_20190827_222919
ネイサン・サザーランド (アメリカ)
【 1982 ~      】



2019年1月23日、アメリカ・アリゾナ州フェニックスで、ネイサン・サザーランドという男性が逮捕される。

容疑は強姦であった。

サザーランドはフェニックスにある「ハシエイダ・ヘルスケア」という介護施設で看護師として働いていたのだが、被害者の女性はこの施設に入所していた女性であった。

女性 (29歳) は3歳の頃から重度の障害に苦しみ、10年以上寝たきりの植物状態であった。

2018年12月29日、女性が急に苦しみ始めると、そのまま赤ん坊 (♂) を出産した。

施設の介護職員らは女性が妊娠している事には全く気付かず、突然の出産に驚いた。

37週間前に女性の健康診断を行った時には特に問題はなかった。

女性は植物状態なので身動きとれるわけもなく、強姦されたのは明らかであった。

そこで、DNA検査を行った所、サザーランドと一致した為、逮捕に至ったのだった。

サザーランドは2012年から施設に働き始め、元同僚によるとまじめで働き者だったという。

逮捕されたサザーランドの姿を見た元同僚は、以前とあまりに様変わりしていた為驚いたと話した。

施設の介護職員は、サザーランドが度々女性の部屋に入るのを目撃していた。

サザーランドは2018年7月に、施設の従業員が提出した目標シートで、

「リーダーシップを学ぶ為にクラスを今後も取り続けたい」

と今後の抱負を記していたが、この抱負を書いたのは女性を強姦して4ヶ月経っていた時の事だった。

サザーランドは1993年からアリゾナ州に住み、結婚して子供もいた。

しかし、その妻は2018年12月5日に離婚調停の申し立てを行っており、家族との関係が今回の犯行に及んだのではないかと推測された。

サザーランドは施設を解雇されたが、事件発生後、他の入居者家族が続々と退去を申し入れた。

また、施設の最高責任者は引責辞任し、女性の治療責任者の医師も辞任した他、別の医師も停職処分となっている。

サザーランドは強姦と虐待の罪で起訴された。

保釈金は50万ドル (約5500万円) に設定されたが、支払った為、釈放された。


同年2月5日、法廷でサザーランドは無実を主張した。


同年3月19年、裁判所はサザーランドにHIVや性感染症の検査を受けるよう命令した。

しかし、サザーランドはそれを拒否する。

サザーランドの弁護士は憲法上の保護に違反するとして裁判所命令に対して上訴する意向を示した。


同年8月28日、サザーランドの裁判が開始されるのは、2020年2月に設定された。

生まれた子供は被害者女性の家族が面倒をみており、女性の健康状態も出産前と特に変わっていないという。



《強姦数》
1人

《犯行期間》
2018年3月



∽ 総評 ∽

植物状態の女性を強姦し、妊娠させたサザーランド。

この事件は以前紹介したポール・ブガージックと非常に酷似している。

ブガージックも植物状態の相手を何度も強姦したが、違いといえば妊娠しなかった事くらいである。

植物状態の相手と行為に及んで何が楽しいのか全くわからない。

その時にただ性欲を湧いたからその捌け口にしただけなのか、無反応の相手を強姦しているという行為に興奮を覚えるのだろうか。

ただ、おそらくサザーランドによる被害者は彼女だけではないと思われる。

裁判が始まるのは来年とかなり遅く、アメリカなので罪はそれなりになると推測されるが、ブガージックの件もあるので何とも言えない。

また、入居者は続々退去し、職員は退職したり停職になるなど、その犯罪の影響と被害は計り知れない。