ケネス・ビロス (アメリカ)
【 1958 ~ 2009 】
1991年2月7日、アメリカ・オハイオ州で、ケネス・ビロス (1958年6月24日生) は、タミ・エングストローム (22歳♀) を強姦し、首を絞めて殺害する。
そして、全裸にして頭部と右腕を胴体から切り離し、右足を膝の上で切断した。
胴体を切り開き内臓を取り出すと、肛門や直腸、膣を取り除いた。
分解された遺体はペンシルベニア州北西部の広い地域に投げ捨てた。
2日後の9日、ビロスは逮捕された。
ビロスは前の夜にバーでエングストロームと出会い、その時、エングストロームは叔父と一緒にいた。
ビロスは叔父をおいてエングストロームとバーを出て行き、その後、エングストロームを殺害した。
エングストロームが戻らなかった為、家族が警察に連絡し、叔父がビロスと一緒に出て行った事を知っており、ビロスは警察に呼ばれ尋問される。
当初、ビロスは車に乗った時にエングストロームが「おかしく」なり、車を飛び出して走って行き、追い掛けるが追い付かなかった。
そして、鉄道の線路で追い付き、止めようとして転び頭を打ったと供述して故意ではないと訴えた。
ビロスの供述の下、遺体が回収されるが分解された遺体は全部で91個にも及び、また、体のあちこちに切り傷が刻まれていた。
ビロスは殺人、強姦、強盗により有罪判決が下され、死刑を宣告された。
ビロスの死刑は最初、2007年3月20日に設定された。
もし、ビロスの死刑が執行されればオハイオ州でテッド・ストリックランド知事の政権となってから初めての執行であった。
だが、執行直前の3月16日、ビロスの執行は延期となる。
2009年4月24日、ビロスの死刑執行は同年12月8日に設定された。
そして、執行当日午前11時、ビロスの死刑が執行された。
通常、薬殺による死刑執行は2、3種類の薬剤が使用されるのが常だが、ビロスはチオペンタールという薬剤のみで執行された。
これはアメリカにおいて単一の薬剤で執行された最初の人物であり、これはギネス記録として登録される事となった。
また、ビロスは2009年にアメリカで死刑が執行された51人目であり、オハイオ州としては5人目であった。
ビロスのスペシャル・ミール (最後の特別な食事) は、チーズピザ、オニオンリング、マッシュルームのフライ、チェリーパイ、ブルーベリーアイスクリーム等であった。
執行前の最後の言葉は
「心の底から申し訳ないと思っています。私を支え信じてくれたすべての家族や友人に感謝したいと思います。平和が皆さんにある事を祈っています。アーメン」
であった。
《殺人数》
1人
《犯行期間》
1991年2月7日
∽ 総評 ∽
女性を強姦して殺害後、無惨に解体して遺棄したビロス。
通常、強姦殺人鬼は死体を解体する事はなく、ただ殺すだけだが、解体するというのは快楽殺人鬼の特徴である。
ビロスによる犯行はわかっている範囲ではエングストローム1人だけだが、こういった殺人に魅入られた凶悪犯が1人の殺人で満足する事はまずないので、おそらく他にも殺人を犯している可能性が高い。
それまでのビロスの人生についてよくわかっていないのもその可能性を示唆している。
ビロスは致死量の注射により死刑が執行されたが、単一の薬剤のみで執行された初めての例となった。
なぜそうなったのか詳細がなくわからないが、それによってギネス記録となった。
1つの薬で済むなら負担も減っていいと思うし、仮にそれで死刑囚が苦しむのならそれはそれで良い事だと思う。
コメント
コメント一覧 (14)
しかも余罪もあまたありそうな快楽殺人鬼。
本来だったら生きたまま麻酔も無しに解剖してやるくらいしてやらないと物足りない。
もちろんこいつら鬼畜の遺体ははペットのおもちゃにするなり砕いて肥料にするなり社会貢献できるような形で処理したいです。
当然犯罪歴などの詳細な情報をしっかり社会に見れるようにしたあとで。
余罪は間違いなくあると思います。
処刑は当然ですがもっと地獄なような拷問を行ってやりたいですね。
理由としましては余りに稚拙な行動です。
犠牲者は叔父と一緒だったのにも拘わらず、叔父だけ置き去りにしていれば「俺が容疑者」と宣言しているも同然です。
後は遺体を細かく解体している事です。
クソムシとしては証拠隠滅も兼ねているのでしょうが、解体に手間を掛けるのは快楽殺人の初期に見られ、ドンドン大胆に大雑把になる事が多いので犠牲者は多くない気がします。
※もっとも、強姦の被害者は多いと考えられますね。
死刑判決が出た時点で「死人扱い」にするべきでしょう!
食事は元より、収監する意味も意義も無いので即日執行が望ましい!!
「刑務官の精神的負担が大きい!」のなら、次に執行予定の死刑囚にヤらせれば良いんです。
それこそ、ベルトコンベア式に!!
確かにそうかもしれませんね。
こういった鬼畜は手際の良さは抜群ですからね。
刑務官の負担は日本でもよくいわれますが、遺族にやらせればいいのです。
もちろん遺族がやりたくないといえば無理やりやらせる事はないですが、私でもいいですけどね。
何の躊躇いもなく執行出来ます。
これは死刑でもいいレベル!
そういえば2012年8月ルーマニアの首都ブカレストで起きた
「ルーマニア日本人美人女子大生強姦殺人事件」も今回のそれに匹敵するグロさだったな。被害女性益野ゆりか(字忘れた)20歳1992年生まれは
アイゼックというオランダの団体に加盟してて、ルーマニア南部のクラーヨヴァって都市で日本語教えるためにルーマニアに渡ったけど、、、。
当然死刑ですね。
そんな事件ありましたね。
衝撃を受けたのを覚えています。
それにしても読んでるだけでもゾッとするような犯行ですね 江東区の神隠しの事件が思い浮かびます 細かく遺体をバラバラにするあたり初めての殺人なのに計画的で冷静に行う辺り手慣れてるように感じました
苦しんで欲しかったですね。
むしろ苦しむような薬剤で処刑すればいいと思います。
確かに江東区の事件を彷彿とさせますね。
普通の処刑じゃあんまりにもあっさりしてますから
そうしてやりたい気持ちですね。
じゃあお前やれよw
本当ですね。