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ジェイ・チョウ (アメリカ)
【1943 ~ 2015】



2015年2月、アメリカ・ペンシルベニア州で1人の男性が逮捕される。

逮捕されたのは、ジェイ・J・チョウという医師であった。

チョウの容疑は強姦罪であった。

チョウは物理療法とリハビリテーション専門の医師であったが、チョウは患者に麻薬系の鎮痛剤オキシコドン等を処方した。

しかし、これはチョウの計算であり、患者の女性に中毒性の高い薬を処方し、薬によって女性は薬物依存となってしまう。

そして、チョウは薬を処方してほしければ、自分と性行為を行うよう強要した。

すでに薬物中毒となっていた女性たちは渋々このチョウの要求に応え、行為に及んだ。

実は2010年と2014年5月に、患者2人がチョウに強姦されたとして警察に訴えていた。

警察は捜査を進めると、最低でも12人の患者が被害にあっていた事がわかった。

チョウは強姦罪と強制猥褻罪で起訴された。


同年11月、チョウは裁判を控えた1週間前に死去する。


最後に薬物漬けにされた患者に言ったチョウの言葉で終わりたいと思います。

「薬が欲しいか?」



《殺人数》
0人 (強姦被害最低12人以上)


《犯行期間》
? ~ 2015年




∽ 総評 ∽

患者に中毒性の高い薬をあえて処方し、薬を処方して欲しいなら行為に及ぶよう脅したチョウ。

チョウは逮捕された時、71歳であり、これほどの高齢となっても性欲が衰える事がなかった。

医者という立場を最大限に悪用し、薬漬けにしてから脅すという医者の片隅にもおけない鬼畜の所業であった。

日本は1度医師免許を取得すると、生涯持ち続ける事が出来、余程の事がない限り剥奪される事はない。

しかし、アメリカでは数年に1度、医師免許を更新しなければならず、それに不合格となると免許を剥奪されてしまう。

また、日本は医者が犯罪を犯しても医師免許は剥奪される事は滅多にないが、アメリカでは医療とは関係ない事件を犯した場合でも簡単に剥奪される事がある。

そんな日本より厳しいアメリカにおいて70過ぎまで現役医師として働いてこれたので、チョウはそれなりに優秀な医師ではあったはずだ。

チョウは殺人は行っていないので、殺人医者がではないが、やってる事は殺人よりある意味鬼畜である。