イゴール・チェルナート (ロシア)
【 1966 ~ 1987 】
イゴール・チェルナートは、ウクライナ (ウクライナ・ソビエト社会主義共和国) ・オデッサで生まれた。
チェルナートの前半生についてはほとんどわかっておらず、ヴェリコードリンスカヤ中学校に通い、8学年を卒業後、職業訓練学校に入学した。
チェルナートは DOSAAF (準軍事的な組織) でドライバーとして学んだ。
1985年、チェルナートは徴兵され、戦車のドライバーを務めた。
同年11月、チェルナートは初めての殺人を犯した。
この殺人は逮捕された後に供述により発覚した。
1986年3月、チェルナートは医療部の診療所に勤める兵士を訪ねにきた妻のエフゲニア・ナザロヴァを検問所から誘惑し、強姦した後、釣り糸で首を絞めて殺害した。
同年4月中旬、チェルナートは軍人の息子に食べ物を持ってきた兵士の母ヴィクトリア・バイコフスカヤを殺害する。
同年5月、チェルナートは兵士の妻エレーナ・イワノワを森へ誘い殺害する。
チェルナートはイワノワから盗んだ物を全て売り捌いた。
カメンカの軍施設で盗難が相次ぎ、内部調査を行うと、チェルナートの名前が浮上する。
チェルナートは尋問されるが、その日の夜に逃亡する。
オデッサに戻るが、すぐに警察へ赴き、これまでの殺人を告白した。
チェルナートはレニングラードへ移送された。
レニングラードの軍事裁判所はチェルナートに死刑が言い渡された (これは例外的な刑罰であった) 。
1987年10月21日、射撃隊による死刑が執行された。
チェルナートによる犠牲者はわかっているのは4人だが、10人以上に及ぶとみる専門家もいる。
《殺人数》
4人 (10人以上の可能性あり)
《犯行期間》
1985年11月~1986年4月中旬
∽ 総評 ∽
『The Evil Spirit of Kaukjarvi (カウジャルビの悪霊) 』または『The Kamensky Maniac (カメンスキーの狂人) 』と呼ばれ、少なくとも4人の女性を殺害したチェルナート。
チェルナートが異質なのは自身が軍人で、標的を兵士の妻や母親といった近しい相手を狙った所だ。
その為、すぐに発覚しそうなものだが、チェルナートは半年も犯行を続けた。
チェルナートにとって狙い易かっただけなのだろうが、相手も顔見知りだったのか油断したのかもしれない。
チェルナートは10人以上殺害した可能性があるとされているが、どのような相手か半年以内なのか詳しくわからない。
実際10殺害したのかわからないが、可能性は高いといえよう。
コメント
コメント一覧 (23)
真相はわからないのはモヤモヤするけど、一応のけじめはついてるのはスッキリします。
凶悪犯罪者が死んだという事実を教えられただけでもけじめをつけようとする被害者や遺族もいることを理解してほしいです。
その通りですね。
凶悪犯が処刑される事でけじめがつけられる遺族も少なくないです。
日本には北朝鮮の金正恩のような裁判官、最高裁判所長官、法務大臣が必要と思いますね。
金正恩は銃殺刑以外にも
爆殺刑(高射砲で処刑)、焼殺刑(火炎放射器で処刑)、殴殺刑(ハンマーで処刑)など
残酷な処刑方法を導入しています。
金正恩は簡単に死刑判決を出す、処刑する事で有名です
(日本の裁判官、法務大臣も見習うべき存在です。)
金正恩は処刑を楽しんでいるのでしょう。
日本にも金正恩のような
法務大臣、裁判官が必要ですね。
日本も死刑大国目指して頑張って欲しいですから
日本の死刑は中国、北朝鮮、サウジ、イランを見習う必要がありますね。
中国、北朝鮮は お構いなしにバシバシ死刑を出す
これは日本が見習うべき点です
正恩がトップになる前の時代
金日成、金正日の時は頭を撃ち抜く銃殺刑だけでしたが
正恩になってからは残酷な刑が増えています
・銃殺刑(機関銃で死体に穴が開くまで撃つ)
・爆殺刑(高射砲で処刑、死体は木端微塵に)
・焼殺刑(火炎放射器で処刑)
・殴殺刑(ハンマーで後頭部を殴り処刑)
・石打刑
・斬首刑
・絞首刑
北朝鮮の処刑方法はサウジ、イランと並ぶほど残酷と言えます。
この凶悪鬼畜クソムシは、軍に来訪する女性を最初から、狙っていたのでしょう。
事件が発覚せず、物資横領が発覚して「殺人もバレるかも?」と狼狽え、逃亡して自首した挙げ句に死刑・・・・・・ざまぁ!としか、言いようが無いです。
事件が発覚しなかったのは、来場者名簿等に記入させないで誘導したのだと思います。
犠牲者が10名以上とされるのは、軍隊に面会に来る人間は大抵は、定期的に訪れます。
それが、途絶えて行方不明な人達が判明しているからでしょうね。
凶悪犯罪者は問答無用で死刑、これこそが正しい司法判断です。
素晴らしいですよね。
初めから狙っていたのでしょうね。
行方不明の人が多数いるのでしょうね。
この頃の司法に戻って欲しいです。
戦車乗りをしていたってことは軍の中でもある程度優秀な存在ってことだと思うのですが中身はゴミクズのような奴ですね殺人強盗強姦だけでなく日常的に窃盗をしていてそのせいで名前が上がって殺人も自白せざるをえなくなるとか馬鹿としか言いようがないですよねこんな奴の摘発に半年間もかかってるあたり当時のロシアは恐ろしい。
無理ですね。
夫の同僚をまさか猟奇殺人者とは誰も思わないですよ。
ちょっと時間かかり過ぎですよね。
見ず知らずの女性を殺害したわけでもないのに。
かまかけてやっと犯人だとわかったくらいだからソ連の司法のずさんさ加減はいくらなんでもひどすぎ。
かもしれないですね。
ソ連の警察が杜撰なのはアンドレイ・チカチーロの時に証明されてますね。
生い立ちから何から謎だらけの存在となると、どのような経緯で猟奇殺人者へ変貌して行ったのかが妙に気になりがちですね。
身内を狙った事自体も、些細な事から積った一方的な逆恨みの類の怨恨なのか単なる狂気絡みの衝動なのか何方なんだろうと首を傾げてしまう(狂人の考えなんて元から解らないのですが、こういう悪辣さの強いのは中々・・)。
軍警察や一般警察側も普段から疑る所まで疑う姿勢を見せるくせして、軍人や同僚には目を向けないというのは「根性が相当腐った奴ばかりの巣窟」だと自らゲロってるも同然で辟易します。徒でさえ汚職や腐敗の温床となっているだけにムカつき具合も半端ない。
あと、リクエストを一つ。ジョルジ・ゴーンを取り上げて貰えないですか?
あのカルロス・ゴーンの実父ですが、実は猟奇犯罪者だったという話があります。当人は2006年に死去しているそうですが、麻薬や金品に絡む犯罪ではその名を知らないアウトローはいないともされる位に相当な屑振りを示している様です。
情報では何度も逮捕されていて、ある事から脱獄に成功しブラジルへ逃亡後、悪知恵フル活用の末に企業家となった経歴の持ち主だと出ています。
気になりますね。
ソ連軍は以前何かで見たのですが同僚によるいじめが酷いみたいですね。
だったら怨恨とかあり得ますね。
古賀被告は去年7月、帰宅中の38歳の女性を襲い、
強姦した上、首を絞めて殺害し、遺体を川に遺棄、更に財布を奪ったとされます。
しかも古賀被告は過去にも性犯罪を3回起こして服役しており、
性犯罪の再犯防止プログラムまで受けていたそうです。
しかし検察は極刑ではなく無期懲役を求刑。
女性には中学生の息子もいて、母親がどのような事をされたか理解出来るでしょう。
家族の傷は筆舌に屈しがたいものがあります。
女性の夫は
「会いたくても会えない。そして、犯人は刑務所にはいるが生きることができる。
あまりにも不公平。」と述べ、被告の極刑を望みました。
最低でも司法は、取り逃がした獣を責任を持って処分すべきでしょう。
司法も余りに身勝手で憤りに耐えません。
遺族の発言が全てですね。
やはり遺族に刑罰を決めさせるべきです。
日本もイランの復讐刑、報復刑が必要ですね。
導入して欲しいです。
復讐刑は遺族が被告を処刑できる。
(遺族は無罪になる)
復讐刑には2種類あり遺族に処刑されるか莫大の金を払って減刑されるかです。
日本で導入したら法外な莫大の金を請求する事が多く出そう
報復刑(目には目を歯には歯を)は 被告に同じ目に遭わせる
イランでは相手の目を失明させた被告に目玉くり抜きの刑が執行された(目をほじくられ 目を取られる)
そうですね
流石に拷問は日本では無理だと思いますが、極刑にするか助けるかという量刑の是非は、
遺族が決めるべきだと思います。
一部、遺族の意思で加害者が極刑になった例もありますが、
金と時間を掛けて署名運動をして、何年も掛けて執行に漕ぎ付ける具合です。
最近は遺族の意思が判決に影響しない判例ばかりというか、
人生に絶望した遺族に、これ以上の戦いを強いるのが、そもそも酷というものです。
性犯罪歴は処刑された
小林薫死刑囚にもありました。
殺してないのに埋める理由って一体何なんですかね?
そんな理論が罷り通る事自体ふざけてますよ。
事件に関係ない第3者や保身ばかりの加害者のふざけた意見がまかり通り結局被害者の相手はされないという話が多いですね。
判決と刑罰の執行方法は遺族に決めてもらうという形にすべきでしょう。
もちろん死刑しか考えられないような犯行だったらその場で処刑で。
司法は犯罪者を罰する為に存在するのでどうしようもないですね。