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クリストファー・ヤング (アメリカ)
【1983 ~ 2018】



2004年11月21日、テキサス州サンアントニオで、クリストファー・アンソニー・ヤングは、アパートに侵入すると女性に銃口を向けた。

そして、3人の子供の目の前で女性を強姦した。

その後、服を脱ぐよう強要するが、女性がもたもたしている事に腹を立て、ヤングは床に威嚇射撃を行った (階下には女性の妹が住んでいた) 。

ヤングは女性を女性の車に押し込むと、銃で脅して車で逃走した。

そして、近くのコンビニに車を止め、中に侵入した。

カウンターに行くと銃を突き出し、店主のハスムク・ハッシュ・パテール (55歳♂) に現金を要求した。

慌てたパテールは非常ボタンを押し、その場を走って逃げようとした。

しかし、ヤングが走る前にパテールを撃ち射殺した。

1人の店の客がヤングを追い掛けようとするが、ヤングは逃走した。

だが、ヤングはその日の午前中の内に逮捕される。

逮捕された際、ヤングは売春婦とドラッグを吸っている最中であった。

ヤングは地元のギャングメンバーである事がわかった。

母親によると、ヤングは10年くらい前から社会に対して怒りをあらわにし、5年前に豹変したという。


2006年2月、ヤングには死刑が言い渡された。

判決を言い渡された際、ヤングは傍聴人に向かって暴言を吐いた。

それを聞いたヤングの母親はその場に倒れた。


ヤングの死刑執行日が2018年7月17日に設定された。

すると、殺害されたパテールの息子ミテッシュがヤングの死刑執行の猶予を求める嘆願書を提出した。

実の父親を殺害されたミテッシュがヤングの死刑を反対した理由は、ヤングには娘がおり、娘に対して愛情を持って接していた事を知っていたからだった。

だが、嘆願は却下され、ヤングへの死刑執行は予定通り行われた。

強姦被害に遭った女性は
「私は彼の人生が惜しいとは微塵も思わない」
とヤングに対して憤慨した様子を語った。


最後に刑務所でインタビューに答えたヤングの発言で終わりたいと思います。

「死刑は私の人生を救った。もし、私が死刑囚になっていないとすれば私は2つの場所にいただろう。1つは刑務所の中か、通りで殺されていたと思う」



《殺人数》
1人 (他1人強姦)

《犯行期間》
2004年11月21日



∽ 総評 ∽

殺害した子供に嘆願されたが結局死刑が執行されたヤング。

遺族が許すというのなら部外者の私がとやかく言う事ではない。

ただそれは個人的に許すのはいいが、犯した罪に対してはしっかりと裁かれなければいけない。

仮に遺族が許したから死刑が回避され、終身刑となった場合、刑務所での生活費は誰が出すのか?

もちろん全ては税金で賄われるのだ。

また、終身刑となり仮に仮釈放となって外に出て、再び犯罪を犯した場合、その責任は誰がとるのか?

正直、そうなった場合、遺族の責任といっても過言ではない。

また、今回の場合は遺族だけではなく、他にも被害者がいるのだ。

その人の気持ちを無視して死刑に反対してはいけない。

実際、強姦された女性は死刑を望んでいるし、もちろんヤングの事を許していない。

もし、この嘆願で死刑が回避されたら女性は一体何に怒りをぶつければいいのか。

仮に遺族が「こっちは親を殺されてるんだ。強姦されても生きているだけましだろ」と考えているのならそれは自分勝手な考え方といえる。

そう考えると、許す許さないは当人次第だが、罪に対する刑罰はしっかりと執行されなければいけないと思う。