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ウィリアム・ボトムズ (アメリカ)
【 1990 ~      】



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ミーガン・ゲイロード (アメリカ)
【 1990 ~      】



ウィリアム・ボトムズ・ジュニアは、17歳の時に犯罪を犯し、その後、10年間に少なくとも3回逮捕されていた。

成人後は刑務所と外を行ったり来たりした生活を送った。

2014年、ボトムズは武装強盗や麻薬で逮捕され、懲役7年が言い渡されるが、模範囚として過ごした為、2017年3月31日に仮釈放された。


ボトムズのガールフレンド、ミーガン・マリー・ゲイロードは、2015年、自身の子供 (3歳) にコカインを摂取させたとして児童虐待で逮捕された。

しかし、ゲイロードは最後の審理の際、出頭しなかった。


2017年6月1日、ボトムズとゲイロードは、デッドリック・ドウェイン・ウィリアムズ (23歳♂) とムハンマド・シード・フセイン (29歳♂) の4人で薬物を摂取していた。

そして、ゲイロードが運転する車の助手席にボトムズが乗ると、ウィリアムズとフセインが後部座席に乗った。

すると、ボトムズは銃を取り出し、ウィリアムズの頭に2発撃ち、フセインの頭に3発撃って射殺した。

その後、車をセントヘレナ北部グランジビルの田舎へ向かうと、遺体をシーツで覆い車ごと捨てた。


同年6月21日、ルイジアナ州バトンルージュで、ボトムズとゲイロードは警察に追い詰められる。

そして、警察との銃撃戦が展開され、ボトムズが負傷すると2人は降伏して逮捕された。

動機についてボトムズは薬物を使用していた際に妄想を抱いてしまい、犯行に及んだと話した。

裁判ではボトムズが髑髏の歯や角など、顔中に刺青が入っていた事から、弁護士は見た目で判断しないよう陪審員に訴えた。

そして、
「彼は良い奴だ」
と主張した。


2019年8月9日、ボトムズには2つの終身刑が言い渡された。

判決が読まれている間、ボトムズは何の感情も示さなかった。

ウィリアムズの母親カサンドラは、
「彼はただ悪で悪人であり悪魔です」
と述べ、更に
「彼は外に出るに値しません。彼は動物であり刑務所にいるべきだ。死刑が彼にとって良い事ではないので、死刑にならない事を祈ります」
と話した。

ゲイロードは未だ係争中であり、直接犯行には参加していなかったが、殺人幇助や虐待の罪で最高40年の判決が下される可能性がある。



《殺人数》
2人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
2017年6月1日



∽ 総評 ∽

薬物により妄想を抱き殺害に至ったボトムズ。

薬物により見えないものが見えたり聞こえない事が聞こえたりする事はよくあり、それが薬物の危険な所である。

ただ、ボトムズはガールフレンドは殺しておらず、もし薬物により「殺せ」となったなら全員もれなく殺すはずである。

おそらく、薬物の影響はあったものの、結局は本人の意思だと思う。

ボトムズの弁護士は顔中刺青だらけの見た目に影響されないで欲しいと陪審員に頼み「良い奴だ」とすら述べた。

見た目で判断するのは確かにあまり良い事とは言えないが、残念ながらこのボトムズは見た目で判断されても仕方ないと思う。

この見た目で「良い奴です」と言われて「そうなんだ」と思う方が少ない。

行った犯罪が全てであり、見た目云々言う弁護士の方がボトムズの見た目以上に問題である。