ラッセル・ジョンソン (カナダ)
【1947 ~ 】
1973年10月19日、カナダ・オンタリオ州ロンドンで、学生のメアリー・ヒックス (20歳♀) が自宅のベッドで死んでいるのを発見される。
ヒックスは眠っているように死亡しており、体には暴力を受けたような痕跡が見当たらなかった。
ただ、枕がヒックスの顔を部分的に覆っていた。
また、アパートに強引に侵入した形跡がなく、結局死因はヒックスが飲んでいた処方薬によって引き起こされた窒息が原因だとされた。
1ヶ月後、アリス・ラルストン (42歳♀) がアパートのベッドで死んでいるのを発見される。
ラルストンもヒックス同様、暴行を受けた形跡は見られなかった。
ラルストンは動脈硬化に苦しんでおり、死因はそれに起因するとされた。
1974年3月4日、エレノア・ハートウィック (♀) が自宅で死んでいるのを発見される。
このハートウィックの死亡もラルストン同様、処方薬によるものとされた。
同年8月、ドリス・ブラウン (49歳♀) が自宅で死亡する。
病理学者は喉や直腸に傷を発見するが、結局、ブラウンの死因は肺水腫とされた。
同年12月31日、ダイアン・ベイツ (♀) が殺害される。
ベイツの首にはブラジャーが巻き付いており、強姦されていた。
1977年4月、ルエラ・ジェーン・ジョージ (♀) が暴行され殺害された。
ジョージのジュエリーや下着は数ブロック離れたゴミ箱に捨てられていた。
同年7月、ダナ・ヴェルドブーム (22歳♀) が、自宅で首を絞められて殺害される。
また、ヴェルドブームは胸をナイフで刺されていた。
警察はヴェルドブームのアパートを調べると、性犯罪者として登録されていたラッセル・モーリス・ジョンソンという男性が過去に住んでいた事がわかった。
また、ジョンソンはジョージのアパートにも住んでいた事が判明する。
しかも、ジョンソンは強迫性障害と診断され精神病院に入院した事があり、入院する前と後で女性に対する暴力行為が確認された。
1978年2月、ジョンソンはジョージとヴェルドブーム殺害で起訴されたが、精神異常を理由に有罪判決とならなかった。
他の死亡については病気や薬による自然死とされた為、起訴されなかった。
そして、最大セキュリティのオンタリオ・メンタルヘルスセンターに収容された。
《殺人数》
7人?
《犯行期間》
1973年10月19日~1977年7月
∽ 総評 ∽
『The Bedroom Strangler (ベッドルームの絞殺魔) 』と呼ばれ、7人の女性を強姦して殺害したとされるジョンソン。
ジョンソンは生い立ちについては詳細がなくわからない。
3件の事件はジョンソンによるもので間違いないとされているが、残る4件に関しては確証はなかった。
事件は1970年代であり、自然死とされたのは時代もあるだろう。
現在のようなDNA検査が進歩した時代であればあっさり解決したのかもしれない。
コメント
コメント一覧 (6)
本来2人殺害だけでも有罪にすべきなのに、精神障害を理由の無罪ってありえないでしょう。
カナダは腐った判決の凶悪犯罪が多いです。
模範囚はゲームをしていいとか、サイコだから無罪とか。
あとアホな理由で釈放したり。
司法の腐敗は人間まで腐らせちゃうのかな?
人糞を投げたり、機内食に不満があったとホザいて離陸を5時間以上も遅らせたり。泥酔したまま飛行機を運転したり。
完全にやったもん勝ちになっているから狂った迷惑な異常者が育つんじゃないでしょうか。
確かに南米より治安はいいかもしれませんが、カナダの治安がだんだん悪くなっているのは懸念しますね。
そうですね。
精神異常という事で無罪になる事がありますが、殺された人間からすればそんなのどうだっていいのに。
腐らせる事はもちろんありますが、腐った人間が司法を作っているとも言えますね。
カナダはアメリカよりは治安が良いですが、もちろん異常な事件は沢山おきてますね。
10歳の少年らが老人に投石し、それを止めにかかった女性を集団で殴るけるなどの攻撃したという事件がありました。
少年らは12歳以下と言うことで起訴される可能性はものすごく低くなりそうです。
女性は
「少年らはまるで野良犬の群れみたいだった」
とこの事件についてコメントしています。
掲載していただけたら幸いです。
酷い事件ですね。
今度調べてみます。
異常者モドキが異常者ぶって無罪になるのも懸念するね。
結局こいつも罪から逃れたんかい
私もわかりませんね。
被害者からすれば相手が誰だろうと関係ないんですけどね。