ジョン・ウィリアムズ (アメリカ)
【1961 ~ 】
1996年1月、アメリカ・ノースカロライナ州ローリーで、パトリシア・アシュ (♀) が殺害される。
アシュは強姦されていた。
同年12月26日、同じくローリーで、デボラ・ジーン・エリオット (♀) が強姦され殺害される。
1997年2月4日、黒人女性への強姦の罪で1人の男性が逮捕される。
逮捕されたのはジョン・ウィリアムズという黒人男性で、ウィリアムズは女性に暴行を加えている所を逮捕された。
ウィリアムズはジョージア州からの漂流者でホームレスであった。
警察はウィリアムズには余罪があると考える。
実はローリーのダウンタウン及び周辺では1995年10月からアシュとエリオットの他に黒人女性ドーン・グランディとシンシア・ブラウンが殺害されており、また、他に4人の黒人女性が強姦されるという事件が発生していた。
警察はこれらの事件がウィリアムズによるものと判断し、DNAによる検査を行った。
同年3月19日、ウィリアムズはアシュ殺害で起訴され、同年12月にはエリオット殺害で起訴された。
裁判ではウィリアムズは貧困と虐待の中で育った事がわかった。
また、妹が7歳から10歳の間に父親に性的虐待を受けていたのを目の当たりにした事で精神障害になった事が判明した。
弁護士はウィリアムズの知能指数の低さも主張し、これらの家庭環境から酌量を求めた。
1998年3月4日、ウィリアムズには死刑が言い渡された。
《殺人数》
4人 (他強姦4人)
《犯行期間》
1995年10月~1996年12月26日
∽ 総評 ∽
4人の黒人女性を強姦して殺害したウィリアムズ。
ウィリアムズは貧困な家庭で育ち、また、妹が父親に強姦される様を間近で目撃した事で精神が破綻してしまった。
虐待はウィリアムズが直接受けていたわけではないが、妹が父親に強姦される様子を何度も目撃させられれば、まともな精神状態でいられるはずもないだろう。
ウィリアムズの犠牲者は、黒人女性というのはわかっているが全員年齢がわからない。
また、最初の殺人の時にはすでに34歳となっており、それまで何をやっていたのかわからない。
ただ、ジョージア州からの漂流者で、ローリーではホームレスをしていた事からずっとそのような人生を送ってきたと思われる。
コメント
コメント一覧 (12)
きっと推測だけど、こいつも強姦されていたのは明らかだろう。
そして強姦されるのは弱者の黒人女性
黒人の貧しい老婆となったらなかなか捜査しなさそうな印象を個人的には持ちます。
もしかしてこいつも老婆を狙っていたのでは?
死刑は当然であるけど、腐った輪廻を断ち切らないと犯罪抑止や予防もあり得ないことが明らかな事件ですね。
日本も格差が広がっていることから今日のような事件が増えそうで恐ろしい限りです。
可能性はありますね。
なるべくしてなったと言えますね。
死刑は当然ですが、虐待した方も罰をうけるべきです。
いつも思うのですが、虐待って明らかな暴行罪であり、何故逮捕されないのか。
「家庭のことだから」とか「親子だから」という理由で暴行罪や傷害罪がなくなるというのは今考えると恐ろしいですね。
憶測で言わせて貰えば貧困層の多い地域、治安の悪い地域で罪を重ねて来たのだとすればその余罪、果たして如何ほどか。
当人も逐一覚えてはいないでしょうね。
いえ、おそらく父親は裁かれていないでしょう。
ただ、そう供述しただけで実際にそうだったかはもはやわからないでしょうし。
世間からは冷たい目で見られるかもしれませんが、アメリカのように全く関係ない州に行けばまずわかる事はないです。
貧困というのは間違いなく犯罪が増えます。
日本も前後は貧困の影響もあって犯罪が今と比べて格段に多かったので、犯罪を減らすにはまず貧困を無くすことですね (資源のない日本では不可能でしょうけど) 。
「自分が経験した嫌な出来事を他人であっても、そんな目に遭って欲しくない」と云った発足理由だそうです。
アメリカの性犯罪者や今回のような強姦殺人鬼みたいなのが先ず口にするのが「幼少時に性的虐待云々」です。
これは100%人権派弁護士の入知恵!死刑を回避する為の虚言だと考えます。
また性的虐待が原因だとすれば、今回の糞鬼畜の兄弟全員が強姦殺人鬼にならねばなりませんが、そうはなっていません!
知能指数云々も調べましたが「知能指数が高い=頭脳明晰」では無いようで正解に行き着くのが早いか遅いかで高低が決まるそうです。
興味がある事柄には頭脳明晰になりますが、興味が無い事柄には考えるのも億劫になるのは何も犯罪者だけではありません!人間全般的に当てはまります。
今回の糞鬼畜は欲望から強姦し、捕まりたくないから殺害していただけの糞にも劣る鬼畜に過ぎません!
死刑判決は妥当だとしても20年間も飼育しています。
死刑執行は短期間にスムーズに履行すると犯罪抑制効果が高いと思います。
活動自体は素晴らしいですが、残念ながらなくなる事はないですね。
実際に虐待されていた殺人鬼もいるでしょうけど、虚言も多いでしょう。
仰る通り本当に虐待されていたとして、虐待された人全員が強姦殺人鬼に成るわけではありません。
むしろ少ない方でしょう。
結局はそれを理由に暴走を肯定したいだけなんです。
その人の生い立ちや性別、年齢や精神状態で判決を左右させてはいけませんね。
今回のこの男も中々の外道でしたね。
私はやはり罪を許す気には成れませんが、
幼少期の虐待でこの様な歪み切った性格に成ったことを考えると、同情はしたくなります。
まあ、もしそんな嘘をつくヒトであれば、
「さっさとくたばれ!」と言いたくなりますが。
外道ですね。
そうですね、私ももちろん虐待は可哀想だとは思います。
ただそれで罪を軽くしてはいけません。
事件と虐待(生い立ち)が全く別でも、やはり間接的な原因にはなっていますからね。
こういった生い立ちを持った犯人は、普通の強姦魔と違ってただ単に性欲や快楽を求めただけではないでしょう。もちろんそれも動機の一つでしょうが、虐待や見ていた光景にコンプレックスを感じていたり、トラウマになったり、はたまたそういった行為や目撃する事への抵抗が鈍ったりしていて、それ故にという人が多い気がします。
もちろん上記に書いたように、犯した犯罪と生い立ちは別です。そういう生い立ちを送った人はみんな、コンプレックス、トラウマに克服しようと頑張っているので、それを自制できず実際に犯行を行ってしまうような自制心のなさや己の弱さは恥じなければいけません、彼はまごう事なきクズです。酌量を認めず死刑にして正解です。
ですが本当に、虐待生活を送って人格が歪んでしまうような人間が生まれないよう、どの国ももっと親の在り方を親になる人間に教え、子供達を助けなければいけないと思います。難しい問題でしょうがね。
私もそんな家庭に生まれてきてしまった事には同情します。
そうですね、間接的には原因になっていますね。
トラウマによりフラッシュバックのように感じて犯行に及ぶ殺人鬼も少なくないですね。
仰る通り、不幸な生い立ちと犯した罪は別であり一緒に考えてはいけませんね。
「犯罪者になるんじゃないだろうね」
「脳ミソまで腐るから心配だね」
とか思いますが、私は逆にそうはならずに
「許せるものはゆるしてあげよう」
「こいつらみたいにならないようにする」
などと思うようになりました。
今回の鬼畜はかわいそうな生い立ちではありますが、どう言い訳しても性犯罪者
酌量などせずとっとと処刑すべきです。
また、仰天でオウム真理教の話が出てきましたね。
まじめでかしこい科学者が、グルに利用されていく話を見てみると悲しく感じました。
無論死刑になるべきで執行されるべきでしたが、何とも哀れでなりません。
これからもっと暑くなりますが、これからもがんばって連載を続けてください
これからもよろしくお願いいたします。
生い立ちが悲惨な事には同情しますが、それと犯罪に対する刑罰は別です。
やってましたね。
オウムの信者たちは本当に天才と呼べる人が沢山いましたからね。
仰る通りそんな人達が殺人を犯すというのは何とも悲しいです。
真っ当に生きていればどれほど世の中の役に立ったのかと思います。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。