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ルノー・ハーディ (ベルギー)
【 1962 ~      】



2015年9月16日、ベルギー・フラームス=ブラバント州ゼムストで、リンダ・ドムス (♀) が殺害される。

数日後、隣人によって遺体が発見された。

ドムスの何人かの友人が警察の尋問を受けた。

その中にルノー・ハーディという男性がいた。

捜査官はハーディを犯人だと考えるが、当初、ハーディが犯行に関与したという証拠がなかった為、釈放される。


しかし、ハーディのメモリーカードに残された画像から証拠が見つかり、同年9月21日、逮捕された。

ハーディ逮捕後、裁判所は過去の事件の調査を始める。

2014年5月、リーストで発生した事件、同年9月にボンヘイデンで殺害されたマリー・ワルシャート (82歳♀) はDNAの痕跡からハーディによるものとされた。

また、2015年2月14日に女優ヴィールラ・エーケーマンスを襲ったのもハーディとされた。

更に、2011年12月にボールツメールベークで85歳の老婆を殺害したともいわれた。

2014年には自転車に乗っていた女性に対して散弾銃を撃っていた事もわかった。

裁判でハーディは2007年にパーキンソン病を患っていると診断されており、病気が彼の行動に影響を及ぼしたとされ、また、神経科医によると、ハーディが服用していた薬の影響もあったのではと推測された。

その為、ハーディは『Parkinson′s Killer』と呼ばれるようになった。


2018年2月9日、ハーディの裁判が始まり、同年3月8日、陪審員により有罪判決が下されたハーディには終身刑が言い渡された。



《殺人数》
3人? (他被害者多数)

《犯行期間》
2011年12月?~2015年9月16日



∽ 総評 ∽

3人の女性を殺害したとされるハーディ。

ハーディはパーキンソン病を患い、その事と治療の為に飲んだ薬の影響により犯行に及んだとされたが、これはとんでもない話しである。

世の中、パーキンソン病の人やその治療薬を飲んでいる人は沢山おり、もちろんそのほとんどの人が犯罪など起こす事はない。

パーキンソン病というのは現在でも完治しない難病であり、簡単にいうと次第に筋力が衰えていくという病気である。

以前は10年で寝たきりになると言われていた病気だったが、現在は完治はしないものの効果的な治療薬も開発されている。

基本的に死が待っている病気によって人生に絶望を感じたのかもしれないが、パーキンソン病だけでなく、他にも同じような辛い病気で必死に生きている人は巨万といる。

結局、元々もっていた異常性が病気によって目覚めただけでの話しであり、遅かれ早かれ異常な行動をとっていたであろう (ただし病気が判明する2007年まで40年以上どのような人生を歩んでいたのかわからない) 。