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ドミニク・コットレ (フランス)
【1965 ~     】



2010年7月、フランス・ヴィレ・オー・テルトルの一軒家の庭からプラスチック製の袋に入れられた白骨化した乳児の遺体2つが発見される。

警察はこの家に以前住んでいたピエール・マリーと准看護師ドミニクのコットレ夫妻に話しを聞く。

そして、コットレ夫妻の家を調べると、車庫からプラスチック製の袋に入った白骨化した乳児6体の遺体が発見される。

発見された8つの遺体は夫妻の子供である事が判明する。


これを受け同年7月27日、コットレ夫妻は逮捕される。

だが、夫ピエールはドミニクが妊娠していた事すら知らなかったと述べた。

実はドミニクは1989年から2006年にかけて8人を産み、出産直後に窒息死させ、ピエールにばれないように遺体を自宅の車庫に隠していたのだった。

ピエールが気付かなかった理由は、ドミニクは100kg以上の巨漢であった為、妊娠していた事に全く気付かなかった。

ピエールは殺人に関与していないとして釈放された。

肝心の動機だが、ドミニクにはすでに2人の娘がおり、それ以上子供がいらなかった為に次々と処分していった事がわかった。


同年7月29日、ドミニクは起訴される。

裁判でドミニクは父親と近親相姦の関係にあり、2007年に産んだ子供が父親の子供だった為、発覚するのを恐れたと述べた (後にドミニクの虚偽であった事が判明した) 。


2012年8月、ドミニクは控訴裁判所から心理的及び精神的ケアを受ける事を条件に釈放された。


2015年7月2日、ドミニクは有罪判決となり、8ヶ月の幼児殺害で懲役9年が言い渡された。


最後に殺害動機について述べたドミニクの発言で終わりたいと思います。

「2人目の娘が産まれた時点でそれ以上子供は欲しくなかった。避妊薬をもらいに病院に行くのも嫌だった」



《殺人数》
8人

《犯行期間》
1989年~2006年



∽ 総評 ∽

これ以上子供がいらないと、産んでは殺していったドミニク。

自身の子供を次々殺害していく親は意外にいるが、大抵が保険金目当てか「代理ミュンヒハウゼン症候群」のどちらかだ。

だが、このドミニクの動機はそのどちらでもない。

ただ、これ以上子供がいらないという理由で殺害していった。

ではそもそも作らなければいいだろという話しになってくるが、本人の発言にある通り、避妊薬をもらってくるのが面倒臭い、ただやる事はやりたい。

はっきり言って保険金殺人や「代理ミュンヒハウゼン症候群」よりある意味たちが悪いといえる。