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シブシソ・デューマ (南アフリカ共和国)
【1984 ~     】



シブシソ・デリック・デューマは、1984年5月6日、南アフリカ共和国で生まれた。


2007年9月9日、タクシー運転手として働いていたデューマは、教育省で警備員として働くムクケ・ゾンディ (♂) を乗せる。

そして、タクシーから降りると、9mmの銃でゾンディを撃って射殺した。

殺害理由はゾンディが運賃の支払いを拒否したからだと後にデューマが語っている。


同年10月14日夜、デューマはシンピウェ・チェシと酒場で飲んでいた。

すると、タクシーで帰れない事に気付き (おそらくお金が無くなった) 帰宅する為にカージャックしようと考える。

そして、1台の車両を見つけ、運転手の銀行員パトリシア・キッペン (39歳♀) を射殺する。

また、銃撃に気付いた近所に住むジャーナリストのエライン・アンダーソン (59歳♂) が、車に近付き注意を促すと、デューマとカエシは車を捨てて逃走した。

だが、デューマは犯行を目撃されたアンダーソンを見つけ出し、射殺する。


同年10月19日、デューマはヒレンギュー・シャンガセ (♀) を荒野に連れ去ると、強姦し、ゾンディから盗んだ銃で射殺する。


翌日の20日、デューマはマシザーン・ウムタタ (♂) とタムサンカ・ミディンドワネ (♂) を射殺する。

1時間後、デューマはツェポ・ムショロンゴ (♂) 、リンダ・ジャリ (♂) そして、10代の少女が乗る車を止めると、ムショロンゴとジャリを車から降ろして射殺する。

そして、チェシと共に少女を強姦した。

その後、少女を連れ去り何度も強姦するが、少女は殺される事はなかった。


同年10月25日、デューマはパインタウンの教師ノクソロ・ドラミニ (♀) を誘拐し、強姦して殺害する。

殺害後、ドラミニの所持品を奪ったが、直後に逮捕された。


同年11月14日、デューマとチェシは有罪判決が下された。

チェシには終身刑と懲役20年が言い渡された。


2009年8月17日、デューマには8つの囚人をと懲役104年が言い渡された。

判決を言い渡した後、裁判官は
「彼は永久的に社会から取り除かれるべきだ」
とデューマに通告した。



《殺人数》
8人

《犯行期間》
2007年9月9日~同年10月25日



∽ 総評 ∽

8人を殺害したデューマ。

デューマは強盗に強姦とわずか1ヶ月ちょっとでやりたい放題犯罪を行った。

最初の殺人の際は相手が運賃を支払わなかったと弁明したが、これはおそらく死人に口なしを言い事に好き勝手言っているだけだろう。

また、酒を飲んで遅くなり、タクシーで帰れなくなったからカージャックしようという発想がもはや人間として破綻しているとしか思えない。

南アフリカ共和国はこれまで何人も殺人鬼を紹介してきたが、その凶悪さや殺人数はかなりのものだ。

南アフリカ共和国は1950年以降、現在まで170人以上のシリアルキラーを輩出しているとされている。

これはあくまでわかっている数であり、捕まっていなかったり発覚していない者を含めると200人は優に超えるだろう。

約70年で170人という事は、単純計算で毎年2人以上のシリアルキラーが現れているという事になり、日本で考えるととても考えられない事である。

デューマがどのような人生を歩んできたのか詳細がなくわからないが、南アフリカ共和国のように貧富の差や白人黒人の差別が根強い国ではこういう恐ろしい殺人鬼が増えるのかもしれない。