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オースティン・ハーラフ (アメリカ)
【1996 ~ 】



2016年8月15日、アメリカ・フロリダ州テケスタの私道で、男性がナイフで50代の夫妻ジョン・スティーブンス (59歳♂) とミシェル・ミシュコン (53歳♀) に襲い掛かる。

妻が悲鳴を上げた為、近くの住民ジェフリー・フィッシャー (♂) が止めに入った。

しかし、フィッシャーは男性の反撃に遭い切りつけられ負傷し、警察に通報した。

警官が現場に駆けつけると、男性は殺害したスティーブンスに馬乗りになり、顔面にかぶりついている最中であった。

警官はすぐに止めるよう警告するが、男性は尚も続けた為、警察犬を投入し、スタンガンを使用した。

その為、ようやく男性は止め、その場で逮捕されたが、逮捕される際、

「助けてくれ!何か悪い物を食べたんだ!」

と叫んだ。

スティーブンスは顔を食いちぎられており、ミシュコンは民家のガレージで滅多刺しにされた姿で発見された。

逮捕された男性は、オースティン・ハーラフ (1996年12月21日生まれ) といい、地元のフロリダ州立大学に通う19歳の学生である事が判明した。

ハーラフと夫妻に面識は一切なく、ただの無差別殺人事件とされるが、顔面に食らいつき食べたという異常性により全米を震撼させた。

これに非常に似た事件が、2012年に起きており、ルディ・ユージーンという男性がホームレスの男性に襲い掛かり顔面を食い千切るというものであった (奇しくも両者共フロリダ州) 。

ユージーンは「バスソルト」と呼ばれる危険ドラッグを使用していた事が指摘されたが、この学生に関しては不明であった。

ただ、何らかの薬物を使用していた可能性は高いとされた。


2017年8月、裁判で仮にハーラフに有罪判決が下されたとしても、犯行時の年齢を考慮され (犯行当時19歳) 、死刑にはならないとされている。


最後に逮捕される際、警官に
「何を食べたんだ」
と聞かれた際のハーラフの返答で終わりたいと思います。

「Humans (人間だ) 」

 

《殺人数》
2人


《犯行期間》
2016年8月15日




∽ 総評 ∽

突然夫妻に襲い掛かり、殺害後、夫の顔面を食べたハーラフ。

殺人自体は珍しい事はないが、ハーラフは殺害後に顔に喰らいつく異常振りであった。

これに非常に酷似した事件として、前述したルディ・ユージーンによる『マイアミゾンビ事件』がある。

ユージーンは「バスソルト」と呼ばれるドラッグを使用していたが、ハーラフが使用していたのかはわからない。

だが、もしユージーン同様使用していたとしたら、まさにゾンビのような事件と言え、ユージーンの事件同様非常に恐ろしい。