_20180827_212737
デイビッド・カッツ (アメリカ)
【1994 ~ 2018】



2018年8月26日、アメリカ・フロリダ州ジャクソンビルで事件が起こる。

ショッピングモールのビデオゲーム大会の会場で、デイビッド・カッツが銃を乱射し、2名が死亡、9人が負傷した。

銃撃の後、カッツは自らを撃って自殺した。

負傷者は20歳から35歳の若者で、複数撃たれた者もいた。

当時、会場ではアメリカン・フットボールをテーマにしたゲーム「Madden NFL 19」のeスポーツが行われていた。

この大会は「Madden Classic」の4大会の1つで、賞金総額16万ドル (約1800万円) 、優勝者には2万5000ドル (約280万円) という大規模な大会であり、カッツ自身もそれに参加していた。 

カッツは試合に負けた後、車に保管していた銃を取りに戻り、銃撃を行った。

同大会はTwitch (ウェブサイト) で中継されていた為、事件発生当時の映像が残っていた。

映像の冒頭は白人男性と黒人男性が楽しげにゲームをプレイしていたが、黒人男性の首元にレーザーポインタが映った後、画面が切り替わり、その後、音声により12発の銃声と悲鳴が流れた。

カッツはメリーランド州ボルチモアに住んでおり、大会の為に現地に車で来て前日はホテルに泊まった。

また、カッツは2017年2月に同様のイベントで優勝していた。

カッツは「Bread」や「SlicedBread」、または「RavensChamp」という名でTwitch等で活動していた。

動機については本人がすでに自殺してしまっている為、不明であるが、大会に負けた事に対する怒りだとされている。

ただ、カッツは大会に銃を持ち込んでおり、発砲する前から何人かを標的としていた為、ゲームの結果は別として当初から銃撃を行うつもりだったとも言われている。



《殺人数》
2人 (他9人負傷)

《犯行期間》
2018年8月26日



∽ 総評 ∽

ゲームの大会で負けた後、銃を乱射し2人を殺害したカッツ。

銃乱射事件自体、これまでいくつも紹介してきている通りアメリカでは日常茶飯事であるが、この事件はこれまでの事件とは少し異なる。

カッツはゲームに負けた後、銃撃を行った為、動機は怒りや腹いせとされている。

ただ、銃を車に積んで大会に来ており、しかも決められた標的がいたらしく当初から銃を乱射する可能性だった事も否定出来ない。

だが、カッツは過去にゲーム大会で優勝経験があり、その為、今回の敗北が許せず、凶行に至ったのかもしれない。

eスポーツは現在、世界各国で大会が行われ、大会の規模によっては優勝賞金が億を超える事もある競技である。

ゲーム自体に問題はないが、プレイする側の人間の精神状態の未熟さの為、今後も同様の事件が起こる可能性も高い。

警察は動機の解明に向けて捜査を行うようだが、本人はすでに死んでしまっている為、真の理由は解明する事はないであろう。