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ルイス・マエストレ (コロンビア)
【 1980 ~      】



ルイス・グレゴリオ・ラミレス・マエストレは、1980年9月30日、コロンビア・バエドゥパルで生まれた。


マエストレは2007年から2012年の間、主にテネリーフェで殺人を行う。

マエストレが標的としたのは19歳から30歳までのドライバーで、身長は170cm以下、体重60kg未満の小柄で華奢な男性ばかりを選んだ。

マエストレは犯行場所を慎重に選び、都市の郊外でオートバイ・タクシーに乗った。

マエストレは運転手に気さくに話し掛け、魅力的で好人物を装い信頼を与えた。

オートバイ・タクシーの為、マエストレは後ろに乗り、ずっと話し掛けた。

そして、人気のない場所に停止すると、ドライバーの喉を絞め、死なないよう意識が失うまで窒息させた。

その後、木に吊るし上げるのだが、マエストレは犠牲者を効率よく処刑する為に首、手、足の周囲を複雑な結び方で縛った。

これにより犠牲者はじわじわと四肢が締め付けられ、ゆっくりと残虐に死に至った。

殺害後、遺体を解体し、外に放置か埋め、ドライバーが所持している持ち物を盗んで家に持ち帰った。


2012年、マエストレは逮捕される。

マエストレによる犠牲者はこれまで30人に及ぶとされた (本人が認めたのは23人) 。

だが、警察はマエストレが60人は殺害しているとみていた。

マエストレの自宅からは犠牲者の財布やカード、携帯電話やヘルメットなどが見つかった。

法医学の専門家は、調査の結果、犠牲者の大多数が窒息及び拷問の末、死亡したと発表した。

また、マエストレはサイコパスであると診断された。

裁判でマエストレは殺人罪で有罪判決が下され、懲役57年が言い渡された。

だが、後に犯行を素直に認めた事により懲役34年に減刑となった。

しかも、コロンビアの司法制度が変更となり、現在の刑罰の5分の3に刑が減少した為、マエストレが釈放されるのは2032年となった。


最後に逮捕後のマエストレの発言で終りたいと思います。

「私はこれまでサイコパスとして診察を受けた事はありません。彼 (専門家) は私が連続殺人犯であり、犠牲者はおそらく30秒で死亡したと告げたが彼は嘘つきだ」



《殺人数》
30人 (60人の可能性あり)

《犯行期間》
2007年~2012年



∽ 総評 ∽

『The Monster of Tenerife (テネリーフェの怪物) 』、『The Assassin of Tenerife (テネリーフェの暗殺者) 』、『The Dexter Creole (デクスター・クレオール) 』等と呼ばれ、ドライバーばかり最低でも30人は殺害したとされるマエストレ。

マエストレは相手や場所を慎重に選び犯行に及んだ。

ただ、いくら小柄とはいえ標的は全て男性で、しかも、オートバイのドライバーという徹底振りであった。

オートバイのタクシーの場合、相手は前しか見ておらず運転に集中し、無防備な状態であり、確かに狙い易いといえば狙い易いのかもしれない。

マエストレの生い立ちや人生については詳細がなくわからないが、南米なので悲惨な家庭環境の可能性は高い。

コロンビアのシリアルキラーといえば有名なルイス・ガラビートがいる。

ガラビートは140人の少年を強姦して殺害したが、一説では300人は殺したとされている。

ブラジルにも大量殺人鬼は多いが、南米は異常な殺人数になるのが恐ろしい。

マエストレは最初懲役57が言い渡されたが、素直に犯行を認めた事により懲役34年となった。

しかも、コロンビア自体の司法制度が変わり、結局、5分の3、約20年程度となり2032年には釈放されてしまう。

ここまでくると呆れてものも言えず、司法は被害者や遺族をどれくらい嘗め切れば気が済むのだろうか。