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カレン・グリーンリー (アメリカ)
【 1956 ~      】



カレン・グリーンリーは、アメリカ・カリフォルニア州サクラメントにあるメモリアル・ローン葬儀場で、遺体の防腐処理見習いとして働いていた。


1979年12月17日、グリーンリーは1週間前に死亡したジョン・L・メルキュール (33歳♂) を霊柩車で葬儀場へ運んでいた。

だが、グリーンリーは葬儀場へは行かず、そのまま行方をくらましてしまう。


数日後、カリフォルニア州シエラ郡アレガニー近くでグリーンリーは発見される。

グリーンリーは約20錠のタイノールとコデインを過剰服用して自殺を試みたが生きていた。

病院に搬送されたグリーンリーは、医師により胃に溜まった錠剤を取り除かれた。

医師によると、グリーンリーは「非常に落ち込んでいる状態」であった。

その後、グリーンリーは尋問を受け、運んでいた遺体の男性と性行為をした事を4ページの手紙で告白した。

そして、自身はネクロフィリアであり、自分の事を「中毒」と呼んだ。

逮捕されたグリーンリーだったが、当時のカリフォルニア州はネクロフィリアは違法ではなかった。

その為、グリーンリーは霊柩車の盗難、葬儀の妨害の罪だけで有罪判決となり、255ドル (約7万円) の罰金、11日間の刑務所での拘束を命じられた。

釈放されたグリーンリーは、保護観察 (治療も含まれる) される事となった。

メルキュールの母親マリアン・ゴンザレスは「重度の精神的苦痛」を受けたとしてグリーンリーとメモリアル・ローン葬儀場を100万ドル (約2億2000万円) で訴えた。

しかし、裁判所の聴聞会で、元々アルコール依存症で鬱病の病歴があるゴンザレスに「永続的な影響は与えない」とし、最終的には訴えは一般的な懲罰の損害賠償として11万7000ドル (約2500万円) で和解した。


1987年、グリーンリーは本の取材を受け、若い男性の好みについて、どのような性的行為を行ったのか、死体と血の匂いに対する魅力について語った。

そして、自身を『morgue rat (死体安置所のネズミ) 』と表現し、ネクロフィリアが嗜癖だと述べた。

しかし、後にグリーンリーはインタビューを受けた事を後悔し、身元を変えて引っ越した。

現在、グリーンリーは「最も有名な死体愛好者10人」の内の1人に数えられており (ちなみに10人の内、女性はグリーンリーが唯一) 、女性としては唯一だった為、後の研究対象となっている。



《被害者》
1人

《犯行期間》
1979年12月17日



∽ 総評 ∽

男性の遺体を屍姦したグリーンリー。

屍姦のほとんど (全てと言っても過言ではない) が男性であり、女性が男性の遺体と行為に及ぶというのは非常に珍しい。

その為、研究対象となるのは納得というか当然ともいえる。

強姦に関しては男性→女性が当然多いが、女性→男性というのも少なからず存在する。

基本的に異常嗜好というのは大抵が男性ばかりであるが (ネクロフィリアやカニバリズム等) 、今思えば何故、ここまで極端に偏るというのは不思議な話である。

個人的に気に入らないのが、この被害者の母親である。

確かに自分の子供にされた行為は許し難いしとても容認出来る事ではないが、すでに亡くなっている子供が酷い目に遭った事を「チャンス」だと思い、膨大な金額を吹っ掛けて訴えたとしか個人的に思えない

アルコール依存症の母親が、本当の被害者である息子の事など何も気にしておらず、ここぞとばかりに自身が精神的苦痛など受けてもいないのに訴えているような気がしてならない。

それを証拠に訴えは通常の損害賠償となっているし、母親は結局それで和解している。

あくまで個人的見解なので何とも言えないが、私は直感的にそう感じてしまった。