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韓国軍ベトナム人大量虐殺 (韓国)
【 1965 ~ 1968 】



1965年10月、韓国軍がベトナムに上陸する。


同年12月から翌年1966年1月までにビンディン省プレアン村やキンタイ村を掃討する。

また、9つの村には化学兵器を使用し、プウエン省タオ村で女性42人を虐殺した。


1966年1月1日から4日にかけて、ブン・トアフラとヨビン・ホアフラ地方で住民の財産を略奪した。

また、寺院を焼き払い数トンの貨幣を強奪した。

ナムフュン郡では防空壕の中で老人と女性7人をナパーム弾とガスで殺害し、アンヤン省にある3つの村では110人を、ポカン村では32人以上を虐殺した。


同年1月11日から19日にかけて、韓国軍はビンディン省で400人以上のベトナム人を虐殺する。


同年1月23日から同年2月26日にかけて、ビンディン省で韓国軍は更なる暴挙を行う。

ビンディン省タイビン村で住民65人を虐殺する。

そして、同年2月26日にビンディン省で住民380人を虐殺する (ゴダイの虐殺) 。

韓国軍は女性137人、老人40人、子供76人を防空壕の中に押し込め、目を潰すなど残酷に殺害した。


同年3月26日から28日にかけて、韓国軍はビンディン省の農家と寺院を手当たり次第燃やし尽くし、老若問わず女性という女性を集団で強姦した。


また、同年8月までに韓国軍はビンディン省における焦土作戦を終了し、ブガツ省では3万5000人のベトナム人が虐殺された。


同年10月、韓国軍はアメリカ軍と結婚の行列を襲撃し、花嫁を含む女性7人を強姦し、宝石を奪って3人の女性を川の中へ投げた。

その後、メコン川流域で19人の少女の遺体が見つかった。


同年10月9日、韓国軍はビンタイ村で168人を殺害し、続く同日から翌日10日にかけて、ディエン・ニェン=フォック・ビン村で、280人の村人を虐殺した。

犠牲者のほとんどが子供で、他に女性や高齢者も殺害された。


同年10月22日から24日の間、韓国軍はビン・ホア村で403人を殺害する。

犠牲者の半分以上が子供と女性で、子供は166人であり、殺害された女性の中には7人の妊婦もいた。

また、韓国軍は虐殺の後、全ての家を焼き払い数百頭の牛や水牛も殺した。


1967年5月、韓国政府はこれまでの軍の行為について、

「アメリカが与えてくれた援助に対する『お返し』であり、また、このような韓国軍の活躍は韓国がアジア平定に尽力したという誇りを与え、アメリカとの交渉においても韓国の立場を向上させるものである」

と記者会見で述べ、アメリカの為、アジアの為にやったと発言し、その正当性をアピールした。


1968年2月12日、フォンニィ・フォンニャット村で、韓国軍は女性79人を集めると至近距離から射殺や刺殺し、最後は火を放ちその場を離れた。

しかし、現地にアメリカ海兵隊とベトナム軍が到着すると生存者の手当てを行った。

アメリカ軍は現地の撮影を行い、生存者らは韓国軍の悪行を伝え、遺体を道路に並べて韓国軍に抗議した。


同年2月25日、韓国軍はクアンナム省ハミ村で子供、女性、高齢者135人を虐殺した。

韓国軍は村人を広場に集め、周りを取り囲み一斉射撃や手榴弾を投げ込んで殺害した。

しかし、今回の韓国軍の虐殺事件を知ったアメリカ軍は、韓国軍を後方部隊とするか、ベトコンが完全に支配して誰を殺害しても問題のない地域に配置転換するか検討が行われた。

アメリカ陸軍参謀総長は韓国軍に対して事件の調査報告を求めた。

韓国軍は韓国海兵隊の軍服を着たベトコンによる陰謀であったとアメリカ軍へ虚偽の報告を行う。


だが、韓国軍から報告を受けたアメリカ軍が、自らも調査を行い、1970年1月10日、韓国海兵隊による虐殺であった事を明らかにし、報告書を提出した。

韓国軍は残忍な方法で女性を強姦した後、殺害するケースがほとんどで、その為、アンリン郡の村人は韓国軍をとりわけ恐れた。

また、子供や妊婦等にも容赦なく、命乞いや助けを求める声もことごとく無視して蛮行に及んだ。

生存者の証言に共通するのは、女性に対する強姦であり、韓国軍は殺害前に必ず強姦していた。

生存者はバラバラになったり井戸に放り投げられた遺体を土に埋め、簡単な墓を作った。

1969年2月には遺族たちによって賠償を求める請願書が提出されていた。

虐殺が行われた場所は100ヶ所以上、1ヶ所の犠牲者は最大で3万人以上であり、正確な犠牲者数は不明だが、一説には10万人を超えるともいわれている。

また、韓国軍による被害は、戦争で殺害された者だけではなかった。

韓国軍によって強姦され身籠ったいわゆる「ライダイハン (韓国との混血) 」が問題となった。

強姦した後、自国に帰ってしまった為、ベトナム人女性は未婚の母となってしまい、多くの子供が「混血児」として迫害を受けた。

また、ただ強姦して帰った兵士だけではなく、実際にベトナム人女性と結婚していたのに妻と子供を捨てて帰国したり、日本の慰安婦とは違い、政府によって管理されていない慰安婦による「ライダイハン」も多くいた。

戦争時、韓国軍基地内の食堂でメイドとして働いていたマイ・ディン (20歳) は、韓国軍兵士に輪姦され、妊娠した。

「ライダイハン」の正式な数は不明だが、少なくとも1500人以上、最大で3万人に及ぶとされている。

だが、これら虐殺や「ライダイハン」の問題に関して、韓国政府は黙殺し、認めてすらいなかった。

その為、調査もろくに行われていなかった。


2013年8月、韓国国防部のスポークスマンが、

「韓国軍が組織的に民間人の虐殺を行う事は戦争の状況から不可能である。女性への性的搾取などなく、拷問や恐喝はあったかもしれないが、虐殺と歴史が誇張されている。ベトナム国民の勘違いではないか

と韓国軍による虐殺や強姦等はなかったと主張した。


しかし、2018年4月、韓国国内の弁護士団体らが虐殺の生存者らと韓国政府を訴え、韓国政府の責任を認める判決を下した。

ジャーナリストのD . W . コンデは、1969年の自身の著書『朝鮮』で、
「韓国軍による数々の虐殺事件は、1都市で起こった『南京大虐殺』どころの話ではない。これこそアメリカの新聞の力をもってしても語る事の出来ないベトナム民族大虐殺だ」
と述べている。

虐殺のあったビンホア村では、今でも韓国人の出入りを禁じており、アメリカ軍によって被害にあった隣村のミライ村は、戦後、アメリカ政府によって支援活動が行われていた。

その為、韓国から何の支援もないビンホア村の村民は
「韓国軍にやられるくらいならアメリカ軍にやられた方が遥かにましだった」
と口々に話していた。

2000年、ベトナム戦争時、韓国軍のベトナム派遣軍最高司令官として戦争に参加した蔡命新 (チェ・ミョンシン) は、数々の事件について、
「我々は誰にも償いをする必要はないと思っている」
と述べた。

また、『ソンミ村虐殺事件』により軍法会議で裁かれたウィリアム・カリーについて、
「戦争という極限状態の中では普通の事である」
と実行犯であるカリーを擁護する発言を行っている。

ベトナム戦争時、アメリカ陸軍特殊部隊の一員として従軍した三島瑞穂氏は、『ソンミ村虐殺事件』等について
「目に見えないゲリラが相手なので、少々のラフプレイは仕方のない事だった」
と後に述べている。

尚、これら虐殺についてベトナムを訪れた際に金大中 (キム・デジュン) が「遺憾の意」を表明したが、これは歴代韓国大統領で唯一であり、他の大統領は話題にもしていない。



《虐殺数》
およそ10万人

《虐殺期間》
1965年12月~1968年2月25日



∽ 総評 ∽

戦争という有事にベトナム各地で軍人でもない民間人を次々と残虐に虐殺していった韓国軍。

初めに言っておくが、以前にも述べたように私は今の文大統領になってから韓国の事がかなり嫌いになったので、これから述べる事はかなり過激な発言になる事をご了承願いたい。

ただ、これはあくまで私個人の意見であり、決して容認や賛同して欲しいという事ではない。

戦争という極限の状況では、確かに前述した韓国の軍人の発言のように、多少の残虐行為は当然あってしまうだろう。

だが、韓国軍のやった事は誰がどう見ても戦争だからでは片付けられない「やり過ぎ」に他ならない。

いくらベトナム軍がゲリラ戦法を得意としたとしても、ゲリラというのは待ち伏せや奇襲といった不意を突く戦法であり、村で普通に生活している村民など軍人でないのは見てわかるだろう。

そもそも強姦している時点で「ゲリラを恐れて」なんて言い訳など通用するはずもなく、韓国軍の行為は紛れもない「戦争犯罪」であり人道に反する行為である。

アメリカ軍も先日掲載したソンミ村の事件のように韓国軍と同様の事を行っている。

しかし、アメリカ軍は後に認めて支援を行っており、その為「アメリカ軍の方が遥かにましだ」と言われるのである。

また、民間人だけではなく、兵士も「韓国軍と戦うよりアメリカ軍と戦った方がまし」と言っていたが、これはアメリカは基本、空中からの爆撃を主とした戦い方であり、あまり地上戦に重きをなしていなかった。

だが、韓国軍の場合「通れば荒野と化す」を地でいっており、韓国軍が通った場所は軍人も民間人も動物も関係なく容赦なく殺戮された。

その為、現地では韓国軍の容赦ない殺戮について後世にまで言い伝えられている。

韓国はこの虐殺や「ライダイハン」の事を反省どころか全く認めておらず、軍人やスポークスマンの発言を聞けば一目瞭然である。

ベトナム戦争に派遣された最高司令官は「誰も償いは必要なく、戦争では普通の事だ」と言っているが、それは被害者側のベトナムが言える事であって加害者が言うセリフではない。

また、「ライダイハン」の問題についても韓国は全く認めておらず、そのくせ日本に対して慰安婦問題については声高らかに非難している。

「それとこれとは別」と言われれば確かにそうだが、自国のやった事を反省も謝罪もしない国に対して真摯に対応しろというのが無理な話だ。

そもそも日本は慰安婦問題については認め謝罪し、それに対して支援もしており、2015年の日韓合意で解決している。

それをいつまでたってもウダウダネチネチ性根の腐った人間のように言っている根性が気に入らない。

しかも、日本だけに文句言うのならまだしも、世界に悪口のように言い触らす神経がもはや質の悪いただの悪ガキである。

「ライダイハン問題」は日本の慰安婦問題とよく比較される。

だが、日本人だから擁護するわけではないが、正直両者は全く様相が異なる。

日本の場合、日本兵の韓国人女性への強姦を防ぐ為に政府によって慰安婦制度というものが設けられていた。

韓国政府は「日本軍により強制的に連行された」とか「性奴隷にされた」と主張しているが、実際にはその根拠はないし、中には進んで慰安婦になった女性もいる。

もちろん慰安婦という制度自体を正しいと言っているわけではない。

韓国の強姦行脚と比べて遥かにましだと言っているだけである。

先日、トランプ大統領が
「文大統領は嘘つきだ。何故、あんな男が大統領なんだ」
と世界の先進国が集まるG7の席で痛烈に非難したが、その通りであり、韓国という国は平気で嘘をつく非常識国家なのだ。

ただ、ベトナム戦争時の大統領朴正煕、ベトナム派遣軍の指揮官であった金斗煥と盧泰愚の3人が、それぞれまともな余生を送っていないのはまさに因果応報といえる (ただし歴代韓国大統領は上記3人に限らずほとんどがまともな余生を送れてないが) 。

私の意見に反対や反論、非難があっても当然だと思っている。

記事を掲載する責任として自分の考えを包み隠さず述べる必要があると思い話す事にした。