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コイ・ウェスブルック (アメリカ)
【1958 ~ 2016】



コイ・ウェイン・ウェスブルックは、1958年2月1日、テキサス州ハンツビルで生まれた。


ウェスブルックは警備員や配達ドライバーとして働いた。


1995年、ウェスブルックはグロリア・ジャン・クーンズ (30歳♀) と結婚する。


しかし、翌年、ウェスブルックとクーンズは離婚する。

だが、2人は離婚しても連絡を取り合っていた。

ウェスブルックはクーンズと離婚はしたが、未練が残っており、寄りを戻したいと思っていた。


1997年11月12日、ウェスブルックは昼食を摂り、クーンズと話し合いをする為、テキサス州ヒューストンの東側チャネルヴューにあるクーンズのアパートに向かった。

その日の夜にクーンズのアパートを訪ねると、家にはルームメイトのダイアナ・ルース・マネー (43歳♀) 、アントニオ・クルーズ (35歳♂) 、アントニー・ロジャース (41歳♂) 、ケリー・ハズリップ (28歳♂) の4人がおり、パーティーが行われていた。

ウェスブルックもパーティーに招き入れられたが、その最中、クーンズが2人の男性 (3人の内、どの2人かは不明) とそれぞれ寝室に行き、性行為に及んだ。

ウェスブルックはわざわざ自分がいる時に性行為に及んだ事に屈辱と怒りが込み上げる。

また、ウェスブルックは男性3人に嘲笑されたと感じた。

怒りが頂点に達してウェスブルックは、部屋を出ると自身のピックアップトラックに向かう。

そして、ライフルを取り出し再びクーンズのアパートに戻ると、1人1人撃っていった。

銃弾は5回行われ、わずか40秒以内であった。

撃たれた5人はそれぞれ至近距離で撃たれ、最後に撃たれたのがクーンズであった。

銃声を聞いた隣人が警察に通報し、アパートから出て苦るウェスブルックを見た。

ウェスブルックはライフルをトラックの中に置き、トラックの側に立ち、警察が来るのを待った。

警察が到着すると、ウェスブルックはその場で逮捕された。


1998年、ウェスブルックの裁判が始まるが、弁護士はウェスブルックのIQが低い事を理由に情状酌量を求めた。

だが、検察はウェスブルックは自分のした事が間違った事だと十分に理解しているの述べ、死刑を求刑した。


陪審はウェスブルックの行動は完全に責任があるとし、同年9月2日、死刑が言い渡された。


2016年3月9日、致死量の注射による死刑が執行された。

享年58歳。

ウェスブルックはIQが低かった為 (実際どれくらいだったかは不明) 、死刑判決が不適切だったと後に物議を醸した。



《殺人数》
5人

《犯行期間》
1997年11月12日



∽ 総評 ∽

元妻とたまたま家にいた4人 (1人はルームメイト) を射殺したウェスブルック。

ウェスブルックは元妻が男性と性行為に及んだ事に怒りと屈辱を受け犯行に及んだが、根底に元妻への寄りを戻したいという気持ちから暴走に至った。

ウェスブルックの犯行はとても許されないが、元妻にも多少問題があると言わざるを得ない。

おそらく、元妻はウェスブルックが自分の事にまだ未練が残っている事を知っていただろう。

もちろん、元妻は離婚しているので、何人もの色々な男性と関係を持っても何の問題もないが、わざわざ元夫のいる前で見せ付ける必要はない。

そんな相手の目の前で当て付けのように他の男性と性行為を行うというのは流石にやり過ぎだと思う。

ウェスブルックはIQが低い事を理由に死刑を反対されたが、アメリカでは法律上、IQ70以下の被告人には死刑判決を下してはいけないとされている。

それ自体理解に苦しむが、ただ、これまで何人か紹介してきた通り、IQ70以下の凶悪犯にも普通に死刑が宣告され執行されている。

ではそんな法律なくしてしまえばいいと思うのは私だけだろうか。