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ギリェルモ・アルバレス (アルゼンチン)
【1978 ~ 】



ギリェルモ・アントニオ・アルバレスは、1978年3月21日、アルゼンチンで生まれた。

アルバレスの家庭は特に問題のない普通の家庭であった。


しかし、アルバレスが思春期を迎えると、両親は離婚してしまう。


アルバレス18歳の時、アルバレスの2人の弟が逮捕される (詳細不明) 。

弟の1人は聴覚障害者であった。


1996年7月27日深夜、アルバレスは強盗目的でビジネスマンのバーナード・ロイティギー (♂) をショットガンで射殺する。

そして、この銃撃で駆けつけた連邦警察官フェルナンド・アギーレ (♂) を射殺。

最後に学生のマリア・アンドレア・カーボールイード (24歳♀) を射殺する。

銃撃は実に6時間に渡って行われ、翌日28日の朝にまで及んだ。


同年8月1日、逮捕されたアルバレスは、1998年、懲役25年が言い渡された。


同年11月、アルバレスは刑務所内にある病棟で、受刑者のエルビオ・アランダ (♂) と争い、殺害する。


1999年10月28日、アランダ殺害でアルバレスには終身刑が言い渡された。

しかし、別の裁判官が、終身刑の判決に対し、
「法律では25年の刑を超える事は出来ない」
と終身刑は違憲だと述べた。


これを受けて、2000年、アルバレスは懲役18年に変更された。


2015年12月20日、アルバレスは釈放された。


2016年3月23日、アルバレスはコロンビアで6万ドル (約600万円) を盗んだ罪で逮捕され、起訴されている。


最後に犯罪について語ったアルバレスの言葉で終わりたいと思います。

「私は盗む。窃盗は私を惹き付けて誘惑する。それは最も美しい花嫁を持つようなものだ」



《殺人数》
4人
(他強盗や窃盗多数)

《犯行期間》
1996年7月27日~1998年11月




∽ 総評 ∽

3人を射殺し、その後、刑務所で囚人を殺害したアルバレス。

アルバレスは18歳で銃撃事件を起こしているが、銃乱射大国アメリカの事を考えれば年齢や事件の内容については珍しいという事はない。

しかし、詳細がない事もあるが、アルバレスがこのような凶行に出た理由がいまいちわからない。

ただ、両親が離婚した事、弟2人が逮捕されている事、その内1人が聴覚障害だった事にその理由が隠されているような気がする。

前にも言ったが「25年を超える刑を執行する事は出来ない」と法律にあるのに、何故、終身刑が存在するのか?

おそらく仮釈放の可能性があればいいとかそういった理由なのだろうが、では終身刑など作らなければいいと思う。

イギリスがEUを脱退し、国民に「EU脱退後に期待すること」というアンケートを取った所、堂々の1位が「死刑の復活」だったそうだ。

もちろん、投票した大多数の人々が、被害者や遺族ではないだろう。

そんな人達が、凶悪な犯罪で他人が無惨に殺されたという事件を知った時「犯罪者を許せない」と死刑を望むのだ。

それほど、死刑というのは人間社会には必要不可欠なのだ。

アルバレスは減刑され釈放された後、すぐに犯罪を犯しているが、10何年に及ぶ刑務所での生活で更生など微塵もしていなかった事がわかる。

更生など考えず、さっさと処刑してしまえばこんな事にはならず、終身刑を違憲として訴えた裁判官はこの再犯を知って何を思っただろうか? (おそらく何も感じていないだろうが)