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ロニー・リーケン (ドイツ)
【 1968 ~      】



ロニー・リーケン (1968年2月12日生) は、19歳の時、隣人の女の子を強姦した。


また、21歳の時にはわずか2歳の妹を強姦した。

逮捕されたリーケンだったが、治療を受ける事はなく、アルコール疾患のみの治療を受けた。

当初、刑期は10年であったが、5年半に短縮された。

だが、刑務所で優れたリーダーシップを示した為、結局3年弱で釈放された。


釈放されてから数週間後、今度は義理の兄弟の娘を虐待した。


1996年1月、リーケンは11歳の少女を強姦する。

その後、少女を粉砕工場近くへ連れて行き虐待した。


同年6月11日、リーケンはウルリケ・エバーツ (13歳♀) を車で誘拐する。

運転はリーケンの彼女であるポニー・ギャリッジが行っていた。

リーケンはエバーツを強姦すると、布オムツで首を絞めて殺害した。

その後、遺体を40マイル (約70km) 離れた湿原に運び捨てた。


1998年3月16日午後5時過ぎ、リーケンはクロッペンブルクで自転車に乗っていたクリスティーナ・ヌートシュ (11歳♀) を車のトランクに押し込み連れ去った。

そして、運河まで連れて行くと強姦し、首を絞めた。

クリスティーナは服を脱ぐ事を拒んだ為、リーケンが破って脱ぎ捨てるが、車が通り過ぎた為、再びトランクに押し込み車を走らせた。

車でロールップ近くの暗い森へ向かい、クリスティーナをひざまずかせると、ケーブルで後ろから首を絞め、ナイフで数回刺して殺害した。

クリスティーナ失踪から6日後、ハンターが遺体を見つけた。

遺体のあちこちには血腫が見られ、6回強姦されていた事がわかった。

捜査はドイツの歴史上最大規模で行われ、何千人ものボランティアが捜査を助けた。


同年4月12日、クリスティーナの体内に残されたDNAによりリーケンは逮捕される。

裁判ではリーケンが幼少期に父親によって虐待されていた事がわかった。

その後、リーケンには終身刑が言い渡された。


1999年、連邦裁判所はリーケンの控訴を却下し、刑が確定した。



《殺人数》
2人 (他強姦多数)

《犯行期間》
1996年6月11日、1998年3月16日



∽ 総評 ∽

13歳と11歳の少女を拉致し、強姦して殺害したリーケン。

リーケンは他にも2歳の幼児を強姦しており、生粋のペドフィリアといえるだろう。

裁判でリーケンは父親に虐待された事がわかったが、それが事実であればその事で異常となった可能性が高い。

リーケンは妹への強姦で10年だった罪が5年に短縮され、その後、リーダーシップを発揮して (リーダーシップが何の事を言うのかよくわからないが) 3年弱に短縮された。

この時に終身刑となっていればその後の被害は全て防げた。

しかも、録な治療もせずにほったらかして釈放する体たらくには呆れて言葉もない。