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セシル・デイビス (アメリカ)
【1959 ~     】



セシル・エミール・デイビスは、1959年9月1日、アメリカ・カンザス州で生まれた。

その後、デイビスはミズーリ州で育った。


デイビスは1976年9月1日から1986年5月1日までの約10年間、軍隊で過ごした。


1997年1月25日、アメリカ・ワシントン州タコマでヨシコ・カウチ (65歳♀) の遺体が発見される。

カウチは自宅のバスタブで見つかり、家を訪ねに来た友人2人によって発見されたのだった。

カウチの遺体の側には犯人の物と思われる下着が置いてあった。


同年1月31日、カウチ殺害でデイビスは逮捕される。

逮捕されたデイビスであったが、他にも余罪が明るみになる。

1996年4月14日、アパートの階段の踊り場で、ジェーン・ハンガーフォードという高齢の女性が殺害されていたが、犯人は逮捕されず、未解決事件となっていた。

また、別の高齢の女性が殺害された事件の犯人もデイビスだと判明した (詳細不明) 。


裁判が行われると、デイビスが知的障害に認知障害、学習障害等数々の障害があるとされ、また、心的外傷後ストレス障害や鬱病等の精神病も患っているとされた。

更にデイビスの弁護士は、デイビスの幼少期の家庭環境を理由に酌量を求めた。


だが、1998年2月23日、デイビスには死刑が言い渡された。

デイビスの弁護士はすぐに控訴する。

デイビスの弁護士はデイビスのIQが68であり、アメリカの法律では70以下の犯罪者に死刑判決を下してはいけないとなっている為、デイビスへの死刑判決は違法だと述べた。

だが、別の検査ではデイビスのIQが高いという結果が出ていた。


同年11月、ワシントン州最高裁判所は、一時、デイビスの判決を覆すが、2004年4月4日に再び死刑判決が下された。

デイビスの弁護士は再び控訴する。


2007年5月18日、最高裁判所はデイビスの死刑判決は支持した。


2013年1月10日、デイビスは再審を拒否されている。



《殺人数》
3人

《犯行期間》
1996年4月14日~1997年1月25日



∽ 総評 ∽

3人の老婆を強姦して殺害したデイビス。

デイビスは精神病で精神遅滞であったにも関わらず死刑判決が下された。

アメリカの法律では原則IQが70以下の犯罪者には死刑判決が下されない事になっているが、これまで何人も紹介してきたが、実際は70以下の犯罪者にも死刑判決が下されている。

デイビスは控訴して死刑が言い渡されても再び控訴し、結局確定した現在も刑は執行されていない。

おそらく司法もデイビスの精神状態を気にして行っていないように思える。

控訴というのはその間刑が執行されないばかりか、判決が覆る可能性もあり被告人が一方的に得しかしない。

こんな不平等な事はあってはならず、以前にも何度も言っているが控訴する代わりにもし、棄却された場合が刑が重くなるようなリスクを背負わせないと被害者や遺族が浮かばれない。