによる流動食を与えた。
それらの病院の費用をロッドからの養育費と公的支援で支払った。
2005年8月、ハリケーン・カトリーナがディー・ディーとジプシーが住むルイジアナ州を襲い、周囲を荒廃させた。
2人はシェルターへ引っ越するが、その際、身分証明書の提示を求められる。
しかし、ディー・ディーは医療記録を含む全てがハリケーンで飛ばされたと述べ、医師がミズーリ州への移住を促した為、ディー・ディーとジプシーはミズーリ州へ移動した。
ミズーリ州ローレンス郡オーロラの賃貸住宅に住み始めた2人だったが、ジプシーが2007年のチャイルド・オブ・ザ・イヤーにより表彰される。
すると、ハリケーンから逃れた病気を患う車椅子の少女としてジプシーは注目を集める事となり、ディー・ディーを含め「悲劇の親子」として地元メディアが大々的に取り上げる。
親子に対し慈善団体へ寄付金が集められ、ディー・ディーは多額の寄付金を手に入れた。
また、ミズーリ州では郵便無料、ウォルト・ディズニー・ワールドへの旅行、歌手ミランダ・ランバートのコンサート等を無料で行く事が出来た。
更に財団により一軒家が建てられ提供された。
しかも、寄付金などでお金には困ってなかったにも拘わらず、元夫ロッドは毎月養育費1200ドル (約13万円) を払い続けた。
ロッドはジプシーの18歳の誕生日に電話をして会話を交わしたが、ディー・ディーから
「娘は自分を14歳だと思っているから本当の年齢を言うな」
と釘を刺された。
また、ロッドは再婚相手と定期的に2人の住むスプリングフィールドを訪ねジプシーに会いたいと頼むが、その都度ディー・ディーが何かと理由をつけてはぐらかしたり、いざ訪問日が決まっても直前にキャンセルされていた。
ディー・ディーは隣人にはロッドの事を麻薬中毒者で虐待する最低な元夫であり、娘の病気に対処する事もお金を送ってくる事もないと実際とは真逆の嘘をついていた。
ジプシーは身長が5フィート (約150cm) しかなく、大きな眼鏡に子供っぽい高い声等から実際に会った人は病人のように感じた。
ただ、白血病の治療 (抗がん剤) の一貫として通常起こり得る脱毛をカバーする為にかつらや帽子をよく被せた。
また、ディー・ディーは定期的にジプシーの髪の毛を剃って坊主にしていた。
ディー・ディーは日頃からジプシーに精神的虐待により恐怖を植え付けコントロールしていた。
言う事を聞かない時はコートハンガーでジプシーを殴った。
ディー・ディーは唾液が病気を誘発すると主張し、ジプシーの歯茎に麻酔を打たせて麻痺させたり、耳の感染症を制御する目的でチューブを埋め込ませたりした。
スプリングフィールドでジプシーを診察した小児神経科医ベルナルド・フラスタースタインは、ジプシーが筋ジストロフィーである事に疑問を抱く。
そして、MRIと血液検査を行うと、特に異常は見つからなかった。
フラスタースタインは
「彼女が歩かない理由がわからない」
と話し、ジプシーが自分の体重を足で支え歩行しているのを目撃すると、その事をディー・ディーに伝えた。
フラスタースタインはニューオーリンズの医師に連絡をとり、筋生検が陰性で筋ジストロフィーという診断はディー・ディーの自己申告である事がわかった。
フラスタースタインはディー・ディーが代理ミュンヒハウゼン症候群であると疑った。
だが、以降、ディー・ディーはジプシーをフラスタースタインに診察させる事を止めた。
また、フラスタースタインもディー・ディーの事を特に公共機関に報告しなかった。
2009年、ディー・ディーが異なる名前と生年月日を娘に使用しているという情報が匿名の人物から警察に告げられる。
調査すると、ディー・ディーが少なくとも1度はジプシーの出生証明書のコピーを偽造していた事がわかり、1995年に変えていた。
ジプシーは1995年生まれだと聞かされており、ある時、病院を訪れた時、実際の1991年と記載された出生証明書のコピーを見て頭が混乱した事があった。
その時はディー・ディーがミスプリントだとジプシーに言った。
ジプシーはこれまで母親に騙されていた事を知る。
2011年、ディー・ディーがオンラインで知り合った男性とホテルの部屋に入った時、ジプシーは逃げ出そうとするが失敗してしまう。
ディー・ディーはパソコンをハンマーで破壊し、次逃げた場合、ハンマーで指をパソコンのように破壊すると脅した。
ディー・ディーはジプシーに手錠を掛け、2週間ベッドに繋いだ。
また、ジプシーに警察に書類を提出したから助けに来ないと嘘を言って信じさせた。
2012年、ジプシーはディー・ディーの厳しい監視の隙をみて、寝ている時にインターネットを使った。
ある日、ウィスコンシン州ビッグベンドに住むニコラス・ゴードジョンという男性とオンラインで知り合う。
ゴードジョンは猥褻行為の犯罪歴と精神疾患の病歴があり、また、解離性同一性障害または自閉症であった (とされている) 。
2014年、ジプシーとゴードジョンは5つの別々のフェイスブックのアカウントを持っており、オンラインで頻繁に連絡を取り、親密な関係を築いていく。
2人のやり取りはBDSM (人間の性的嗜好の中で、嗜虐的性向をひとまとめに表現した言葉) が多く飛び交い、次第にジプシーはゴードジョンが自分に興味を抱いている事に気付く。
そして、ジプシーはゴードジョンを自分が母親にやられたようにコントロールし操作していく。
2015年、ジプシーは母親殺害を計画する。
それはディー・ディーが寝ている所を襲うというものだった。
同年6月14日、ディー・ディーとジプシーがスプリングフィールドの病院に行っている間、ゴードジョンは家に到着した。
深夜、ディー・ディーが眠りについた所を見計らい、ゴードジョンを家の中に招いた。
そして、ジプシーが殺人の為に用意した手袋、ダクトテープ、ナイフをゴードジョンに渡した。
ジプシーは殺害を任せ、自身はトイレに行き母親の断末魔を聞かないよう耳を塞いで待機した。
その間、ゴードジョンはディー・ディーの体をダクトテープで拘束し、ナイフで背中を17回刺して殺害した。
殺害した事をジプシーに知らせると、2人は部屋で性行為を行った。
その後、ディー・ディーが家に置いていた現金と小切手4000ドル (約40万円) を奪い、2人はスプリングフィールド郊外のモーテルに逃げ込んだ。
そこで次にどこに行くか計画する為に数日間滞在した。
ジプシーはこの時点では犯人は強盗の仕業だと警察が思うだろうと考え、自分達に容疑はかかってないだろうと思っていた。
だが、いくつかの防犯カメラで2人の姿が確認されていた。
2人は凶器をウィスコンシン州のゴードジョンの家に送り、バスに乗った。
2人がグレイハウンド駅に向かう姿を数人が目撃していた。
この時、ジプシーは金髪のカツラを被っていた。
ディー・ディーの友人がフェイスブックを確認するとおかしな事に気付き、自宅に電話を掛けた。
しかし、電話に出なかった為、直接家を訪ねる事にした。
ディー・ディーは病院に行く為に予告なしに出掛ける事が頻繁にあったが、家にはジプシーの車椅子を保持するよう特別に改造された車が残されていた為、家にいるはずだと考える。
チャイムを鳴らすが反応はなく、窓から室内を覗こうとするが保護フィルムにより中を確認出来なかった為、友人は911に連絡した。
警察が到着するが、令状がまだ発行されてなかった為、中に入る事が出来なかった。
その後、令状が発行され家の中に入ると、ディー・ディーの遺体が発見された。
当初、警察は犯人がディー・ディーを殺害し、病気のジプシーを連れ去ったと考えており、車椅子や薬、酸素タンクや栄養チューブが置かれたままだった為、その安否が心配された。
しかし、ジプシーがオンラインで知り合ったボーイフレンドがいる事が判明し、IPアドレスを追跡すると家がウィスコンシン州である事がわかった。
同年6月19日、警察がゴードジョンの家に向かうと、家にいたジプシーとゴードジョンを逮捕した。
ジプシーが病気を患っていなかったという事実はスプリングフィールドのメディアによって報じられ、金銭の寄付を止めるよう促した。
母親ディー・ディーが健康な実の娘を騙して治療を行っていた事と、嘘によって金銭を巻き上げた事実に住人は困惑した。
また、そんな娘が母親をボーイフレンドと結託して殺害した残虐さに驚きを隠せなかった。
ディー・ディーが娘を騙していた理由は、代理ミュンヒハウゼン症候群によるものだとされ、幼い頃の両親からの愛情の欠落がそうさせたのではと言われた。
裁判が始まるが、ジプシーは残虐的な方法で母親を殺害したが長年虐待を受けており、同情の声が多く寄せられた。
当初、死刑や終身刑もあり得る第一級殺人で起訴される予定であったが、弁護士が母親からの虐待は考慮されるべきであると強く主張した。
同年7月、ジプシーは司法取引により懲役10年が言い渡された。
ゴードジョンはジプシーに促されたとはいえ、直接犯行を行ったとして罪はジプシーより重いとされた。
2017年1月、検察官がゴードジョンへの2度目の精神医学検査を要請した為、裁判は延期となった。
弁護士はゴードジョンのIQが82である事、自閉症スペクトラム障害であると主張した。
ジプシーはゴードジョンの裁判に証人として立ち、殺人を促しナイフを渡したが、彼が実際に殺人を行うと思っていなかったと話した。
また、ゴードジョンの子供を産めば、ディー・ディーは彼を受け入れなければならないという希望を持っていたと話した。
ゴードジョンは2時間の審理の末、第一級殺人と武装犯罪行為で有罪判決となった。
2019年2月、ゴードジョンには終身刑が言い渡された。
判決を言い渡されたゴードジョンは、裁判官に
「ジプシーとは盲目的に恋に落ちた」
と話し、武装犯罪行為の免責を求めた。
しかし、ジプシーには終身刑とは別に武装犯罪行為で懲役25年が追加された。
事件後、ディー・ディーに欺かれた友人や隣人たちは一様にショックを受けた。
事件を担当した保安官は記者会見で
「多くの人が彼女に騙された。しかし、これが真実です」
と話した。
ルイジアナ州にいるディー・ディーの家族は、ディー・ディーの死について後悔を示さなかった。
ジプシーに殺害されたのは彼女の運命だと話し、ジプシーの罰は十分だと話していた。
ディー・ディーは火葬され灰となったが、家族の誰も葬儀代を払う事を拒否した。
ディー・ディーの父親は健在だったが、灰を拾う事さえせず、トイレに流して捨てた。
また、ディー・ディーの元夫でジプシーの実父ロッドもジプシーを擁護し、初めてジプシーが歩いている姿を見たと話した。
ジプシーは病気ではなく歩けると信じていた小児科医フラスタースタインは、ディー・ディーを代理ミュンヒハウゼン症候群だとメモに書いていたが、彼女はこれまで遭遇した唯一の症例であると述べた。
ジプシーの殺人を知ると「ジプシーが悪い」と話した。
このジプシーの事件は多くの映画やドラマで取り上げられている。
最後に2018年1月4日に答えたインタビューの言葉で終わりたいと思います。
「私は母親と一緒に暮らすよりも今の刑務所での生活の方が自由だと感じています。何故なら今、私は普通の女性として生きる事を許されているからです」
《殺人数》
1人
《犯行期間》
2015年6月14日
∽ 総評 ∽
実の母親に長年病気だと偽られ、治療と称して虐待を受け続けたジプシー。
事件が公になるとアメリカだけでなく、当時日本でも多くのニュースで取り上げられた。
また、映画やドラマ、ドキュメンタリー番組などが多く作られており、知っている人も多いと思う。
物心ついた頃から病気だど言われ治療を受けさせられれば子供からすると当然疑う余地はない。
だが、実際は健康であり、ただただ母親に騙され続けていた事を知った時の衝撃は想像を絶するものがある。
ディー・ディーが何故このような事を行ったのか本人がすでに死んでいる為、本当の所はわからない。
一応、代理ミュンヒハウゼン症候群とされているが、その一言では片付けられない事件のようにも思える。
代理ミュンヒハウゼン症候群は自分の代わりの者 (大抵我が子) を虐待し、周囲からの同情により悦に至る精神疾患だが (ほとんどが女性) 、ディー・ディーが周囲からの同情を集めていたという詳細があまりない。
また、寄付金や元夫を騙し続け養育費を搾取していた事もあり、娘を病気と偽った金銭目的の犯行ともいえなくもない (ただ寄付金が集まったのはたまたまハリケーンで被害を受けたからであるが) 。
世間の声は概ねジプシーに同情的だが、私も基本的にはジプシーに同情する。
ただ、個人的に思うのはジプシーが自分の力でディー・ディーを殺害し、素直に自首していれば執行猶予で釈放してもいいくらいだと思う。
だが、ネットでゴードジョンをたぶらかし、自身の手を汚さず殺害もゴードジョンにやらせ、その後、罪を逃れる為に逃避行を行った。
この点に関してはとても許されず、ジプシーの懲役10年は妥当だと思うが、ゴードジョンの終身刑との開きが気になる。
この事件は普通のカテゴリーではなく「復讐」においた。
殺害の方法や対応には同情は出来ないが、長年受けた虐待を考えればその当事者しか殺害していない事もあり復讐に置くのが無難だと判断した。
コメント
コメント一覧 (33)
懲役10年もおとしどころの判決だったんじゃないでしょうかね?
母親は自業自得でしょう。
散々虐待を行い娘の一生を狂わせてるし、死刑でも足りない悪行ですから。
そういえば、光市母子殺害事件の元少年Aの再審請求が棄却されましたね。
遺族の青年が論理的に静かに話しながらも
「もしAが死刑にならなかったらぼくの手で少年Aを殺す!」
と言っているのは感動しました。
普通は周りの空気や感情に圧倒されて論理的には言えないでしょう!
あと、日本では虐待や強姦の加害者に対する対応が甘すぎます!
虐待や強姦、利己的殺人で親族や友人の命を奪われた場合は復讐してもいいくらいです!
他に誰か殺したわけではないので復讐といっていいと思います。
落とし所だったのでしょうね。
流石にこれでジプシーも終身刑というのはないですよ。
「自分の手で殺す」って言ってましたね。
あれが真の遺族の声です。
甘過ぎるというか何もしなさ過ぎですよ。
どうでもいい事ですがうちの犬の名前もジプシーです。
間違いなくしてないでしょうね。
やはり教育というのは大事ですね。
ジプシーというのはよく使われる言葉なんですね。
凶悪犯罪者と子供やペットの名前が一緒だと心配になりますね。
クリミナルマインドでも子供に犯人の名前はつけたくないと言っていたし。
実際衝撃事件を起こした凶悪犯罪者と同じ名前だといじめられたりからかわれることもあるし
そのシーン私も覚えてます。
ごく初期の頃だったと思いますが、子供の名前を付ける時にシリアルキラーの名前と被るといって悩んでましたよね。
けど、アメリカのようなシリアルキラー製造国ならむしろ使われてない名前なんていないですよね。
親の愛情欠落によるモノでは無く、只単に「子供を利用(悪用)して周りから金をムシリ取ろう!」としただけのように私は思いました。
母親は惨殺されていますが全く同情の余地が無く、家族親族が葬儀代金の支払いを拒絶したのも頷けます。
オマケに父親には遺灰すらトイレに流される始末、余程「騙されていた事」に憤慨していたと思われますね。
事件としては凶悪なのでしょう。
しかしながら、母親にズッと騙され続け操り人形(※奴隷)にされてきた娘の「復讐」であり、犯行そのものには嫌悪感を抱きませんでした。
※逮捕後の供述で恋人に全ての罪を擦り付ける様は非常に嫌悪感を抱きましたが・・・・・・・・・
今回の事案は「どちらも被害者であり加害者」と思えてしまい、府に落ちませんでした。
最も憐れなのは殺人計画に捲き込まれた恋人ですかね?
※罪は罪として罪状刑期は適切だと思います。
基本的にお金が絡んだ時点でそれ目的と思われても何も言えないですよね。
ちょっとした嘘なんて可愛いものじゃないですからね。
親だって大切な孫だと思って10数年目をかけてきたのにこの始末ですからね。
仰る通り1番の被害者はたぶらかされた男性かもしれませんね。
ただ、この男性も元々犯罪者ですし、私欲で動いたのは間違いないですね。
少年は毎晩徹夜でコンピュータゲームをしていたようです。
彼は学校の成績は優秀でしたが、極度のゲーム依存を起こしていました。
以前、中国か韓国でもありましたよね。
ずっとパソコンでゲームやり過ぎて死んだの。
そこまでやり続けられる精神が凄いですよね。
有名らしいですが、初めて知りましたよ。
私も管理人さんと同じような意見で、基本的にはジプシーには同情はしますが、ゴードジョンを利用した事は憤りを感じます。
自分の力で母親を殺害したのなら完全に同情しますけど。
唯一スッとしたのはディーディーの骨はトイレに流されたとこですかね(笑)
結構有名ですね。
アメリカでは今年の3月からこの事件を題材にしたドラマがHuluで始まったそうです (日本では観れないそうですが) 。
結局自分で殺す勇気がなかったのでしょう。
いくら騙され続けたといえど親は親ですからね。
今回は、憤りや怒りより、同情してしまう記事でした。
毎日読んでいますが、どんな殺人犯でも『普通の人間として振る舞えるから、母親と暮らすより塀の中がいい』と言った人はいなかったように思います。
途中でそう気付いた時のショックは想像出来ないですね。
当然同情はしますね。
母親が殺されたのは自業自得といえます。
そう言った人はこれまで掲載した中にはいないですね。
ジプシーも自分の手を汚さなかったのは悪いと思いますけど、こうでもしないといけなかったのとなると可哀想だと思います。
そうですね。
ジプシーは間違いなく犯罪を犯すような人間ではなかったと思います。
せめて自分で寝ている母親を刺せば執行猶予で釈放で良かったと思いますが、殺害方法が少し陰湿でしたね。
稚拙な逃避行に走ったり子供じみた言い訳やなすりつけをジプシーはする始末。
無様で情けなくみっともないバカの結末は終身刑。
ぴったりです。
が、片割れが甘いのは納得いかないです。
実行役はワイセツで逮捕された性犯罪者。
騙されたとかホザいていますが、本当は老婆を拷問したり殺したりワイセツしたりするのが楽しかったのでしょう。
なのに懲役10年。
司法取引なんて無様で情けない結末になるだけでしょう。
性犯罪者の凶悪化再犯は死刑でいいのに。
ジプシーにはせめて自分の手を汚して欲しかったですね。
私がジプシーならこれまでの辛かった人生の復讐として自分で刺したいと思いますが、実の母親というのはどんなに憎くてもやはり躊躇してしまうのでしょう。
そうですね、かなり珍しい例ですね。
だが、共犯の男への罰が甘いのは納得いかない。
前もワイセツで逮捕され前科持ちなのに老婆を殺すという凶悪な犯行に及んでるのに懲役10年という小便刑はわからない。
死刑でいいのに。
自分で母親のディーディーを殺せなかったのは怖くて逆らえなかったからかもしれません。
他人で殺害もためらわなそうなゴードジョンだったら殺してくれると思ったのかもしれませんね。
逃避行ももしかして終身刑にしてほしかったからかも。
罪のなすりつけももしかして自衛のための習性として身に付いちゃったのでは?
ジプシーは懲役10年ですね。
終身刑はゴードジョンの方ですね。
怖くて逆らえなかったというのも確かにあるかもしれませんね。
図々しいですね。
仰る通りその図々しさが後悔も反省もしていない証拠といえます。
復讐といえば復讐ですが少し微妙なのでそのままにしておこうと思います。
ジプシーには少し同情しますが、実行犯の男とあまりにも罪の重さが違いすぎると思います。せめてもう少し重くすべきだったのではないかと。立派な殺人ですし。
有名な事件ですからね。
本当にやりきれないという言葉がピッタリだと思います。
ジプシーが単独で母親を殺めたのなら大いに同情出来るのですが男を利用して殺害させたのはダメですね。
以前他の方も紹介してだと思いますが、父親に対して復讐したKrestina,Angelina,MariaのKhachaturyan三姉妹の事件を掲載して頂きたいです。ちょうど最近この事件に関しての捜査が終わったそうですが、彼女たちは計画的殺人の罪になる可能性があるみたいです。情状酌量についての声もあげられてますがどうなるかは不明です。最大で禁錮20年の可能性があるそうです。
自分としては虐待を本当に受けてたとしたら可哀想ですが、無罪にすべきではないと思いますね。
色々考えさせられる事件なのでぜひ掲載して頂きたいです。
難しいですね。
流石に無罪というのはないと思いますが、殺人罪というのも違うと思いますし。
ロシアの三姉妹ですよね。
以前教えて頂いた時に調べて今記事を作っています。
近いうちに掲載したいと思います。
やっぱり司法に対する批判の声も強いみたいですね。どうなるのか今後の展開が気になる事件でもあります。
いつもリクエストに応えてくださり本当にありがとうございます。記事の掲載を楽しみに待っています。
リクエストはありがたいですね。
知らなかった事件を知る事も出来ますし。
必ずしも掲載出来ませんが1度は確認してます。