カミーユ・クルロー (カナダ)
【 1954 ~ 2021 】
1987年、カミーユ・クルローは、リズ・ロイと結婚した。
そして、2人の子供 (息子1人娘1人) が生まれた。
1990年4月、クルローはロイ (この時27歳) と口論となり、岩で頭を殴り撲殺した。
遺体は家の裏庭に埋めて捨てたが、後に遺体が発見された際、頭蓋骨を含む多くが見つからなかった。
クルローは子供2人を置き去りにし逃走した。
1992年からクルローはカナダの首都オタワでジーン・ロックという女性と同棲を始めた。
2003年8月8日、クルローはロック (この時32歳) を殺害する。
実はクルローとロックは11年もの間、喧嘩や争いが絶えず、その結果、ついに殺害に至ったのであった。
クルローはロイ同様岩で頭を殴り殺害する。
その後、キワニス・クレの近くに浅く掘って遺体を埋めた。
実は、隣人がクルローが大きなゴミ袋を重そうに運んでいる姿を目撃していた。
ただ、すでにクルローは変わった人間だと認識していた為、それほどおかしな事とは思わなかった。
ロック殺害後、クルローはその死を誤魔化す為、手紙を偽造し、年に2、3回ロックの父親に渡していた。
しかも、その偽造は手が込んでおり、わざわざ偽造する人間に1文字10ドル (約1100円) 払って作っていた。
また、子供の写真も同封した。
親が直接連絡を取りたいとクルローに話すが、クルローがロック本人が会いたくないと言っていると嘘をついていた。
こうして2004年から2010年まで家族を騙し続けた。
2004年のある日、ロックを埋めた場所が建物が建設される事となり、焦ったクルローはロックの遺体を掘り起こし、公園に移動して埋め直した。
2006年10月、ロックの遺体が発見されるが、すでに骨だけになっており、身元が判明しなかった (2012年に判明した) 。
2010年5月20日、クルローはポーラ・ルクレール (64歳♀) を殺害する。
ルクレールはクルローの隣人であり、殺害理由はルクレールの住むアパートの景色が自分のアパートよりも素晴らしかった為、アパートのオーナーであるルクレールを殺せば手に入ると思った為だった。
クルローはルクレールにアパートを離れるように告げるが、ルクレールが拒否した為、散歩に誘った後、森で殺害した。
同年6月2日、クルローは逮捕された。
逮捕されたクルローはこれまでの殺人を認めた。
2011年10月31日までに3人の遺体が回収された。
2012年6月25日、最低25年は仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。
2021年1月17日、刑務所で死去した。
《殺人数》
3人
《犯行期間》
1990年4月~2010年5月20日
∽ 総評 ∽
元妻など3人の女性を殺害したクルローだが、その犯行はあまりに酷い。
最初は妻をその次は同棲相手を殺害したが、この2人は自分勝手な怨恨によるものだろう。
だが、最後の高齢の女性殺害は、アパートの景色が良いから代わってくれと頼み、断られた事による殺害するというあまりに身勝手な犯行であった。
クルローはロック殺害後、その死を誤魔化す為に手紙を偽造する手のこみようであった。
そんな事で6年も騙し通せるのかと思うが、何年も連絡を取らない家族も多く存在するので意外に騙せるのかもしれない。
クルローはどんな幼少時代を過ごしたのかわからず、前科があるのかもわからない。
ただ、陰湿で狡猾、中途半端に知恵があるのが余計に腹立たしさを覚える。
コメント
コメント一覧 (18)
そしたらやっぱり卑劣で卑怯な犯行。
しかもそれが3人以上。
3人目の老婆殺害はあまりにも酷すぎますね。
景色がいいからよこせと言って、断ったから森で殺す。
3回石で殴って殺すべきでしょう。
被害者と同じ方法で苦しんでもらうために。
もちろん死んでも死刑執行で。
理由があまりに酷いですね。
こうも卑劣で残酷になれるのかという犯行ですね。
※凶悪クソムシは全員が度し難いですが・・・・・・
恐らくは妻も同棲女性も、他愛の無い理由で殺害されたのだと思います。
三人目の老婆殺害理由から見ても凶悪クソムシの身勝手な理由としか考えられません。
カナダには死刑はありませんが、それにしても「最低25年は仮釈放が無い終身刑」ってナンなんでしょうか!?
「終身刑って意味知ってる!?」と質問したくなりますよ!
カナダでは飲食店でトイレだけを借りたいと黒人女性が店員から断れるとその場で💩をして店員に投げつけた騒動があったりします。
他にも先進国で起こり得ないような珍事件には枚挙に暇が無いらしいです。
そしてナニより大した罪にはならないのが拍車を掛けているようです。
カナダ司法が既に腐敗し切っているからこそ、身勝手な理由で他者に迷惑を掛ける人間を育んでいるとしか思えませんね。
私もどうせ他愛もない理由だと思います。
今や世界各国で仮釈放ありき前提の終身刑となってますからね。
また酷い事件ですね。
漏れそうだったんですかね?
まあ違うでしょうけど。
何より怒りが恥ずかしいという概念を平然に超えてしまうのが恐ろしいですね。
私は持ちろん嫌だけど
バングラデシュで女性がくそ教師らに暴行されて殺された話がありました。
動機は逆恨みと邪魔者の抹殺だそうです。
掲載していただけたら幸いです
私も嫌ですね。
考える愚者さんのカナダの事件といい、近年の事件のレベルの低くさには愕然としますね。
調べてみます。
基本的にはなから悪者とはおもっていないからだと思います。
知らない人についていっちゃいけません
でもおしゃれでワイルドな感じを漂わせているよね。
いつも退屈してる女の子たちにとっては明らかに危険な奴のほうがイケメンに感じるのかもしれない。
だから犯罪者の誘いは甘く感じるのかも。
影のある男性を魅力的に感じる女性は多いでしょう。
基本的に人間は相手に騙されると思って接しないと思うので騙されてしまうのでしょう。
確かにそうかもしれないですが、日本人ならもっとそうでしょうね。
そこは全世界共通では?
だって自分も殺られるかもしれないし、間違って通報したらご近所トラブルに発展しますからね
いえ、あくまで世界の中でという事です。
日本人は特に他人に興味がない人種として有名ですからね。
そうなんですか。知らなかったです。
そういえば地獄のゴールデンウィークがもうすぐ始まりますが、ブログは通常営業なんでしょうか?
ちょっと長い休みだからお休みだよ!なんて事もあるのでしょうか?
ないですね。
通常営業しています。
休み中、毎日作らないといけないのなら多分厳しいですが、記事は暇な時に作りおきしているのでそれを出していきます。
普通に死んだそうです