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ロジャー・アンデルマット (スイス)
【1969 ~     】



ロジャー・アンデルマットは、1969年、スイス・ルツェルンで生まれた。


アンデルマットはルツェルンの老人ホームで看護師として働いていた。

アンデルマットが世話していた老人は、ケアを必要とする女性であった。

だが、アンデルマットが働く老人ホームで1995年から2001年にかけて68歳から85歳の女性の不審な死が相次ぐ。


2001年6月、アンデルマットは逮捕される。

逮捕されたアンデルマットは、22件の殺人、3件の殺人未遂で起訴された。

アンデルマットはこれまでの殺人を自白したが、高齢者への同情から犯行を行ったと告白した。


2005年1月28日、アンデルマットには終身刑が言い渡された。


2006年2月15日、第2回の聴聞会でアンデルマットの判決は支持された。

だが、高等裁判所はアンデルマットに有罪判決を下したが、殺人事件は22件ではなく7件だけだった。

警察は犠牲者は22人だけではなく、他に5人の死についてもアンデルマットによる犯行だとみている。

この22人というのはスイスの歴史上、最も多い殺害数であり、アンデルマットはスイスで最も多く殺害したシリアルキラーとされている。



《殺人数》
22人 (27人の可能性あり)

《犯行期間》
1995年~2001年



∽ 総評 ∽

『Death-Keeper of Lucerne (ルツェルンの死守者) 』と呼ばれ、少なくとも22人の高齢女性を殺害したアンデルマット。

この22人という数値は認知されている数としてはスイス史上最悪であった。

アンデルマットの犯行は典型的な「死の天使」であるが、スイスではこれ程の数に及ぶのは稀であった。

殺害の動機についてアンデルマットは、同情からくるものだと述べている。

おそらく病気で苦しんでいる高齢者をみて楽にさせてあげようという身勝手な動機だと思われる。

ただ、動機としては「死の天使」にはありがちなものではある。

もちろん誰も殺してくれと頼んだわけではないし、身勝手極まりなくとても許されない。

アンデルマットの顔についてはほとんど公開されてなく、掲載した写真も何故か目線が入っている。

永世中立国というのが影響しているのか、スイスでは普通に公開されているのかわからないが、加害者を擁護する姿勢はとても許されない。