_20181204_152656
KP・ジャヤナンダン (インド)
【 1968 ~      】



KP・ジャヤナンダンは、1968年、インド・トリチュールのマラ地区で生まれた。


2003年9月、ジャヤナンダンはホセ・ジョゼフ (45歳♂) の家を強盗目的で侵入する。

そして、眠っているジョゼフを殴って殺害し、1万7000ルピー (約3万円) とビデオカセットプレーヤーを盗んで逃走した。


2004年3月、ジャヤナンダンはマラ地区にある家に侵入すると、物音に気付いて起きたナビーザ (51歳♀) を殺害する。

そして、更にナビーザの娘ノールジャハン (28歳) と義理の娘フォシヤ (23歳) を殺害する。


同年10月、ジャヤナンダンはペリンジャナムに住むカラプラッカル・サハデヴァン (64歳♂) とその妻ニルマラ (58歳) を殺害する。

そして、11.25ソブリン金貨を盗んだ。


別の日、ジャヤナンダンはトリチュールの家に侵入し、アラビンダカシャ・パニッカーとその妻オマナをに重傷を負わせ、18ソブリン金貨を盗んだ。


2005年8月、ジャヤナンダンはノース・パラヴアに住む警備員サブハシャカン (♂) の家に侵入し、鉄の棒で撲殺した。

そして、金品とビデオカセット・プレーヤーを盗んで逃走した。


2006年10月2日、ジャヤナンダンはトリチュールで、ラマクリシャナン (♂) とその妻デヴァキを殺害する。


同年11月23日、ジャヤナンダンは逮捕された。


2007年と2008年6月にそれぞれジャヤナンダンは死刑が言い渡された。


2011年深夜、ジャヤナンダンは囚人仲間と共謀し、脱獄を試みる。

ジャヤナンダンらは弓形の刃で南京錠を切断し、比較的低い壁を登り、刑務所の保健室を進んだ。

そして、木製の棒で組み立てた粗末な梯子を壁に掛けて登った。

その後、ベッドシートと衣服で作ったロープを地面に降ろして脱獄した。

ジャヤナンダンは枕を人に見立てて寝ているようにした為、翌朝まで気付かれなかった。

また、刑務所には多くの監視カメラが配備されていたが、停電の為、脱獄時は停止していた。

インドでも屈指の高度なセキュリティ管理と技術を誇っていた刑務所だったが、ジャヤナンダンに初歩的な手段であっさり破られてしまい、政府は国民から非難を受けた。


2013年9月9日、トリチュールから数km離れた所で逮捕された。

ジャヤナンダンはジャンクションで自転車の修理を待っている所を逮捕されたのだった。


2016年12月20日、ジャヤナンダンは仮釈放の可能性がない終身刑に変更となった。



《殺人数》
8人 (他強盗多数)

《犯行期間》
2003年9月~2006年10月2日



∽ 総評 ∽

『Ripper Jayanandan (切り裂きジャヤナンダン) 』または『Singing Serial Killer (歌う連続殺人犯) 』と呼ばれ、8人を殺害したジャヤナンダン。

ジャヤナンダンの犯行は典型的な強盗殺人であった。

ただ、ジャヤナンダンの幼少時の詳細がなく、どのような人生を送ってきたのかよくわからない。

だが、インドのシリアルキラーの多くが、子供の頃から貧困生活を送り、その反動からなこのジャヤナンダン同様強盗殺人が非常に多い。

ジャヤナンダンは脱獄後、2年程捕まらず、しかも、捕まった時は自転車の修理を待っていた時であった。

こんな凶悪な犯罪者が堂々と生活を送っている事に恐ろしさを感じずにはいられない。

ジャヤナンダンは2つの死刑を言い渡されたが脱獄後に何故か終身刑となった。

ヨーロッパ諸国特有のEU加盟による死刑廃止ではなく、現在も死刑を維持しているにも関わらずである。

脱獄するような凶悪犯なのに、わざわざ終身刑にする理由が全く理解出来ない。