ホセ・ロドリゲス (アメリカ)
【1971 ~ 】
1974年、ホセ・ギルバート・ロドリゲス2歳の時に父親が死亡した。
ロドリゲスは養子に出されたが、養父は叔父であった。
ロドリゲスの母親ドロレスによると良い息子であり、学校でも行いは良かったが、16歳頃から素行が悪くなり始めたという。
そんなロドリゲスによる犯罪は少なくとも1989年から始まり、それは強姦や強盗、自動車窃盗等多岐に渡った。
ロドリゲスは女性の家に侵入し強姦しようとしたが、抵抗された為諦め、車を盗んで逃走した。
ロドリゲスは様々な罪により懲役25年が言い渡された。
2017年、ロドリゲスは釈放されるが、テキサス州モンゴメリー郡で再び逮捕された。
同年9月、ロドリゲスは仮釈放されたが、性犯罪者として足にGPSの装着を義務付けられた。
そして、ヒューストンのテレサ・ウィリアムズという女性の家に住む事となる。
ウィリアムズによると、ロドリゲスは時間を守り勤勉であったという。
また、ロドリゲスはタイソンにある工場で仕事をしており、2023年まで仮釈放の監視を受ける予定であった。
2018年7月5日、ロドリゲスは足首に付いているGPSを外した。
同年7月9日、ロドリゲスはマサチューセッツ州フォックスボロで、老夫婦の家に侵入する。
そして、夫 (87歳) を銃での脅すと拘束し、枕を顔に押しあて窒息死させた。
その後、金品を盗んで逃走した。
この時、妻 (86歳) はシャワーを浴びていた為、助かった。
同年7月12日、ロドリゲスは食料品チェーンの従業員パメラ・ジョンソン (62歳♀) を殺害する。
その後、ロドリゲスはジョンソンの車を盗んで逃走した。
翌日の13日、ロドリゲスは「Mattress Firm (マットレス・ファーム) 」に侵入すると、従業員のアリー・バーロウ (28歳♀) を殺害する。
バーロウはオフィスで頭を撃たれていた。
数時間後、盗まれたジョンソンの車から降りるロドリゲスの姿が確認された。
同年7月16日朝、ロドリゲスはバスドライバーを襲撃し、銃で発砲した。
バスドライバーは撃たれ瀕死の重傷を負ったが、病院に搬送された後、懸命な治療の結果助かった。
同日、ロドリゲスはエドワード・マガーニャ (57歳♂) を殺害する。
この時点で警察は一連の銃撃事件の犯人をロドリゲスだと断定しており、捜査を進めていた。
翌日の17日、ロドリゲスは逮捕される。
ロドリゲスは2件の殺人と1件の殺人未遂で起訴された (まだ判決は出ていない) 。
最後にロドリゲスの母ドロレスの言葉で終わりたいと思いますを
「彼のやった事は非常に悪い事です。ただ、彼は決して暴力的ではなかった。彼は良い心を持っていた」
《殺人数》
4人 (他負傷者1人)
《犯行期間》
2018年7月9日~同年7月16日
∽ 総評 ∽
強盗目的で4人を殺害したロドリゲス。
ロドリゲスがこれ程の異常者となったのは間違いなく幼少時代の影響だろう。
ただ、父親の死の詳細と、母親がいるにも関わらず何故養子に出されたのかよくわからない。
ロドリゲスは母親は別として一緒に住んだ女性からは時間を守り勤勉だったと言われたが、それはもちろん表面上だけである。
ロドリゲスは良い人を平気で装い、人を騙す事に長けており、サイコパスだといえる。
最後の母親の発言はよくこんな凶悪な犯罪を犯したにも関わらず言えたものだと思う。
どんな鬼畜でも子は子だという事なのだろうか。
コメント
コメント一覧 (13)
時間はきっちり守り勤勉だったというけど、奥さんも殺されるのが嫌だったからこの言葉に言い方に換えたのではと思います。
本当は神経質で粘着質で支配欲満載の嫌な男だったのでしょう。
GPSを外すくらいだから更生できないのは当たり前です!!
こいつのおふくろさんの烏滸がましさにはへどが出ましたよ。
「ホセはすごく悪いことをしたよ。だが彼は暴力的ではなかったね。彼はいい心を持っていたよ」
ってね。
強姦、強盗、殺人と凶悪なことをしても遺族の前で平気でごめんチャイと言えるのが良心と言うんですかね?
こいつの更生価値などまったくないからダーティハリーに駆除してもらえばいいのにと本当に思いました。
強姦が暴力的で無いと?強盗が暴力的で無いと?殺人が暴力的で無いと?問い詰めたくなります!
良い心の持ち主が行える犯罪と、どの口がホザくのでしょうか!?
やはり、犯罪者は収監される度に凶悪化するのを再認識しました。
無闇に仮釈放した人達は犠牲者遺族に謝罪と賠償をするべきですね。
あと、この下劣なサイコパス鬼畜は死刑判決しか考えられません。
現在、ミャンマーのスーチー女史が来日されていますが「ロヒンギャ問題」をメディアが騒いでおりますが、そもそもロヒンギャなる民族は政治情勢が混迷している時に勝手に越境して住み着いたのです。
つまり不法入国者であり、ミャンマー政府は自国民の生命財産を最大限守らなくてはならない立場です。
ミャンマー国民もロヒンギャを不法滞在と考えており、入国者とは認めていませんし侵略者と考える人達も少なくないです。
虐殺は非常に遺憾ですが、国外に出したいのは私見で言わせてもらえば合法と思います。
とても真面目とは言い難いですね。
仰る通り更生なんて最初から不可能で無理な話しだったんです。
母親は所詮母親という事ですね。
>考える愚者さん
所詮母親なのでしょう。
これだけの事をやっておいてよくそんな事を言えるなと思います。
ミャンマーの実情を知らないですが、そんな問題があったんですね。
先日、中国の新疆ウイグルの問題を掲載しましたが、どの国にも大なり小なり問題があるんですね。
所詮母親だからでしょう。
どんな凶悪犯でも子は子という事だと思います。
よく言えますよね。
そんな愚息でも誉めた方が世間の受けがいいとでも思っているのでしょうか。
日本人女性を強姦し殺害した、元嘉手納基地職員です。
フランクリンの凄い所は、日本人の女性と結婚し、子供までいたという事です。
こうした強姦殺人鬼に共通するのは、
テッド・バンディ、キース・ジェスパーソン、ゲイリー・リッジウェイなど、
普通に恋人や妻子がいるという事です。
非常に二重人格的で、人を殺す時以外は、普通の生活を送っています。
フランクリンも、普段は内気で、恐い印象を受けない男だったそうです。
フランクリンは逮捕時に怯えた様子で、自殺を図ったそうですが、
被害者が味わった恐怖に比べれば、塵にもならないでしょう。
3日前、無期懲役が確定しました。
ロドリゲスはGPSを外し、老人相手でも銃で脅した挙句に殺害、
のうのうと金品を持ち去るという外道振りを見せています。
ここまで来ると、善悪の違いすら認識出来ていないように思います。
16歳まで普通の少年だったのも信用出来ません。
これも貧困故に生まれた犯罪者と言えますが、
どんなに食っていく事に精一杯でも、
子供には最低でも善悪を教えるべきでしょう。
アメリカの殺人鬼はそういうパターンが多いですね。
しかも、妻や子はその事に全く気付いていないというのが尚恐ろしいです。
確かに善悪すらも認識していなかっでしょう。
貧困というのは確かに犯罪を生みます。
ただ、世の中貧しい人がいなくなったら他にもっと凄い犯罪も生まれそうですね。
確かにそうですね。
母親の発言に怒りを覚えますもんね。
私もそれで間違いないと思います。
そうですね。
愛情も注いだつもりなのでしょう。
おそらく本人からすれば全くそうではなかったんだと思います。