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ワーナー・フェラーリ (スイス)
【 1946 ~      】



ワーナー・フェラーリは、1946年12月29日、スイスで生まれた。

母親はフェラーリを産んだ時、まだ18歳であり、その為、短い期間母親と過ごした後、様々な託児所で過ごす事となった。

12歳の時に家に戻り、再び母親と生活するが、この頃には精神状態が不安定となっており、統合失調型パーソナリティ障害と診断される。

16歳の時に窃盗や放火を行い、19歳で精神病院に入院した。

成人したフェラーリは、様々な仕事に就いた。


1971年、フェラーリはバーゼル=ラントシャフト準州ライナッハで、ダニエル・シュワン (10歳♂) を強姦し、殺害する。

逮捕されたフェラーリは、10年の禁錮刑を言い渡された。

8年後、フェラーリは釈放された。


釈放されたフェラーリは、1980年5月から殺人を始める。


1989年8月26日、フェラーリはハーゲンドルフでファビエンヌ・イムホフ (9歳♀) を強姦し、殺害する。


4日後の30日、フェラーリは警察に電話し、イムホフ殺害と自分は何の関係もないと告げる。

突然の意味不明な電話に戸惑った警察であったが、間もなくオルテンにあるアパートでフェラーリを逮捕した。

フェラーリはこれまで4人の殺害を告白し、祭りで子供を誘惑したと説明した。

その4人は1983年に殺害されたベンジャミン・イーグリ (10歳♂) 、1985年に殺害されたダニエル・サッター (7歳♂) 、1987年に殺害されたクリスチャン・ウィドマー (10歳♂) 、そしてイムホフであった。

しかし、警察はフェラーリが全国8つの州で10年間で少なくとも11人を誘拐し、その内、8人を残虐に殺害していると考える。

残る4人は1980年5月16日にビューレンロスで遺体が発見されたルース・シュタインマン (12歳♀) 、ピーター・ロス (8歳♂) 、サラ・オバーソン (6歳♀) 、エディス・トリッテンバス (9歳♀) であった。

シュタインマンは全裸で、喉の奥に詰め込まれた靴下が原因で窒息死したのだが、左乳首の周辺と臀部に噛まれた痕があった。

フェラーリはシュタインマン殺害を強く否認する (犯行現場に陰毛が見つかり検査したがフェラーリものではなかった。また、歯形はフェラーリの義理の兄弟のものと後に断定された) 。

フェラーリは釈放後に殺害したのはあくまで4人だと述べ、他の殺人に関しては否定した。


1995年、フェラーリは終身刑が言い渡された。

シュタインマン殺害は無実となったが、残る3人に関しては証拠がなく不明であった。

また、逮捕後、類似した事件がピタリと止まった為、3人に関してはフェラーリによるものだとされた。


しかし、2007年7月、イレニア・レンハルトという少女の遺体が発見される。

容疑者として、67歳の男性が逮捕されるが、直後に自殺してしまう。

警察は男性による犠牲者がレンハルトだけという可能性は非常に低いと考えており、少なくとも80年代から同様の犯行を行っていたとした。

その為、フェラーリが否定した3人についてはこの男性によるものなのかどうか調査が続いている。


最後に後のインタビューで答えたフェラーリの発言で終わりたいと思います。

「母親にキスされたり抱かれたり慰められた事など1度もなかった」



《殺人数》
5人? (他強姦多数)

《犯行期間》
1971年~1989年8月26日



∽ 総評 ∽

少なくとも5人の子供を強姦し殺害したフェラーリ。

フェラーリは幼い子供ばかりを標的とした事から、スイスで最も悪名高い殺人鬼の1人とされている。

フェラーリはわざわざ警察に殺人とは関係ないと告げたが、こんなの「自分が犯人です」と言っているようなものである。

何故、連絡したのか理解出来ず、間抜けという他ないが、もし連絡しなかった場合、逮捕されずもっと犠牲者が増えた可能性があったので、それは良かったと思う。

フェラーリが標的としたのは10歳以下の子供で、1人を除き少年であった。

通常、少年なら少年を、少女なら少女ばかりを標的とする殺人鬼は多いが、アンドレイ・チカチーロのように子供なら誰でもいいという鬼畜も少なからず存在する。

フェラーリは10歳以下の子供ばかりを標的としたが、典型的なペドフィリアといえ (ペドフィリアは一般的には10歳以下の子供を好む者を指す) 、鬼畜中の鬼畜である。

フェラーリが何故そうなったのかはわからないが、恐らく母親の愛情の欠落が原因と思われる。

フェラーリは1度少年への強姦殺人で逮捕され、たった10年の禁錮刑となり、わずか8年で釈放された。

10歳の少年を強姦して殺害したのにわずか10年の刑であり、しかも、犯行時、フェラーリは少年とかではなく24歳である。

スイスが死刑を完全に廃止したのは1992年だが、通常の犯罪に関しては1942年にすでに廃止していた。

ただ、最初の殺人で死刑にしていればその後の被害は確実に防ぐ事が出来た。

スイスは永世中立国を宣言しているにもかかわらず、2025年までに世界から死刑をなくしたいと主張している愚かな国である。

永世中立国を名乗るなら他国に関する事にも中立を通し、余計な事に口出ししてくるなと言いたい。