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エリッヒ・ハウエルト (スイス)
【 1959 ~      】



1982年、エリッヒ・ハウエルトは、スイス・チューリッヒ州タールヴィル近くで、ジョギングをしていた26歳の女性を殺害する。


1983年、カイザーアウークシュトで、ハウエルトは72歳の女性を殺害する。


同年6月、ハウエルトは強盗未遂事件を起こした後、逮捕された。

ハウエルトは2件の殺人と少なくとも11件の強姦により有罪判決が下された。

そして、「非常に危険」とされ終身刑が言い渡された。

刑務所でのハウエルトは真面目で大人しく、何の問題もなく振る舞った。

その為、ハウエルトの刑は緩和され、数回休暇を与えられた。


1993年10月29日、チューリッヒ州司法省はハウエルトの短期休暇を承認した。


翌日30日午後、チューリッヒ近郊ツォリカーベルクで、パスクァーレ・ブルマン (20歳♀) の遺体が発見される。

ブルマンは全裸であり、首を刺され埋められていた。


同年11月1日、刑務所に戻ったハウエルトはブルマン殺害を告白する。

DNA検査の結果、ブルマンに残された物と一致し、ハウエルトは逮捕された。


1996年9月、ハウエルトは再び終身刑が言い渡された。

このハウエルトの事件は問題となった。

そもそも危険な性犯罪者を刑務所での行いが良かったからといって休暇と称して外に出すこと事態の是非が問われた。

殺害されたブルマンの母親はカントン州を相手に訴訟を起こした。

裁判所は母親の主張の一部は認めたものの、ハウエルトの仮釈放の許可に関与した4人の司法スタッフには無罪を言い渡した。

ただ、事件後、囚人の休暇と退院についてのガイドラインが強化され、監護権が大幅に増加し、再発の回数が激減している。



《殺人数》
3人 (他強姦11人)

《犯行期間》
1982年~1993年10月30日



∽ 総評 ∽

刑務所での行いが良いからと、休暇と称して数日の間外に放ち、案の定殺人を犯した情けない事件。

今まで何回も言っているし同様の例をいくつも掲載しているが、凶悪犯は絶対に更生しないし、治療でも絶対に完治しない。

そんな事は歴史が証明しており、調べれば誰にだってわかる事だ。

そもそも、犯罪を犯した犯罪者を「日頃の行いが良いから」と外に出す事自体が信じられず、理解出来ない。

一体何のため?と言いたくなる。

言い分としてはおそらく「終身刑という一生刑務所にいる事になる囚人に人生の希望や励みにしてもらうため」とかそんな事を言うのだろう。

もしそうだとするならば、何故、凶悪な事件を起こした犯罪者の人生に希望をもたせる必要があるのか。

仮に一生刑務所だと悲観して自殺したり病気になった所でどうだっていいではないか。

殺された犠牲者はその後の幸せであったろう人生を過ごす事すら出来ないのだ。

いい加減、犯罪者に寛大で必死に守ろうとする社会は何とかならないものだろうか。