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シスワント (インドネシア)
【 1963 ~ 2007 】



シスワント (別名「Robot Gedek」) は、中部ジャワにあるペカロンガンで過ごしたが、問題のある子供であった。

後にシスワントは中古品を取り扱う仕事に就いた。


1994年12月から1996年7月5日の間、シスワントは少年をさらっては強姦し、殺害した。


1996年8月6日、シスワントは逮捕される。

逮捕されたシスワントはこれまでの犯行を認め、首都ジャカルタで8人、ジャワ中部のペカロンガンで2人殺害し、全部で12人のストリート・チルドレンを殺害したと自供した。

シスワントの標的となったのは9歳から15歳の少年であり、強姦して殺害すると血を飲んだ。

そして、遺体を解体し、その一部を持ち帰り、記念品として保管したと告白した。

また、シスワントは犯行を行っている間、ホームレスであった。


1997年5月21日、シスワントは12人殺害で死刑判決が言い渡された。

裁判の際、インドネシアのシリアルキラー、バエクニ (以前掲載) が重要な証人として出廷した。

バエクニは1995年にシスワントがジャカルタ中部で少年を茂みに連れて行くのを目撃し、別名で裁判に出廷し、証言した。

しかし、警察によるとバエクニは証人ではないと述べている (真相は不明) 。

裁判官は
「彼は未成年の少年を殺害し、地域社会に衝撃を与えた。彼がした事は決して許されない」
と述べた。


2007年3月26日、カンバンガン島にあるヌサカンバンガン刑務所で死亡した。

死因は心臓発作であった。

実は死亡する2日前の24日、死刑執行が差し迫っている事をシスワントは告げられていた。


最後に裁判で殺人について語ったシスワントの発言で終わりたいと思います。

「鶏を屠殺していると思った」



《殺人数》
12人

《犯行期間》
1994年~1996年7月5日



∽ 総評 ∽

幼い少年を拐い、強姦して殺害したシスワント。

しかも、殺害後血を飲み、遺体を解体して一部を持ち帰る異常振りであった。

ただ、こういった行動に出るシリアルキラーは多い。

詳細はないが、おそらくシスワントは相手がストリート・チルドレンという事で食べ物やお金をちらつかせて釣ったのであろう。

シスワントはどんな人生を送ってきたのか詳細がなく、何故、これ程までの犯行に至ったのかよくわからない。

ただ、問題ある少年であり、犯行時にホームレスだった事からまともな生活環境にはなかったと思われる。

裁判でバエクニが証人として証言したとされるが、警察は否定している。

バエクニは1993年から2010年の間、ストリート・チルドレンの少年14人を強姦し、殺害しておりその犯行はシスワントと非常に酷似していた。

個人的にはおそらく、バエクニは証人として出廷し、証言していると思う。

警察が認めないのは、出廷した際にはバエクニは自身の犯行を続けている最中であり、そこで「出廷していた」と容易に認めてしまうと、国民から「逮捕出来ずに法廷で証言させるなんて何やってるんだ」と叩かれるのを恐れ認めないのだと思う。

シスワントは死刑執行が近づいている事を告げられてから2日後に死亡した。

もしかした、死刑の恐怖により過度なストレスを抱き、心臓発作を引き起こしたのかもしれない。

もし、そうだとすると情けない話だが、それと同時に苦しんで死んだ事に喜びを感じる。