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アブラハム・ブエノ (ブラジル)
【 1977 ~       】



アブラハム・ホセ・ブエノは、ブラジル・リオデジャネイロにあるリオデジャネイロ連邦大学 (UFRJ) の「Instituto de Puericultura Martagao Gesteira」で看護師として働いていた。


2005年、ブエノは子供の病棟で働いていたが、この頃から赤ん坊や幼児にたいして過量の鎮静剤を打ち、呼吸を止めた。

呼吸を止めた後、蘇生させる為に医療スタッフに連絡した。

こうしてブエノは1ヶ月の間に合計15人の1歳から10歳までの子供を標的とした。

また、標的となった多くがエイズや白血病に苦しむ子供であった。

ブエノの動機だが、患者を蘇生させる事で同僚からの尊敬と称賛を得る事だとされた。


2005年11月、ブエノは逮捕され、2008年5月15日、4件の殺人と4件の殺人未遂で有罪判決が下され、懲役110年を言い渡された。

また、300万ルピー (約500万円) の賠償金を命じられた。



《殺人数》
4人 (他被害者4人)

《犯行期間》
2005年



∽ 総評 ∽

10歳までの子供に鎮静剤を投与して殺害したブエノ。

ブエノは看護師であり、犯行はまさに「死の天使」といえるものであった。

ただ、これまで掲載してきた「死の天使」と少し違うのは、ブエノは赤ん坊等の子供を標的とした事だ。

通常、「死の天使」が標的とするのは高齢者が多い。

ブエノは標的をわざと昏睡状態にし、蘇生させる事で同僚からの尊敬を求めたが、これは動機としては珍しい事ではない。

また、ブエノは病気の子供ばかり標的としたのは恐らく辛い状況から解放させて上げようという考えからだろう。

誰も頼んだわけでもなく身勝手な動機だが残念ながらこれもよくある事である。