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ブリアナ・ボロチュー (アメリカ)
【1999 ~     】



2017年10月、アメリカ・マサチューセッツ州ハートフォード大学に通う学生ブリアナ・ボロチューは、黒人女性シェネル・ジャジィ・ロウと大学寮でルームメイトであった。

だが、日頃からボロチューはロウの事を嫌っていた。

そこで、ボロチューはロウに対して執拗に嫌がらせを行う。

耐えられなくなったロウは部屋を出て行った。

その様子についてボロチューは自身のインスタグラムで、

「ついにやった!ルームメイトを追い出したよ!1ヶ月半、あいつのココナッツオイルに唾を吐いて、カビたディップ (クリーム状のソース) をローションに混ぜた。歯ブラシを肛門に入れたし、他にも色々やった。これでついにジャマイカン・バービーとおさらば」

と書いた。

また、他にも嫌がらせの様子をいくつもインスタグラムに掲載した。

このインスタグラムでの公開により、まもなくボロチューは逮捕された。

そもそもロウを嫌った理由は、ボロチューは元々黒人を嫌っており、その為、今回の犯行はヘイトクライム (憎悪犯罪) であった。


同年11月1日、ボロチューは器物破壊等の罪で起訴された。

警察は重罪にあたる偏見や差別に基づく威圧行為を罪状に加えるよう裁判官に要請した。

同日、ボロチューが通うハートフォード大学のグレッグ・ウッドワード学長は、
「今朝の時点でブリアナ・ボロチューは我が校の学生ではありません。彼女が当校へ復学する事もありません」
と話し、すでに退学となり同大学の学生ではないとし、
「言語道断であり極めて不快」
と声明を述べた。

ロウはフェイスブックにビデオを投稿し、
「寮の部屋に初めて引っ越した際、ボロチューから歓迎されず、馬鹿にされていると感じた」
と話した。

また、ロウはしばらくすると体調を崩し、激しい喉の痛みに苦しんだ。

ロウは
「彼女が肛門に入れたという歯ブラシを私はどれだけの間使ったか」
と話した。


2018年3月12日、裁判官はボロチューを速やかに保護観察プログラムに参加させる事とし、保護観察期間2年と200時間の社会奉仕を命じた。

これを何の問題もなくこなせばボロチューの犯罪記録は消滅すると話した。



《被害者》
1人

《犯行期間》
2017年9月~同年10月



∽ 総評 ∽

黒人のルームメイトを嫌悪し、徹底的な嫌がらせにより追い出したボロチュー。

ボロチューの嫌がらせは唾を入れたり肛門に入れたりといったものであった (わざわざ自身の肛門に挿入するというのは嫌がらせにしてもすさまじい) 。

ボロチューは黒人を嫌っており、その為、今回の事件はヘイトクライムであるが、何故、ボロチューが黒人を嫌ったのかは詳細がなくわからない。

ボロチューは保護観察2年に200時間の社会奉仕を命じられ、これを無難にこなせば犯罪歴すらなくなるという罰であった。

確かに殺人や強姦、強盗といった罪に比べれば軽いのかもしれないが、その陰湿さや執拗さをみれば、今後、また何らかの犯罪を犯す可能性は否定出来ない。

ただ、犯罪歴が消滅するというのはとても容認出来ず、何故こんな事が許されるのか理解に苦しむ。