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ジェフリー・エヴァンス (アイルランド)
【1940 ~ 2012】



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ジョン・ショウ (アイルランド)
【1938 ~     】



1974年、ジェフリー・エヴァンス (ランカシャー出身) は、3件の強姦事件でコークで逮捕された。

エヴァンスは懲役2年が言い渡された。


18ヶ月後、エヴァンスは釈放された。

実はエヴァンスはイギリスで殺人目的で若い女性の家に侵入したとして訴追される予定であったが、追跡される前に逃走した。

そして、エヴァンスはジョン・ショウと合流し (エヴァンスが逮捕されるまで2人はイギリスで犯罪を繰り返していた) 、犯行を始める。


1976年8月下旬、ウィックロー州で、エリザベス・プランケット (23歳♀) を誘拐すると、激しく殴り森に連れ込んだ。

そして、繰り返し強姦した後、エヴァンスがショウにプランケットを殺害するよう指示し、ショウはナイロンシャツで首を絞めて窒息死させた。

プランケットの遺体は海に投げ捨てた。


同年9月、カスルバーでコーヒーショップで仕事を終えたメアリー・ダフィー (24歳♀) を誘拐する。

そして、薬を無理やり飲ませ、数日間監禁すると繰り返し強姦し、殺害した。

その後、遺体の脚にコンクリートブロックを縛り付け、湖に捨てた。


同年9月26日、エヴァンスとショウは逮捕され、終身刑が言い渡された。

ショウは

「毎週1人の女性は殺す予定であった」

と語った。


2008年12月、エヴァンスは心臓のバイパス手術を受けたが、翌日、脳卒中を引き起こし昏睡状態となった。


2011年4月、エヴァンスはダブリンのセントジョンズ病院に移送され、2012年5月20日、肺炎による敗血症により死去した。

エヴァンスは脳卒中以降、機械による生存を余儀なくされた為、2010年6月まで、実に90万ユーロ (約1億円) の費用が費やされ、2人の警備員による24時間の警備体制を受けていた。


2017年、ショウは40年以上刑務所に収監されており、仮釈放を訴えた。

ショウは

「私は自由の身で死にたい」

と述べている。



《殺人数》
2人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
1976年8月、同年9月



∽ 総評 ∽

2人の女性を強姦して殺害したエヴァンスとショウ。

エヴァンスとショウがどのように知り合ったのか詳細がなくわからないが、おそらくイギリスの刑務所で知り合ったのだろう。

「毎週1人殺す予定であった」と言うくらいなので、もし、捕まっていなかったら間違いなく犯行に及んでいたであろう。

こんな異常者を生かしておく理由がわからず、処刑出来ない司法はもはや崩壊しているといえる (ただ、アイルランドは1954年を最後に死刑は行われておらず、1990年に死刑が懲役40年に変更となり、2002年に死刑が廃止されている) 。

エヴァンスは病気となり、昏睡状態となってから約1億円もの大金が税金から捻出され、生かす為の治療が行われた。

一生懸命生きていて病院の高額治療費を払えず苦労している人も山ほどいるというのに、犯罪者には惜し気もなく使用される。

この待遇はいったいなんなのだろうか。

これを知って「仕方ないよ」と言える国民は1人としているのだろうか、聞いてみたいものである。