ナジム・ミヤン (インド)
【? ~ 】
2017年3月、インド北部ウッタル・プラデーシュ州アマリヤで衝撃な事件が起こる。
ナジム・ミヤンという男性が、7歳の少年モニスを殺害し、食べている所をミヤンの母親が発見したのだった。
母親は驚き、すくに警察に通報した。
駆けつけた警官はその陰惨な状況に驚嘆する。
警官は
「そこには首のない死体が床に横たわっていた。その切り取られていた首がすぐ横にあり、腕や足も切断されていた」
とその様子を語った。
また、腹部の皮膚は剥がされなくなっており、内臓が辺りに撒き散らされ、部屋中血まみれであった。
警察はミヤンが凶器に使ったとみられるナイフとシャベルを押収した。
しかし、警官がミヤンを警察署に連行しようと連れ去る時、激高した地元の住民によりミヤンは激しく殴られた。
その後、ミヤンを署内に連れて来た後も、何百人という群衆が警察署に押し寄せ、ミヤンの死刑を要求した。
殺害されたモニスは、8人兄弟の末っ子で、他の子供と外で遊んでいた所、ミヤンが
「お菓子を上げる」
と言って家の中にモニスを連れ込んだのだった。
モニスの父モド・ネーム・クレシは、
「彼はモンスターだ。捕まった時、彼の顔と手は血だらけだった」
と語った。
逮捕されたミヤンは薬物中毒者である事がわかった。
ただ、その割に近所の住民たちからは感じの良い好青年だと思われていた。
近所の女性によると
「彼は皆に挨拶もしたし、物腰が柔らかく穏やかな口調で話した。人と争う事もなく、彼の失礼な振る舞いを見た事がない」
と述べている。
ただ、プリシビット警察の警官によると、ミヤンがモニスを殺害する前に強姦したのではと考えていた。
ミヤンは裁判所に送られ、ミヤンは罪を認めた。
だが、警察はミヤンには他にも余罪があるとみて、今後、更なる捜査を行う予定である。
《殺人数》
1人
《犯行期間》
2017年3月
∽ 総評 ∽
少年を解体し、食べたミヤン。
カニバリズムを得意とする殺人鬼は多いが、大抵が繰り返し何度も行う。
だが、ミヤンは今のところ1人だけであり、何故、急に食人を行ったのか理由がわからない。
インドでは以前紹介した今年1月にパンジャーブ州ルディヤーナーで逮捕されたヴィケッシュ・クマールの事件が記憶に新しいが、インドでは食人事件がアジアの中ではかなり多い印象である。
ミヤンの裁判はこれから行われる予定であり、今後、余罪も含め色々わかってくると思われる。
コメント
コメント一覧 (8)
ロシアでは帝政時代から特に珍しくも無い事象だそうです。
理由は食糧難で特に食肉の確保が非常に困難だからで狩猟で獲ても役人に強奪されたり、暖房燃料代で消えてしまう。
肉食はビタミンDを摂取するのに重要で、摂取しても陽を浴びないと身体に吸収出来ない・・・・・・ビタミンDが欠乏するとアレルギーが発症し易くなり、人によっては狂暴になるそうです。
アフリカやインドには菜食主義者が多く、ビタミンD不足が著しいので関連があるかも知れません。
原人時代でも化石により頻繁にカリバニズムが行われていたらしいので何かしらのキッカケで発症するのかも!?
食人は治癒が不可能らしいので民衆がリンチさせたままで良かったのでは!?と感じます。
ロシアに食人鬼が多いのは環境が過酷なのが原因にありそうですね。
食人は仰る通り治る事はないですね。
食人に取り憑かれた者は何度も繰り返し途中で止めるという事はまずありません。
その為、さっさと処分すべきですね。
怖いですね。
近隣住民からすれば全く不気味でなかったのですから、こんな事件を犯したと知った時はさぞ驚いたでしょう。
更生はまず不可能でしょうね。
>菜奈さん
仰る通りですね。
インドならこのままなあなあになって終わりそうな気がします。
懲役10年以下も十分にあり得ますね。
>死刑反対論者さん
絶対数が多いので異常者の数が増えるのも当然とは言えますね。
欧米もこれまで紹介してきた通り猟奇的な殺人鬼は多いですが、アジアは何て言っていいかわかりませんが質が低いようか気がします。
掲載をお願いします。
その人物は知りませんでした。
今度調べてみます。