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キリアコス・パパクロニス (ギリシャ)
【1960 ~     】



キリアコス・パパクロニスは、1960年9月20日、ギリシャ・クサニティで生まれた。

父をハラランボス、母をエリフィーリといった。

また、パパクロニスには兄妹もいた。


高校卒業後、パパクロニスはしばらくギリシャの首都アテネに滞在し、様々なホテルで働いた。

また、パパクロニスはスポーツを得意とし、特にボクシングや空手等で優勝出来る程の実力と言われた。


1981年9月15日午後、パパクロニスはクサニティで売春宿に赴き、46歳の売春婦を買った。

しかし、パパクロニスの性行為を売春婦がバカにした為、怒り狂ったパパクロニスは売春婦に暴力を振るった。

売春婦は逃げるが、追い掛けて捕まえると、ナイフで刺して殺害した。


同年12月20日、パパクロニスはドラマ (町の名前) の通りで売春婦を見つけると、後を追い掛け背中を刺した。

しかし、女性が大声で叫んだ為、パパクロニスは逃走した。


同年12月30日、パパクロニスはポルノ映画を観た後、19歳の学生を襲った。

パパクロニスは学生を刺したが、父親が学生を待っていた為、逃走した。


1982年1月15日、パパクロニスはドラマの駅近くを歩いていたパパドポウロウ (♀) という学生を襲い、強姦して殺害する。


同年8月15日、テッサロニキにある考古学博物館で、アナスタシアという名前の少女と出会い、アナスタシアの家に行く事となった。

しかし、途中で少女を林に連れ去り、靴下に隠していたナイフを取り出すと刺した。

そして、服を切り裂き裸にして強姦した。

強姦した後、少女の所持していた物を全て盗み、メネメニ駅の近くに投げ捨てた。

少女はパパクロニスが去った後は生きていたが、2時間後に内出血等で死亡した。


同年9月21日、パパクロニスは23歳の女性を襲った。


同年10月1日、パパクロニスはドラマで18歳の女性を襲い、重傷を負わせた。


同年10月25日、パパクロニスはクサニティで、32歳の売春婦を襲い、重傷を負わせた。


同年12月13日、生存者の証言により、パパクロニスは逮捕された。

逮捕された当初、パパクロニスは全ての罪に対して認めなかったが、不正確で曖昧な答え、アリバイの欠如、尋問の疲労等から全ての罪を告白した。

また、パパクロニスは殺人や強姦以外に1982年3月12日に郵便局と国立銀行クサニティ支店に、同年6月16日に空港やキャンプ場に爆弾を仕掛けていた事が判明した (不発に終わっている) 。

パパクロニスは犯行時は軍服を着ており、14歳の時に初めて性交渉を行った相手が売春婦であり、それ以来女性に対して復讐心が芽生えたと述べた。


1983年6月14日からパパクロニスの裁判が始まり、診察した精神科医はパパクロニスは精神的に正常だと判断した。


1984年7月、パパクロニスは死刑が言い渡された。

しかし、パパクロニスの判決は終身刑に変更された (ギリシャが死刑を廃止したのは2004年だが、1972年を最後に死刑が行われておらず事実上廃止状態にあった) 。

刑務所に収監されたパパクロニスだが、暴動が起こった際に参加し、他の囚人を殴ったり暴行を加えた。

パパクロニスは一時、軍事刑務所に収監された。


2004年12月8日、刑務所に収監されて約22年が経過したこの日、パパクロニスは刑務所から釈放された。


最後に釈放された際に応えたインタビューの一部で終わりたいと思います。

「22年前、私は魂をルシファー (悪魔) に売りました。その後、私は刑務所で服従し謝罪して参りました。今後、私は落ち着いた状態で生き続ける事を約束致します。では皆さんまた。さようなら」



《殺人数》
3人 (他強姦5人)

《犯行期間》
1981年9月15日~1982年8月15日



∽ 総評 ∽

『The Ogre of Drama (ドラマの鬼) 』と呼ばれ3人の女性を殺害し、他に5人を強姦したパパクロニス。

パパクロニスは殺人以外にも普通に強姦しており、典型的な強姦殺人鬼といえる。

現在、パパクロニスは釈放され、犯罪など起こしてなく安穏な生活を送っているらしいが、こんな異常者が外にいると考えるだけで恐ろしさしかない。

そもそも死刑を言い渡されたにも関わらず、国が死刑廃止の潮流にあった為、終身刑となり、しかも、22年で出てくる。

被害者や遺族からしてみればとても納得出来る事ではないし、怒りしか込み上げてこない。

釈放後のインタビューで、落ち着いて生きていくつもりだと述べたが、被害者や遺族からしてみればお前にそんな権利はないと言いたいだろう。

過激な発言になるが、いっそのこと被害者や遺族が結託し、皆でなぶり殺してしまえばいいとさえ思うのは私だけだろうか。