_20181013_161045
イアン・スタウィッキー (アメリカ)
【1971 ~ 2012】



イアン・リー・スタウィッキー (1971年9月16日生) は、1989年に武器の不法所持により逮捕され起訴された。

だが、裁判所記録によるとその事実はなく、1995年に免停中に運転した違反の記録のみであった。


2008年2月、警官が呼ばれた家に向かうと、そこにはスタウィッキーとその恋人マグノリアがおり、マグノリアが鼻から血を流して泣いていた。

マグノリアはスタウィッキーに殴られ、いくつかの所持品を破壊したと駆けつけた警官に述べた。

また、スタウィッキーは数ヶ月前から物を破壊するようになり、父ウォルトによると、スタウィッキーは「非常に不機嫌」であったという。

スタウィッキーは家庭内暴力や財産的損害等によりマグノリアにより告発された。

しかし、確実な証拠がなかった為、告訴は取り下げられた。


2012年5月30日午前11時過ぎ、スタウィッキーはアメリカ・ワシントン州シアトルにあるカフェに向かった。

このカフェはスタウィッキーがよく行く常連の店であった。

店に入ると、スタウィッキーは少し立ち止まり、ドアの側に立った。

すると、2つの内の1つの銃を取り出し、近くにいた男性の後頭部を撃って射殺した。

そして、逃げ道を塞ぎドアを閉め、銃を乱射した。

1人の男性がバースツールをスタウィッキーに投げ、別のバースツールを手に取り立ち向かった。

その間、2人 (3人とも) の客がドアから逃げる事が出来た。

30分後、スタウィッキーは犠牲者の帽子を被り、車に乗った。

そして、シアトルの市庁舎の駐車場に到着すると、そこで女性を射殺した。

午後4時過ぎに警察が到着すると、スタウィッキーは歩道で自らを撃って自殺した。

結局、この銃撃による犠牲者は5人で、負傷者は1人であった。

スタウィッキーは以前、6つの銃を所持していた事がわかった。

動機についてだが、本人がすでに死んでしまっているので、確実にはわからない。

ただ、本人は事件を起こす数ヶ月前から世の中に対して怒りを示しており、それが原因とされた。



《殺人数》
5人 (他1人負傷)

《犯行期間》
2012年5月30日



∽ 総評 ∽

カフェ内で銃を乱射し、4人 (あと1人は別の場所) を殺害したスタウィッキー。

銃乱射事件はアメリカでは計算上、1日に約1件起こっており、珍しいという事はない。

スタウィッキーがどのような幼少時代を過ごしてきたのかわからない為、何故、これ程の事件を起こすに至ったのかわからない。

また、スタウィッキーは死んでしまった為、真の動機はわからないが、本人は事件の数ヶ月前から世の中に対して怒りを露にしていた (らしい) 。

これまで何件も銃乱射事件を掲載してきているが、こういった事件を起こす人間の動機としてはありきたりなものといえる。

ただ、具体的に世の中の何に怒っていたのかはわからない。

何にせよ、ワシントン州は死刑に消極的な為 (スタウィッキーが犯行に及んだ時はまだ死刑があったが、2018年10月11日に廃止された) 、死んでくれて良かったと思う。