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ゾルターン・サボー (ハンガリー)
【 1968 ~ 2016 】



ゾルターン・サボーは、1968年、ハンガリーで生まれた。

家は農家であり、サボーは農場で育った。


サボーは中学まで勉強をほとんどせず、父親は早くに亡くなり、兄弟は自殺した。

サボーはガールフレンドが出来たが、彼女は暴力的であった為、サボーはしばしば接触を避けた。

その後、家の農家で働き始める傍ら、農業シーズンでない時はルーマニアに働きに出掛ける季節労働者となった。


1998年4月28日、サボーは農場に記者の女性を招き入れ、重いオブジェクトで頭を殴り殺害した。

そして、遺体を解体し、農場から50mほど離れた場所に埋めた。


別の日、同様の方法で再び女性を農場に連れ込み、重いオブジェクトで殴って殺害した。

遺体を解体し、記者女性と同じ場所に埋めた (後に遺体が発見されるが、頭部は見つからなかった) 。


同年8月25日、サボーは売春婦のモニカ・Kを農場に連れ込み、近くの果樹園で首を絞めて殺害した。

そして、遺体を鉄道の線路の上に遺棄した為、遺体はバラバラに引き裂かれた。


2000年2月、サボーはテレジア・Kという女性を果樹園で首を絞めて殺害する。


2001年8月25日、サボーは女性ディーラーを言葉巧みに騙し、女性は銀行から30万フォリント (約12万円) を集め、サボーに渡した。

サボーは女性の首を絞めて殺害し、近くの水路に遺棄した。

だが、女性が失踪した時、携帯電話の連絡先リストにサボーの名前があり、連絡した形跡があった。

その事をサボーに追及すると、サボーは殺害を認めた。

後に警察が捜査で遺体を発見すると、サボーはこれまでの殺人を告白した。

また、サボーは5人の他に6人目の殺人も告白したが、結局、売春婦のモニカと6人目の殺人については証拠がなく起訴されなかった。


2003年11月、サボーは終身刑が言い渡された。


2016年12月5日、サボーは刑務所で首を吊って自殺した。



《殺人数》
6人

《犯行期間》
1998年4月28日~2001年8月25日



∽ 総評 ∽

『The Balastya Monster (バリスタの怪物) 』と呼ばれ、6人を殺害したサボー。

サボーがこれ程の異常者となったのは、おそらく父親の早死にと兄弟の自殺が影響を及ぼしたと思われる。

犯罪者に対しての異常なまでの人権擁護は何とかならないものかと思う。

サボーは自殺したが、犠牲者や遺族からすればこれ程素晴らしい事はないだろう。

ただ、自殺するならさっさとすればいいのに10数年後にするというのは比較的珍しい。