アルカジー・ズベレフ (ロシア)
【1996 ~ 】
ヴァレリア (ロシア)
【2006 ~ 】
2018年11月初め、ロシア・サンクトペテルブルク近郊で1人の男性が逮捕される。
逮捕されたのはアルカジー・ズベレフという男性で、同年10月末から行方不明となっていたソチ在住の少女ヴァレリアに対する誘拐と強姦の罪であった。
逮捕された時、ヴァレリアはズベレフと一緒にいたのだが、その後、2人がいた家を捜索した所、その様子に愕然とする。
室内には男性の分解された遺体が発見され、頭部や腕が切り落とされていた。
殺害されたのはアレクサンドル・ポポヴィッチ (21歳) という名の男性で、2人が住んでいた家の家主であった。
ズベレフはポポヴィッチとレストランで知り合い、住む場所を探していたズベレフにポポヴィッチは格安で家を貸し出した。
だが、金銭をめぐって口論となり、眠っているポポヴィッチをナイフで刺し殺した。
そして、ズベレフはヴァレリアと共に遺体の胸を開き、頭部や腕を切断した。
その後、頭部を電子レンジでかけ、ヴァレリアと脳や眼球を食べた。
家は古びた平屋建ての木造住宅で、血のついた布や汚れた鍋等が散乱していた。
フライパンには何かの肉が乗ったままであった。
また、心臓も切り抜かれていた。
当初、警察はズベレフがヴァレリアを誘拐し、無理やりポポヴィッチ殺害を手伝わせ、その後、食べるよう強要したと誰もが思った。
だが、実際はそうではなかった。
ズベレフはペドフィリア (小児性愛者) であり、幼い少女を求めオンラインを頻繁に行っていた。
そして、ヴァレリアとオンラインで知り合い、その後、恋人同士になった。
ヴァレリアが行方不明となったとされる10月末、自ら進んでズベレフと行動を共にしたのだった。
失踪直前、ヴァレリアはSNSに
「彼を誰にも渡さない。彼は私だけのもの。私には彼以外何も必要ない」
と書き込んでいた。
ズベレフとヴァレリアはソチで合流し、レンタカーを使って約1900kmも離れたノヴィンカへと移動した。
ヴァレリアは実際の年齢よりも大人びていた為、ズベレフが「自分の彼女」と紹介しても誰も疑問に思わなかった。
逮捕後、2人は警察に対し、
「他に食べる物がなかった」
と語り、食べる物が何もなかったからポポヴィッチを食べたと供述した。
ズベレフは遺体を食べた事について問われると、以前、彼女が転落死した際、頭から流れ出る脳を見て衝撃を受け、食べてみたいと興味を持ったと述べた。
この元彼女についてズベレフは15歳の頃から18歳で転落死するまで交際していたのだが、この彼女の転落死もズベレフが関わっているのではないかとみられている。
これから裁判が行われる予定であるが、ズベレフは殺人と遺体損壊の罪で最大で懲役15年、未成年への強姦の罪で最大で10年の刑が下される可能性がある。
ヴァレリアは12歳という年齢により、刑事犯罪の年齢を下回っていた為、告発される事はなかった。
だが、ポポヴィッチの胸をナイフで切り開いたのはヴァレリアであり、積極的に行っていたのはズベレフよりむしろヴァレリアの方であった。
その為、精神医学的検査により1ヶ月間、病院に入院する事となった。
最後に保護された際のヴァレリアの発言で終わりたいと思います。
「心臓は甘過ぎる。脳の方が遥かに美味しかった」
《殺人数》
1人 (もう1人殺害している可能性あり)
《犯行期間》
2018年11月
∽ 総評 ∽
好意で安く部屋を貸してくれた相手を無惨に殺害し、その遺体を解体して脳や心臓を食べたズベレフとヴァレリア。
安く部屋を提供してくれた人間を殺して食べるという全く救いようがない鬼畜である。
しかも、食べた理由が「食べ物がないから」というこれまた安直で短絡的な理由であるのが余計に許せない。
ロシアはこれまで紹介して通り、かのアンドレイ・チカチーロを代表とする食人鬼が非常に多い。
以前、話した通り、確実な因果関係はないがロシアのような寒い国は食料に乏しい為、多いのではないかと推測される。
今回の鬼畜2人は、当初、ズベレフがヴァレリアを誘拐し、強姦して脅す事で殺人に協力させたのではと思われたが、蓋を開ければどうもそうではなかった。
ヴァレリアはズベレフを愛しており、積極的に協力していた。
わずか12歳でのこの異常性はメアリー・ベル等を彷彿とさせるものがある。
ヴァレリアは12歳であった為、ロシアの法律では刑事罰を受ける事はないが、こんな異常な少女を外に出しておく事がどれだけ危険なことか。
また、ロシアの刑罰の非常に恐ろしい所は、殺人と死体損壊で最大15年、強姦で最大10年という異常な軽さである。
以前、紹介した殺人一家イネッサ・ターバーディエヴァたちも30人以上殺害して懲役20年前後であった。
これだけの犯罪を行って最大25年とは、ロシアは犯罪者にとって天国といえる。
コメント
コメント一覧 (27)
男の異常性に気付きながら、男を信頼し、SNSで愛の告白までしています。
大人より子供の方が適応力に優れる分、男の影響を強く受けたのでしょう。
12歳にしては大人びているように感じるのも、
普段から保護者がいなかったのかも知れません。
保護者を求める相手が皮肉にも殺人鬼だった。
不謹慎ながら、ドラマのような話ですね。
少女の背負った罪は余りに重いですが、周りの大人達が手を貸し、
普通の大人になるように更生させる事を願います。
この記事は本当に恐ろしいですね。
ロリコン男とその少女が男を殺して分解すること自体怖いのに、たった12歳で殺人を犯し、しかもその肉を食べる残酷さ。
2匹共殺処分(処刑)しか考えきれないのですが一時的な入院が済んだらなかったことになると考えると余計におぞましく感じます。
少女は目線は隠されていますが、禍々しい顔つきですね。
きっと幼い頃から殺人衝動や食人衝動を抱いていたのは確実でしょう。
わずか8歳くらいで食人衝動を抱いていたと考えると...おぞましいです。
男の方はロリコンだったことを考えると、被害者はかなりの数いるでしょう。
きっとばれてない犯行はあまたあると思います。
私は2匹共シベリアの大地に放り込んでやりたいです!!
弱らせればオオカミやクマが食べてくれますから。
個人的にはヴァレリアは更正は難しいのではないかと思います。なんとなくですが、ストックホルム症候群等ではない気がする。メアリーベルのように大人になったとき、自分が昔あんなことをしたなんて考えられない、なんて言い出さなきゃ良いのですが。
記事を読む限り犯行は積極的に行っていたんですね 誘拐というよりは少女が依存してるようですね いくら12歳とはいえこれだけの残虐性を発揮しているので、告発されないのはおかしいと思いますね
しっかし、その様な感情に抵抗なく陥れるとは、恐ロシアだな、まったく。
ストックホルム症候群ですか。
確かにあったかもしれませんね。
まだ若い少女が大人の男性に惹かれ染まっていくというのは結構ありますね。
家族からの愛情に飢えていた可能性はありますね。
仰る通りその愛情を殺人鬼に求めてしまったのかもしれません。
>名無しさん
恐ろしいですね。
人肉行為は強要や強制では無理だと思うのでやはり彼女は積極的に行為に参加したのでしょう。
個人的にはメアリー・ベルに雰囲気が似てますね。
確かに突然殺して食べるなんてあり得ないので過去に何らかの行為をしているはずですね。
>悪趣味レディさん
ありましたね。
私も更生はまず不可能だと思いますね。
仰る通り将来まともな生活を送って「そんな事もやったな」くらいしか思わないかもしれませんね。
>名無しさん
積極的に行っていたようですね。
大人の男性に依存していたのでしょう。
12歳となると日本もまず刑事裁判で裁かれる事はないので、少年院に行って数年で出てくるでしょうね。
確かにそう言われてみればそうですね。
豚や牛の感覚ならまず肉の部分を食べそうなものですよね。
やはり脳を食べている時点で快楽でしょう。
仰る通りロシアは怖いですね。
下衆な意見ですが初潮を迎えた少女は女性としての成熟初期段階に入り、同年齢の男性とは精神年齢に格段と差が出ます。
ソコに歳上男性がSNSで交際相手を探していたのに一目惚れし、飛び付いたのでしょう。
そして交際してみると男性には甲斐性が無いのが分かり「この人は私が居ないと駄目なんだ・・・・・・」と母性本能が働き、その後の生活主導権はヴァレリアにあったと推測されます。
とかく、犯罪に可憐な少女が加わっていると「ロリコン野郎が全て悪い!」に成り勝ちですが、今回の事案は少女ヴァレリアが主導していると考えるべきだと思います。
無論、殺害したのはロリコン鬼畜野郎に決まっているし!前の彼女を突き落とし殺害していると思いますが・・・・・・!
凶悪な犯罪をしても死刑にならないなら、一生涯、税金で衣食住を賄ってくれるなら「逮捕される迄、好き勝手にした方が得じゃないか!!」と短絡する馬鹿供を生み出すだけでしょう。
ロシアは依然として共産主義国家でありますが、対外的にEUとの貿易を円滑にする目的で司法に誤った「人道」を持ち込んでいます。
中国を見倣うべきですね。
シンガポールの金正男殺害の実行犯は同国法律上、死刑は確定的なんですが人権団体やローマ法王が口出ししているようです。
ミャンマーの勝手に移住していた少数派民族ロヒンギャに対する方法が人権団体にそぐわなかったとして「裏切られたガー!!」と叫んでスーチー女史に勝手に贈呈した賞を剥奪を決定したそうです。
人権団体は烏滸がましいと考えるのは私だけでそょうか?
わたしもおこがましいと思います。
この年齢で人を殺す事に興味を持つ思考が大変恐ろしい。
ある意味メアリーベルより恐ろしいです。
女性は男性やりも遥かに早く大人になりますね、肉体的にも精神的にも。
私が中学生の頃に高校生と交際している人がいましたが、当時はとても信じられない事でした。
仰る通り女性は母性が強い人も多く、なのでダメ人間に惹かれるというのがありますね。
主導権は私も少女にあったように思います。
ロシアは恐ろしい程刑罰が軽く、この2人も年齢を考慮され恐ろしく軽い刑になるでしょう。
同じ社会主義として中国を見倣って欲しいですよね。
>鶴さん
そうですね。
日本でも『佐世保女子高生殺害事件』や『ネバダたん』など少女による陰惨な事件は起きてますが、たまに出て来ますよね。
メアリー・ベルもそうでしたが、少女のあどけなさとのギャップが更に恐ろしさを助長しますね。
>考える愚者さん
確かに女性の方が早熟と思います。
反抗期になると、少年は非行に走る事が多いですが、
少女は援助交際に走って家を出たがる事が多い気がします。
しかし、思春期の少女は自立心はあっても、
肉体的な防御は未熟なので、年上を求めます。
10代半ばの中高生では、同い年の男女では、
釣り合いが取れな過ぎるというのも、当然ありますが。
ロシアは1996年の欧州会議加盟時に死刑を停止。
死刑に相当する犯罪者も、有期刑になっているようですね。
アンドレイ・チカチーロ(94年死刑執行)も、
もしかしたら、まだ生きていたかも知れません。
そう考えると恐ろしい誤差ですね。
2年程度の差で死刑と税金で面倒見てもらえる終身刑では破格の違いがありますから・・・・
現在、世界は異常気象が頻発して天変地異のような災害も珍しくなくなっています。
その中で世に放つのは危険決まり無い鬼畜野郎を税金を浪費して飼う意味が私には分かりません。
本当に天変地異が起こり、警察が機能不全状態になってしまい鬼畜野郎共が挙って脱獄したら正に「マッドマックス」や「北斗の拳」の世界観が現出します。
しかも、悲しい事に奇声を上げながら悪党を倒してくれる暗殺拳の伝承者が存在しないのです。
人類は死刑廃止した事を遠からず後悔すると思っています。
10代前半から半ばの同世代なら間違いなく女性の方が大人ですね。
ロシアの場合は死刑廃止もそうですが刑罰も異様に軽くなってますね。
そのせいでアレクサンドル・ピチュシキン等の鬼畜もまだ生かされてますからね。
さっきまた駅前で左翼らしきお爺さんがアメリカの銃乱射を引き合いに出し、銃社会を批判していましたが、結局死刑と一緒で銃規制も不可能でしょう。それとコロンビアでまたサッカー選手が銃撃されたらしいですが、あの国もサッカー熱が熱いので選手も命がけですね。今回は選手に怪我はなかったようなので幸いでした。
こんな年齢で行っている時点で更生は不可能でしょう。
仮に更生する可能性があるにしろそんな低確率に精力を注いでまで更生させる価値はありません。
アメリカで銃規制は絶対無理です。
考えるだけ無意味な事ですね。
メアリーベルと同じように楽しんで殺害したのでしょうかね。
ロシアの隣国カザフスタンで2013年にあった未成年の女の子たちによる殺人事件を思い出しました。その犯人たちも刑務所に行かずに更生施設で少しの間過ごしてましたね。
その事件についてネット上ではロシア語のサイトしかありませんが、良かったら記事にしてくださるとありがたいです。
Каролина Челлер(犯人の少女の本名)て検索すると詳細が出てくると思います
カニバリズムは恐ろしいですね。
近年、食べ物が豊かになったせいか食人鬼というのは昔より少なくなっている印象なので、このように現れると恐ろしいですね。
カザフスタンですか、今度調べてみます。
長崎の少女らと比較しても要領の良さ手際の良さは何枚も上手でしょう。
食べ物がないから人を食ったと少女は言っておりますがなにをおっしゃる。
人肉を食べたいという目的を達成したかったから積極的にロリコン男に協力したのでしょう!!
勝利の晩餐として殺した男を食べたのだと私は確信します。
同じ苦しみを味わってもらうためにシベリアの極寒の大地に放り込みクマやオオカミの餌にしますね。
かなりの事件ですね。
食べ物が無かったからというのは嘘でしょう。
ただ食べたかっただけだと思います。
>壊れかけのRadioさん
隠蔽しそうですね。
いじめは無くす事は不可能です。
なのでいじめられてもその学校に2度と行かなくていいような対策を考えるべきです。
報復や復讐とは個人的にはあってもいい部分はあると思います。
重大な事件(窃盗、性犯罪、放火、強盗)を行ったら小学1年生でも即退学させ就学免除の対象にして少年院に収監する必要があると思います。
少年院に一定期間収監した後は親元や地元から隔離し、漁師や農家などに住み込ませたうえでの更生教育をする必要があると思うのです。
子供だからと遠慮した罰にするのではなく、厳しすぎる程度の罰を与えた方が更生のためには必要だと思います。
私もそう思います。
決して重いという事はないですね。
子供だからと遠慮するから大人になった後に犯罪を行うんです。
これまで何度も同じ例を見てきて全く学ばないのが不思議ですね。
殺しさえやってなけりゃファンついただろーに
顔だけみたら確かにそうかもしれませんね。
普通、気持ち悪くて見てられないのに食べたいと思う時点でアウトですね。