キャロリン・キング (アメリカ)
【1965 ~ 】
ブラッドリー・マーティン (アメリカ)
【1971 ~ 】
1993年9月15日、アメリカ・ペンシルベニア州レヴァノン郡で、キャロリン・アン・キングとブラッドリー・マーティンは、ガイ・グッドマン (74歳♂) の家に侵入する。
そして、マーティンが花瓶でグッドマンの頭を殴りつけた。
殴られた衝撃で倒れたグッドマンの顔にビニール袋を被せ、ダクトテープでぐるぐる巻きにした。
結局、グッドマンの死因は窒息死であった。
キングとマーティンはグッドマンのクレジットカード、小切手帳、車を盗み逃走した。
グッドマンの死体は10日後に発見された。
同年10月3日、キングとマーティンは、逃走先のノースダコタ州ビスマルクで、ドナ・メイ・マーツ (59歳♀) を誘拐する。
そして、ネバダ州の砂漠でマーツを撃って射殺した。
マーツ殺害後から2日後の5日、キングとマーティンは警察の追撃に遇い、アリゾナ州で逮捕された。
同年10月14日、ペンシルベニアの裁判所で、キングとマーティンは第一級殺人罪により有罪判決が下され、死刑が言い渡された。
キングとマーティンの弁護側は、判決を不服として控訴した。
キングとマーティンは嘆願書を提出した。
また、キングは子供の頃に親から性的虐待と家庭内暴力を受けていた被害者であり、その為、鬱病となり薬物に溺れてしまったとして、情状酌量を求めた。
2005年3月3日、ペンシルベニア州の裁判所で、キングは死刑から終身刑に変更された。
これは2度と控訴しないという条件をキングが呑んでの変更であった。
2010年8月3日、キングはネバダ州の裁判所で終身刑が言い渡された。
キングの捜査を担当した警官は、
「キャロリン・キングには死刑が相応しい」
と述べている。
2014年1月26日、マーティンは仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。
この判決にマーティンは不満を述べ憤りを露にしている。
《殺人数》
2人
《犯行期間》
1993年9月15日、同年10月3日
∽ 総評 ∽
強盗目的で2人を無惨に殺害したキングとマーティン。
カップルによる殺人というのはこれまで何組も紹介してきている通り、珍しいという事はない。
ただ、キングとマーティンが変わっているのは、キングが黒人でマーティンが白人という事だ。
これまで紹介してきた犯罪カップルはほとんどが白人同士か黒人同士であり、人種が異なるカップルでの犯行というのは珍しい。
2人がどのように出会い犯罪に至ったのか詳細がない為、わからないが、異常者同士意気投合したのだろう。
2人はグッドマン殺害後、小切手帳を奪っている事から元々グッドマンがお金持ちであった事を知っていた節がある。
ただ、マーツ殺害に関しては標的にした理由や何を盗んだのかという詳細がない。
キングもマーティンも死刑判決を不服として控訴し、終身刑に変更されてしまった。
それ自体納得いかないのにマーティンはその終身刑ですら不服に思っていた。
コメント
コメント一覧 (6)
それなら何故、犯罪を犯すのか!?と怒鳴りつけたい。
そしたら決まって鬼畜共は言うでしょう「社会が悪い!」・・・・・・死ぬべきですよ、こんな鬼畜共は。
他人の生命を躊躇無く奪うクセに自らの糞まみれの生命だけは失いたく無いと云う身勝手極まりない!
ノウノウと嘆願書や控訴する鬼畜共にも呆れますが、何ら酌量余地が無い鬼畜共を減刑する司法にも呆れを通り越して軽蔑対象ですよ。
凶悪犯罪は死刑!それも判決後、1ヶ月以内にスペシャルミールも無し!
通常犯罪は有期、更正しなかったら終身刑で環境や待遇を落とす。
最低限、これ位でないとアカンですよ。
減刑する価値がない奴に対して控訴を認める自体、変な話ですよ
私だったら遺族側の控訴を聴き、死刑判決を出した後で、二人の凶悪犯は別々の日に処刑し、別の凶悪犯たち5名ほども一緒に処刑する
死ぬべきですね。
生かしておいても空気の無駄です。
こういう人には冷淡なくせに自分の命には固執する鬼畜は私は一番嫌いですね。
私も刑務所の中をもっと過酷にすべきだと思います。
これだから犯罪者かつけあがるんですよ。
>無学者さん
クズですね。
私ももっと控訴のあり方を考えた方がいいと思います。
>名無しさん
控訴って被告にはなんのマイナスもない、だから皆やるんですよね。
デメリットがないなら誰だって取り敢えず控訴しますよ。
だから控訴するのはいいけど、そのかわり刑が重くなる可能性がある。
そうしたらバカの1つ覚えみたいに控訴しないでしょう。
いけないですね。