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ヤディーラ・ナルバエス (コロンビア)
【 1985 ~      】



ヤディーラ・ナルバエス・マリンは、1985年、コロンビア・カケタ県フロレンシアで生まれた。

ナルバエスは2人兄弟で、リベラで育った。

ナルバエスは実業家でカケタ県で農場を所有する男性と結婚し、娘が生まれた。


2011年8月13日、グスタボ・アルバレス・アリーギ (♂) が殺害される。


同年9月3日、フェルナー・ロザーノ・リスカーノ (36歳♂) が殺害される。


翌日の4日、フロレンシアでレイネル・ラミレス (♂) とリバルド・トーレス (♂) が殺害される。


同年9月19日、フローレンス・サイモン・ヴェガ (♀) が襲われる。

ヴェガは助かったのだが、唯一の生存者であった。


同年11月11日、オートバイ運転手ハイメ・グアナカ (♂) が殺害される。

グアナカは工業地帯にあるホテルで遺体が見つかった。
 

同年12月9日、レイナルド・トレス・ラミレス・プラド (♂) が殺害される。


同年12月26日、一連の殺人容疑でナルバエスは逮捕された。

ナルバエスの殺害動機は基本はお金であったのだが、それと、男性を誘惑し交際している彼女から奪うという事にも喜びを覚えていた (だが、奪った男性は結局殺害するのだが) 。

ナルバエスは標的を見つけると、ストーカーしてその行動を把握し、接触するとアルコールにカルボフラン (殺虫剤で人体に非常に有毒として知られる) を混入し、飲ませた。

カルボフラン入りのアルコールを飲んだ者は、素早く静かに死亡した。


2013年1月31日、ナルバエスは懲役35年が言い渡された。


2014年4月30日、更に懲役20年が言い渡され、これにより合計100年以上の懲役刑となった。



《殺人数》
6人 (他1人負傷)

《犯行期間》
2011年8月13日~同年12月9日



∽ 総評 ∽

『The Queen of Scopolamine (スコポラミンの女王) 』または『La Burundanga (ブルンダンガ:スコポラミンの別名で、「悪魔の吐息」と呼ばれる程危険なドラッグ。1回吸っただけで意識を失うといわれる) 』と呼ばれ、少なくとも6人を毒殺したナルバエス。

ナルバエスは農場を所有する実業家と結婚していたが、そんなナルバエスがなぜ、強盗殺人を行ったのかわからない。

結婚生活はそれなりの裕福な生活を送れていたと思うのだが、それなら強盗を犯す必要がない。

ここからは想像だが、おそらくナルバエスは離婚させられ、金銭に困った故の犯行だと思われる。

ナルバエスの犯行動機は強盗で、薬物による毒殺という事はわかっているが、肝心のどれくらい奪ったのかは詳細がなくわからない。

ただ、標的をストーカーして見極め、接近してアルコールに毒物を混入して殺害するという計画性と行動力を備えていた。

女性の殺害方法としては最もポピュラーといえるが、わずか4ヶ月以内に行われるスピードに恐ろしさしか感じない。